FTT城は今日もにぎやか8(日常編)




(ピカ姫様の側近マリモさん作)


ヒトミ「アタシがね・・・ここに来た理由は・・・」

マリモ「う、うん・・・」
2人は顔を赤くして・・なかなか目をあわすことが出来ない

ヒトミ「ダーリンのお嫁さんにして欲しくて・・・・」

マリモ「ふ〜ん・・・・オレの嫁さんに・・・・・・えっ!!!」

ヒトミの一言で目が点になったマリモ一方外で聞いている野次馬どもは・・・
壬「・・・・・・お、オイ、み、みみみんな・・・聞いたか・・」(声が震えてい
る)

トクジ「おう!バッチリ!」

モノ「にゃ〜!側近ちゃんが彼女に逆プロポーズを受けたにゃ!」

ピカ姫「ねぇ、ねぇ、プロポーズってなぁに?」

クレ王子「結婚しようっていうことだよ!ピカ。」

ピカ姫「ふぅ〜ん、じゃぁなんで(逆)ってつくの?」

モノ「普通、プロポーズは男性から女性にするものにゃ!」

トクジ「さぁ、アイツはどう返事するのかなぁ〜」
野次馬どもまで顔を真っ赤にしている。

マリモ「え?まさか・・・オレと結婚するためにここに来たの?」

ヒトミ「うん!そうよ!そうじゃなきゃわざわざ長旅してこないもん!」

マリモ「う、うんそうだよね!」

ヒトミ「アタシ・・・ダーリンの傍にず〜っと一緒に居たくて・・押しかけてきち
ゃた・・・エヘ」

トクジ「アイツ・・・動揺してやがる・・・」

壬「なぁ、さっきから気になってたんだけど・・・」

トクジ「あ?なんだ?」

壬「天流の能力の1つである透視ビジョン能力なんか使うから・・・」

トクジ「使うから?」

壬「城の者全員来ちゃったじゃんか!」

トクジ「え?・・・うっわ〜やっちまった〜」(大声)

マリモ「?」

ヒトミ「どうしたの?」

マリモ「ちゃっと待ってて・・・外に誰かいるみたい・・・」

ヒトミ「え?そうなの?」

マリモ「見てくるよ!」
ガチャ・・とマリモが自室の扉を開けるとそこには城の者ほぼ全員が集まっていた

マリモ「!!!!!」

ヒトミ「どうしたの?」
ヒトミも扉の前までやってくる

ヒトミ「あら、トクジさんにイッパイ人が集まってる・・・」
気まずい空気が流れ出す

そして、それを打ち払おうとトクジが話し出す。
トクジ「ま、マリモ!結婚おめでとう!」

壬「うらやましいぜ!彼女がお嫁さんにしてって押しかけてくるなんてよ!」

モノ「側近ちゃんにお似合いの奥様にゃ!」

マリモ「え、え?え?」

ヒトミ「・・・・聞かれてたみたいね・・・ダーリン!」

ウィーニー「ダーリンかぁ・・お熱いねぇ〜」

ONEMAN「男なら腹くくって、結婚するんだな!マリモ殿!」

トクジ「ライチュウ王に報告せねば!」

ピカ姫「ハァ〜イ!ワタシがいってきまぁ〜す!」

クレ王子「行ってこい!側近部隊隊長マリモがご結婚されると!」

ピカ姫「ハァ〜イ!」
ピカ姫は元気よく王と王妃の下に走っていった・・・

マリモ「あ、姫様〜」

フロート「まぁまぁ、落ち着いてくださいな!側近殿。結婚式のお食事は豪華な物
を作りますから!」

マリモ「だからぁ〜」

シン「隊長!顔が赤いですよ!」

勇馬「マリモ隊長、奥様を幸せにしないとダメですよ!」

ヒトミ「アタシはダーリンの傍に入れるだけで十分シ・ア・ワ・セ!」

サスケ「マリモ殿、また顔が赤くなってるでござる。」

ジェニファー「オウ!ウェディングですね!」

そうこうしていると、ピカ姫が王と王妃を連れて来た
ピカ姫「連れてきたよ!」

ライチュウ王「ピカから聞いたぞ!結婚するんだってな!マリモ側近部隊隊長!」

ハピナス王妃「結婚パーティはFTT城をあげての盛大なものにしましょうね」

ライチュウ王「ああ!何しろ、マリモはこのFTT城になくてはならない人物!」

クレ王子「さぁ、準備に取り掛からないとね!そうだ!城下の者も参加できるよう
にしよう!」

ライチュウ王「それに、ジパングにいるご家族もお呼びせねばな!」

ハピナス王妃「トクジ、マリモと奥様のウェディングドレスと燕尾服を側近部隊や
専門の職人を集めて準備しなさい!」

トクジ「はっ!かしこまりました!行くぞ!」

勇馬&シン「ハッ!」
トクジは側近部隊を連れてその場を後にした

マリモ「あ、あのぉ〜オレは・・・・」

ライチュウ王「何を言っておる!今回の主役はお前じゃ!そうだ、冠婚葬祭の報酬
を用意せねば!」

クレ王子「お父様!それにマリモは側近部隊の隊長です!部隊長は結婚の際、家を
与えることになっているはず・・・」

ライチュウ王「おお!そうじゃった!マリモよ、ワタシはお前に新居を与える!城
内でも城下でも好きな場所を選ぶが良いぞ!」

マリモ「・・・・城下でおねがいします。」

ライチュウ王「そうか!して城下のどこがいいのじゃ?」

マリモ「・・・ワタシは側近部隊、姫様担当の隊長です。できれば・・・城から近
くて、でも休みの日はゆっくりと落ち着いていられる場所がいいです。」

ハピナス王妃「だとすると・・・城から少し歩いた所ね。・・・」

ライチュウ王「よし、クレ、建設部隊を集めてマリモの新居を作るように言ってく
るのだ!」

クレ王子「はい!」

ライチュウ王「さてと、マリモよ、お前はワシとこっちに来るのだ!着替えをせねば
な!」

ハピナス王妃「では、あなたはワタシといらっしゃい」

ライチュウ王「フロートは披露宴の料理を作ってくれ!他の部隊は結婚式等の準備にか
かれ!」

こうして、マリモは王に・ヒトミは王妃に連れられ着替える事になった。
しかも、普通なら王族の結婚でないとここまでしないだろうと思う豪勢な食事まで作ら
れ、FTT城及び城下で盛大な結婚パーティが行われる事になった・・・・

(壬正さん作)

〜壬の部屋〜

壬「お〜い!仁、マリモが、結婚するそうだぜェ〜」
仁「えっ!嘘っ!おめでたいネ〜」
壬「まったく、うらやましいぜェ〜。まさか、彼女が、押しかけてきてプロポーズ
するなんてなァ〜」
仁「お前には、私が居るじゃないか・・・」(小声で・・・)
壬「何?なんか、言った?」
仁「いや、何にも・・・」←(女です。仁は。)
壬「よし、側近室に、いってくるか?」

〜マリモの部屋〜

仁「マリモさァ〜ん、結婚オメデトウ!」
マリモ「どうも・・・」
マリモの、顔が真っ赤だった。
壬「でかい声で、叫ぶな!」
トクジ「はいはい、お二人さん。あっち行っててくれ〜。あァ、そうそう、音楽隊
の、手配宜しく〜」
壬&仁「了解〜」


マリモと、ヒトミの結婚まで、あと、1日。

(黒逝 かぐらさん作)

結婚?ああ、側近サン結婚すんの。
へぇ、結婚・・・ねぇ。逆プロポーズですか。へぇ。

こりゃ、もう・・・


かぐら
「潰すしかないやろ!!!」


 * * * 


 あー、あったあった。昔の浴衣と、鎌。うわ、今の鎌よりデケェじゃん。気持ち
悪ィなー。痛そうなんですが。
 じゃ、もう一個武器仕入れて来ようかな、魔剣とか流行ってるし。・・・でも面倒
だからやーめた。


モノクロッド
「かぐタン、何やってんのー?側近ちゃんの結婚式前日なのに」

かぐら
「いやー、こう言う空気をぶち壊すキャラですので」

モノクロッド
「は・・・?まさか・・・・・」


 モノタソの目に光が走る。
 矢部、バレたかも。バレたらヤバイ人物ベスト3にランクインしてるモノタソに
バレたかも。


モノクロッド
「つまみ食い!?・・・それなら手伝うぞ、黒逝会長!!」

かぐら
「あ、まあ、そん、な、トコ・・・よし!目指すが先はニクマンマンコーナー!!!」

モノクロッド
「イエッサー!」


 ビシッと敬礼まで決めて下さいました。
 バレてないなら幸いです。塚、モノタソの趣味ってつまみ食いだったしね。ニクマン
マン普及委員会会長の地位が、ここになって艶やかに発揮されました。


 でも私、腹いっぱいなんだけどなー。
 ま、いっか。ブッツケ本番でも殺し屋復帰は出来るし、もしも何かあったときは
死ねばいいし。




>>>
マリモさnが結婚するからいけないんだっ!!(ぁ

(壬正さん作)

〜廊下〜

壬「手配は終了と・・・後は、ふらついてるとしようか・・・」
微妙な軌跡を描きながら、歩いていると、見覚えのある、人物が現れた・・・

親父「また、きたんじゃが、今度の用は、結婚式を、見に来た。マリモ君の。」

壬「またきやがったな!」

〜謁見の間〜

仁「つまみ食いしてる人は、居ないと・・・料理長に、頼まれたからねェ〜断空さ
ん。」

断空「そうですね。多分、教育長当たりが、つまみ食いのチャンスを、狙ってるは
ずですから、注意して下さいよ。」

仁「了解〜」

モノクロッド「何で、解ったにゃ〜?」

普段の行動を見ていれば解ることである・・・

壁が、二つ・・・
 
(ピカ姫様の側近マリモさん作)

〜結婚式前日の夜、マリモの自室〜

マリモ「ふぅ〜・・・明日はいよいよ結婚式かぁ・・・でもなぁ・・・」
マリモはまだ戸惑いがあった・・・

トクジ「天流の儀式のことか?」
トクジが部屋に入ってきて話しかけてきた

マリモ「ああ、天流の儀式・・・天流継承者は結婚の際、秘伝の書を継承するって
儀式だが・・・」

壬「天流の儀式って秘伝書を継承するだけなんだろ?」
壬と親父も部屋にやってきた

親父「違うのだよ!天流の儀式、それは・・・天流の守り神とされている龍が与え
る試練を突破し、胸に刻印を押すと言う儀式・・・この2つの試練を乗り越えてこ
そ、真の後継者と認められ自分の家系の秘伝書を手にすることが出来るのじゃ!」
そう言って親父は自分の胸にある天妖流の刻印をみせた・・・

壬「これが・・・天流の刻印だったのか・・・オレは今までアザだとばかり・・」

トクジ「試練は過酷なものばかり・・・試練に耐えられるだけの能力と戦闘力が要
求される・・・」

マリモ「オレの戦闘力や能力なら大丈夫だと思うのだが・・・」
そう言うと顔をうつむけてしまう・・

壬「なにか、心配事・・・?」

マリモ「あ、ああ・・・」

マリモは黙ったままだった・・・


(ピカ姫様の側近マリモさん作)

トクジ「でもさ、儀式を済まさないと・・・」
トクジが言う・・

???「そうじゃ、儀式を済まさなければ天星流、真の風の後継者として認めるわ
けにはイカン!」
何者のかの声がどこからか聞こえてきた

トクジ「こ、この声は・・・??」

マリモ「と、父さん!!」

親父「・・・ダン!・・・」

壬「親父!この声が誰なのか解るのか!?」

親父「ああ!天星流風の家系の中でも天流全体の中でも1,2を争うほどの天才!
それが・・・ダン!」

すると、突然風が吹き、それが止むと人影が1人増えていた・・・

マリモ「あ、ああ・・・」
マリモは全身が震えていた

トクジ「ま、マリモ・・・」
トクジはマリモが震える理由を知っているようだ

ダン「マリモ!!!」

マリモ「は、ハイッ!」
マリモはダンの声と同時にイスから立ち上がった!

親父「ダン、久しぶりだな!」

ダン「ん?ああ!お前は天妖の・・・ガイ・・・」

壬「お、親父の名前を知ってるのか?」

ガイ「壬!私とダン、そしてトクジの親はその昔、天流の中でも優秀な能力者だけ
に許される特別な称号、コスモレンジャーのメンバーだったのだ・・・」

壬「ハァ?コスモレンジャー?戦隊みたいな名前だな・・・」

ダン「懐かしいなぁ・・その称号・・・」

トクジ「え、あの〜・・・」

ダン「お!トクジ君か!大きくたくましくなって!」

トクジ「いえ、マリモと一緒に子どもの頃から修行しているおかげです・・」
トクジは少し謙虚になっていた・・

マリモ「父さん!一体なんのようだよ!」

ダン「当たり前だろ!お前の結婚式を見に来たのだよ!」

マリモ「だったら、どうしてここに来るんだよ!」

ダン「モチロン、式を挙げる前にお前には天流の儀式を行ってもらい、真の天星流
の後継者になってもらうからだ!」

(鮮血少女 モノクロッドさん作)

〔 厨房 〕

夜中の12時。
誰一人居ない暗闇に乗じて、摘み食い魔王が降臨する。


かぐら
「…で、モノタン。摘み食いはいいけどさ…
 それは幾らなんでも・・・」

モノ
「ケーキですけど何か?」


目の前にあるのは他のケーキと格が違う豪華さと大きさ・・・
その名も『ウェディングケーキ』!!

ケコーンした2人の最初の共同作業となる”ケーキ入刀”を行う
語る必要も無い、超重要なデザート。


それを現在進行形で喰ってる教育長。

モノ
「いやー 甘いものを食べると頭の回転が速くなるって聞いたけどサー
 ぜーんぜん早くナンネ。 いつもどーり60度くらいしか回んないネ」

かぐら
「ねー モノターン。。。 やめよーよー。。。
 大体、頭の回転が速くなるってのは
 首がより多く回せるようになるのと違いますからね。」

モノ
「嫌だなァ かぐタンw じょーだんですよじょーだん♪
 あー ウメー 帰りたいなら一人で帰ればいいじゃん♪
 …チクッたら閻魔相手に訴訟起こして、二度と現世に蘇れネーようにするけどな」

うわー んな事できるわけねーじゃん
・・・いや待てよ? そう言えば霊魂街からよく通販で買い物してるよなこの人…

もしかして出来んの!? マジで!? これが民主主義!?
・・・あ、ここは王政デスケドね。。。

かぐら
「帰ろっかな… ・・・・って アレ待てよ?」

結婚式をブチコワスには、これってベストアイディアじゃね?
式を壊して、満腹になって・・・ ヤベッ! これはヤベェ! 一石二鳥じゃん!
いや、一食二壊じゃん!


かぐら
「モノタァァァーーーン!!! 私にも食わせたもれぇぇええええ!!!」

モノ
「んじゃあ、アータ飛べるんだからてっぺんから喰いなさい。
 しっかし喰っても喰っても無くなんねーな このケーキ。
 夢のようだにゃぁぁぁあああああ!!」

ONEMAN
「てめぇら何やってんだ!!」

モノ
「・・・やべっ」

ONEMAN
「・・・見にきて正解だったな…
 しっかしまぁ よくも2人でここまで食ったもんだな?」

かぐら
「いやいやいやいや! これ全部モノタンですからぁぁああああああ
 二人のせいにされても困るよ? 困っちゃうよ? ウン」

ONEMAN
「・・・ケーキ頬張りながら言われても説得力は皆無なんだが」

モノ
「それはそうと、兵士長って一人?」

ONEMAN
「一人だが?」

モノ
「・・・・ふーん」

と、いきなり振り返ってかぐらと密談。
コソコソと何やら相談している。


兵士長が話しかけても全くスルー

何やらかぐらが頷いたりしている。

そして、かぐらがモノにつかまった瞬間。


モノ
「奥義! 空波爆炎だぁぁぁーーーん!!!」


爆炎や光等の派手なエフェクトを纏いながら天井に向かって突撃。
壁を破壊して見事にエスケープ。

去り際に一言。

モノ
「罪はお前が被ってくれーーーーー」

かぐら
「サンキュー へいしちょさん!
 私達の為にイケニエになってくれるたぁスゲーよアンタ!」

ONEMAN
「何ぃぃぃぃーーーーーーーーー」



だがしかし、皆がどちらを信じるかは、まるで話が別。
皆がどっちを信じたかは、2人の普段の行いを見ても、言うまでも無い。


ちなみにケーキは教育長が『自腹で』霊魂街から新しく買ったらしい。

(壬正 さん作)

〜FTT城中庭〜

壬「試練ねェ〜。なんだろうか・・・じゃあ、俺はあっちでやってるから、マリモ
は、あっちでやってくれ」
マリモ「あァ、任せておけ。」

〜壬の試練〜

壬「試練か・・・親父の試練はどうだった?」

ガイ「何。たいしたことは無い。自分の持ち霊になる奴と戦って勝てばいいだけ
だ。それじゃあ、始めるぞ!」

???「われわれを呼ぶのは貴様らか・・・いい度胸だ、殺してやる・・・」
???「クックック兄貴は、気が早いんだよ。ゆっくり、殺ろうじゃないか・・・」

壬「あんたら、誰!?」

白銀「我が名は、白銀。ジパングでは、大逆人として、死んだ・・・」
黄金「我が名は、黄金。ジパングでは、暗殺された・・・」

壬「まさかと、思うけど、あんた等は、もしかして、俺の、持ち霊になるのか
い?」
黄金&白銀「貴公が呼んだであろうが!もう、いいはじめるぞ!」

壬「待て・・・魔眼・・・開!」
紫電魔眼が、開かれた・・・
壬「じゃ、始めるかァ〜」

親父「あいつ等か、、、初代の、持ち霊より強いだろうな・・・」


(リフア(元シーアイス)さん作)

これは、マリモの結婚日一日前の、ある正午の出来事である。それは城下町の、ある広場
の出来事だった。

「いい天気だなあ。お絵かき日和だよ」

一人の少年が、ゆっくり歩きながら言った。左手にはバッグがあり、中にはパレット、絵
の具、鉛筆、筆、消しゴム、スケッチブック等、絵に欠かせない者ばかり入っていた。少
年の髪はあまり長くなく、レモンのように綺麗な黄色をしていた。髪だけじゃなく目も黄
色で、身長は普通くらいだった。

「こんな日は、何か楽しいことが起こるといいんだけどなあ。虫たちも、みんな喜んでい
るし」

そういうと少年は、近くの草に止まってる、小さなてんとう虫に手を差し出した。てんと
う虫はそれを嫌がらなかった。

「可愛いなあ、君は」

そのとき、少年はハッと思いついたように手を叩くと、スケッチブックと絵の具と筆を取
りだし、そのてんとう虫と草を描き始めた。少年は、夢中になって絵を描いていた。その
絵は、まだ途中だというのに、素晴らしい光を発している気がした・・・・・・。

「お願いだから、動かないでね。描けないから」

不思議なことに、てんとう虫は自分から、動こうとはしなかった。まるで、描いてもらう
ことを望んでいるかのように。

「よし!出来たよ!」

少年は、描き終わった絵をてんとう虫の方に向けた。てんとう虫は、その絵の方を長い間
見つめていた。そして、羽を広げ、青い空へ向かって羽ばたいていった。

「ありがとう。お陰で作品が増えたよ!」

少年は青空に向かって叫んだ。そして、道具を片づけ、歩き出した。しかしこのとき、少
年はポケットから、小さな紙を落としたことに気がつかなかった。

『気楽な絵描き パレット』

小さな紙は風に乗り、少年とは別の方向に飛んでいき、草原の上を飛んでいった。ずっと
ずっと、遠くまで・・・・・・・・。





新キャラ書いてしまいました。w まあ頑張ろうかなw

(鮮血少女 モノクロッドさん作)

FTT城・番外編〔 真夜中の会談1 〕

前編


〔 FTT城・幾夜の間 〕

時間:???

ここは、FTT城のどこか
時間軸が存在しない場所。イレギュラーな空間。
誰もが知らず、誰もが知っている。そんな部屋。

何で集まったかは覚えていない。
何で居るのかも覚えていない。

今が何時なのか?
「今が夜」それ以外を知る人は誰も居ない。

「今が夜」それ以上を考えないし、考えない。
誰もがイレギュラーをイレギュラーと認知できない。

認知する事の無い。夢の中のような世界。

それがFTT城・幾夜(いくよ)の間


一同
「さーいしょーはグー! ジャーンケーン…」

「ポンッ!」


ONEMAN
「って何でこんだけ居るのに一発で負けんだよ!」

ルーズディア
「お前の頭が他と違うんだろ?」

SNOW
「良かったね、天才で。」


最初から何故か知っているルールは一つ。


暴露ショー。


ジャンケンに負けた人物が、長生きのモノクロッドに過去を暴露される
恐るべきコーナー。

その為だけに存在する。それが幾夜の間。


「はいはーい んじゃ暴露しちゃうよ〜ん♪」

「あー マジ最悪だ・・・」

ピカ姫
「早く聞きたい〜♪」

YANAGI
「焦っても早くは始まらないよw」

リフア
「しつもーん! 質問して宜しいですか!」

「にゃ? なによリフアちゃん?」

「僕は宝珠を探す為に旅に出たハズなんですけど!」

アルティマーラ
「貴方はいつも忙しそうね。偶には休養も必要ですよ?」

「ひ、姫!?」

ヨシュア
「あー もう良えやん! そんな些細な事気にしてたらハゲるっちゅーねん!」

「リフア!気にしちゃいけません! ハゲた貴方は見たくないです!」

「ハゲるわけ無いでしょうに! 姫も騙されないで!」

YANAGI(邪)
「そんな事はいいからさっさと話してくれないか?
 私は忙しいんだが・・・」

「はいはーい んじゃー話まーす」

(ピカ姫様の側近マリモさん作)

〜マリモの試練〜
マリモ「ハァ・・・とうとう、試練をしなくちゃならないのか・・・」

トクジ「何を言ってるんだ!お前ならできる!」
マリモを勇気付けるが根拠はまったくない。

ダン「お前の試練は風神龍を倒し守護龍とすること!」

マリモ「倒すだけが、能力じゃないんだけど・・・・」

ダン「試練の突破方法はいろいろある。お前なりの突破方法を見つけろ!」

トクジ「ガンバレ!」

マリモ「ああ、やるしかないからな!結婚もするんだし・・・逃げないぞ!」

ダン「じゃ、ゲートを開く!」

マリモ「うん!」

ダン&マリモ「風を司る龍よ、我の前にその姿を現せ!我に試練の道を開きたまえ
〜」
マリモとダンが祈りながら呪文の言うとマリモの前に空間の歪が出来た

マリモ「・・・じゃ、行ってくるよ・・・」

トクジ「成功させてこいよ!」

ダン「お前なら出来る!オレの子なんだ!自信を持ち、そして己を信じるのだ!」

マリモ「うん!わかってる!」
こうして、マリモは試練を受けに行った・・・

トクジ「さてと、オレも試練を受けるとするか!」
 
ダン「お前も受けるのか?」

トクジ「ええ、壬もマリモも受けているんですし、いい機会ですよ!」

ダン「それもそうだが・・・」


(鮮血少女 モノクロッドさん作)

FTT城・番外編〔 真夜中の会談1 〕

前編の続き 後編じゃないよー(ぉ


「えーとー 何処から話したもんかにゃー」

「兵士長の生まれはもちろんFTT。
 兵士長の家系は、もともとメチャクチャ偉い貴族だったんだよネ」

たかのっち
「そう言えばそんな事、書いてあったね」

ライチュウ
「ほう… どこにだね?」

たかのっち
「知りませんよ。どっかです。」

マリモ
「参謀殿!王に対して失礼ですぞ!」

「五月蝿いヤローは、恥かしい過去のみを暴露するにゃ」


・・・・・・・・・・・・・沈黙。

「んじゃあ再開するにゃ」

「まー そんな恵まれた環境に育ったONEMANは、才能ってのも凄くてね
 中学辺りから、既に大人の兵士を簡単に打ち負かすくらいの実力者だったから…
 兵士長の位も彼しか継ぐ者は居ないって事になってたんだよネ」

一同
「お〜」

ONEMAN
「て、照れるから止めろっつーの!」

「んー まぁ兵士長ってのは、当然。誰でもなれるもんじゃない。
 ONEMANの前に兵士長だった 先代も文武両道のスゲー人物だったんだな」

「並みの人じゃ兵士長にはなれない」

「単純に強さだけが必須事項! ・・・って言うなら
 ONEMANより、ヨシュアの方が強いしね。」

ショウスバメ
「あんな事言われとるよ」

ヨシュア
「じゃーかしい! お前はROMっとれ!」

「んーんーんー(猿ぐつわktkr)」

「例えばヨシャー君が能力的に SS・B・B・B・Bだとする。」

「ONEMANは A・A・A・A・Aって感じだネ
 全部が人並み以上。卓越してんだよネ。」

「どんな相手にもただ負けたりはしない
 地の利を生かして、勝てない相手にも勝つ。 それがONEMAN」

「小学の時から既にONEMANに勝てる人物なんて数えるほどだったんだよな」

「その数える程のONEMANに勝てる人間も、
 ONEMANが中学校へ入学し、更に実力を上げた事で
 ONEMANに太刀打ちできる人間なんて殆どいなかったんだな」

レナス
「お前って凄いやつなんだな?凡人以下だと思っていたが」

ONEMAN
「だからお前は、兵士長を馬鹿にし過ぎだっつーの!」

「でもネー 昔のONEMANはと〜にかく、無気力だったのネ。」

ウィンディア
「教育長みたいにか?」

「私は真面目ですお〜(*^ω^*)」

一同
「(ウザッ・・・)」

「まぁ 無気力ってのも当然だったかも知れないにゃ
 勉強なんかしなくても学年トップだしー 喧嘩でも自分に勝てる人間なんて
 いないんだもんネ。」

「褒められるのが当然。 尊敬されるのが当然。
 ・・・ルックスもバツグンだしネ」

「まぁ 所謂、完璧超人ってやつだにゃ」

一同
「おお〜〜〜〜」

ルーズディア
「うんうん… 君は凄かった」

ONEMAN
「な、先生まで褒めんなよ!」

「でも、ONEMANは一人だけどうしても勝てない人間がいる。
 …先代の兵士長だにゃ」

「先代も天才中の天才だったし 努力も惜しまない人物だったからネェ〜
 ま、天才のONEMANにも分が悪かったんだよネ」

「・・・で、FTTの兵士長試験は、他の国とちょっと変わっててネ」

「まず、筆記試験。こりゃーONEMANにはラクショーなのよね
 問題はもう一つ。兵士長との試合。」

「何度挑んでもいい。相手の兵士長を打ち負かせば勝ちにゃ。」

「例えば、50〜60試合連続で申し込んで、体力勝負!!
 とか言うのもアリなんだよネ。まー 男臭い戦いですにゃ。」

「大概、先代の兵士長に、簡単に勝てる人間なんて居やしない。
 何十試合、何百試合と申し込んで 偶然生まれる隙・・・ 奇跡。
 それが起こるまで只管、戦い続ける。」

「ONEMANにもそれは言える事でね・・・
 例え、ONEMANがスペシャルな存在だったとしても
 相手もスペシャルだったんだにゃ。当然にゃ。
 努力を惜しまない天才ほど、スゲー相手は居ないからネ」

「ちなみに、兵士長試験ってのはFTTの名物みたいなもんでネ。
 5日間、ぶっ通しで戦い続けたって記録もあるようなガチンコ勝負なのにゃ。」

「広場で執り行われ、国中の人が証人。」

「兵士長試験となったら国中… いや、兵士長試験を見るためだけに
 FTTに来る人も居たりとかネ。寝ずに見る人だって居る。」

「なんでこんな方法かって言うと…
 それは参謀!てめーのアイディアだったよな?」

たかのっち
「あー そう言えばそーだったネ
 国民の前で何日間もぶっ通しで戦い続ける挑戦者。
 それをハエを払うように何度も打ちふせる、兵士長。
 それでも、立ち向かう挑戦者。手にする勝利。
 そりゃー 国民からの支持も得られるってもんだ♪」

「国民全体が認める。勇気と根性がある兵士…
 国民から受ける、羨望の眼差しや『この人になら国を預けられる』って言う
 安心感。信頼。 そんなモンが国民に芽生えるのにゃ。」

「2日目くらいになったら応援なんて凄いもんでネ。
 皆、声が枯れるまで応援し続けるワケなのよ
 で、勝った瞬間。国民が押し寄せて胴上げ。そりゃー感動的な光景さ」

「新しく兵士長になる人間ってのは国民から絶大な支持を得るのよネ」

「だがしかし!! 当時のONEMANは最高にやる気の無いガキだった!」

一同
「な、ナンダッテー!!!」

FTT城・番外編〔 真夜中の会談1 〕

後編。

「当時のONEMANは、こんな風に語ってるのにゃ。」

『はぁ? 兵士長試験? アホじゃね?
 あーんな筋肉ジジイに勝てるワケねーじゃんってかさー
 スタミナでも負けてるっぽいし。』

『だいたい、2〜3日もギャラリーが居る中で戦えっかよ、もうね
 アホかと。馬鹿かと。』

一同
「(うっわーーーー)」

ONEMAN
「そんな目で見るなぁぁぁーーーー!!!」

「まるで私のような性格だったにゃ」

ONEMAN
「あー もう! 何で俺はジャンケンに負けたんだぁぁーーー!!
 削除したい! この記録を削除してぇーーー!!」

一同
「自分じゃなくてよかった・・・」

「そんな所で登場するのが ハイ誰ですか?
 王子様だにゃ」

かぐら
「何で王子でてくんのさ?」

「ONEMANの唯一の親友だったからね」

ゼロワン
「以外ですね。」

ONEMAN
「どうせ俺は不釣合いだよ!バーカ!!」

臥龍
「(兵士長殿も、すっかり卑屈になったな…)」

「まー 2人ともエリャー貴族だで友達だったんだぎゃー
 どっちも良くできた人間だったからねー ・・・性格以外」

ONEMAN
「ちょwwwwwwwwwテメェにだけは言われたくねーよwwwww」

「クレさんも内心、ONEMANの事を気に病んでいてネ〜
 『友として、2人で国を守っていきたい。』ってのがあったんだわ」

「夢・・・ みたいなもんかな」

「自分は、将来 有無を言わさず国王になる。
 それだけの器はあるし 自分もそれを望んでる。・・・ケド
 王様ってのは、孤独な職業でネ… 家族以外には・・・
 いや、家族にも本当の心は開けないもんなのよネ」

クレ王子
「・・・・・・」

「だからこそ、兵士長となるに値するONEMANの存在はたまらなく嬉しいんだな
 家族には言えない事も、ダチにだったらガチで相談できる!…ってのあるし」

「少なくともONEMANが兵士長になれば、
 会話は無くとも 絶対的な孤独は無いよネ?
 そこに居るってだけで違うもんさ そうでしょ?」

ピカ姫
「(・・・・ピッチー…)」

「でも、現実は、ONEMANはとんだ無気力ボーイですよ
 兵士長なんざどーでもいーや… みたいな、ネ。」

一同
「・・・・・・・・」

ONEMAN
「・・・・・・・(TAT)ゴメン…」

「クレさんも親友との関係を壊したくない・・・ みたいなモンがあってな
 押し黙って 父上と同じ道を・・・ ってのもアリかな?
 ・・・って妥協してたんだにゃ」

クレ王子
「(・・・・僕は…)」

「でも、一人の人物によってそれは変わる。
 それはルーズ教授!テメーだ!」

ルーズディア
「私ですか!? 覚えが全然無いんだけど!」

「ルーズの持論ってさー 確か、
 『天才の自分が教師になれば、最高の人材を作り出せる』だったよね?」

一同
「うわぁ ヒく…」

ルーズディア
「私も生殺しかぁぁぁーーーー!!! チクショー!もう殺しやがれ!」

「ルーズは、ONEMANって言う素晴らしいダイアモンドの原石を
 磨かないまま放置! ってのは嫌だったのにゃ」

ルーズ
「・・・・・きょ、教師だったら当然だろ!
 国をしょって担げるような人材… ほっとけるかよ…」

ウィンディア
「(兄さん明るいなぁ・・・)」

「ルーズは、ONEMANと仲の良かったクレさんにやる気が出る様に頼んだんだ。
 その時の言葉がコレ。」

『クレセス。私は、ONEMAN君が兵士長にまるで興味が無い事を気に病んでいる。
 君とて同じのはずだ。
 だから、一度、真剣に頼んでみて欲しい。頼む!』

フロート
「いい先生じゃないですか」

ルーズディア
「い、いや… そんな事は…」

ウィンディア
「負け犬だけどな」

ゴシャッ!!

>ピンポロバロポ〜ン♪(効果音)

>ウィンディアさんが退室なさいました。

ルーズ
「教育長。話を続けてくれ。」

「あ、ああウン…(うっわー)」

「…で、王子は、頼みに言った。」

「当然ONEMANは断る。・・・でも、抑えてた感情みたいのが飛んだクレ王子は
 しつこく食い下がったんだ。」

「熱を帯びてきた会話は、そのまま喧嘩みたいになっちゃったんだよネ
 その時の状況がコレです。」

ONEMAN『嫌なもんは嫌っつってんじゃねーか! 友達なら解れよ低脳!』

クレ『お前が兵士長になってくれないと 困るんだ!
   親友のお前じゃなきゃダメだ! 頼む!』

ONEMAM『いーよなー 見てるだけの奴は!苦労するのは俺だもんな!
    お前に何が解るっつーんだよ!』

クレ『・・・・じゃあ、ボクが受けてやる!』

ONEMAN『はぁ?』


「・・・売り言葉に買い言葉ってヤツでね
 王子のとっさに出た一言だったんだけど…
 でも、王子の思いは本物だったからネ。引き下がるワケには行かなかった。」

ONEMAN『お前馬鹿か? お前が受けても負けるに決まってるじゃねーか!
    馬鹿も休み休み言えよ低脳! 頭ちったぁ冷やせ!』

クレ『お前の気持ちが解らないって言うなら…
   僕が試験を受けてお前の気持ちを解ってやる!…だから・・・だから!
   お前も・・・・ 僕の事を、少しは解ってくれたっていいだろ!』

「王子は、そう言ってから修練所の方に言ったのにゃ」

「王子が最後の方、涙声だったのが罪悪感を感じたのか、
 ONEMANはそのまま帰ったんだ。あそこまで言ったら止めれないしネ。」

「『どうにでもなっちまえ』 みたいな… そんな事、思ってたんだろうね。」

ONEMAN
「・・・・・・」

「クレ王子とONEMANの再開は、深夜。」

「クレは本当に兵士長に挑んだんだ。」

「兵士長は試合には絶対に手加減はしない。
 手加減は、相手に対してもっとも失礼な行動だからネ。
 だが、王族にまでそんな考えじゃあ無いにゃ
 お遊び程度で戦ってあげる事も時には重要だからネ」

「でも、兵士長はクレ王子に本気で相手をした。
 王子の目を見て真剣だって・・・ そう感じたんだろうネ
 真剣試合をクレ王子からも頼んでいたし。本気で兵士長試験を行ったんだ。」

「クレ王子は、何度も立ち上がった。
 兵士長は何度も瞬殺したけどネ。もとの戦闘力が全然違うからね。
 でも、王子は何十試合、何百試合と挑んで、
 いつか起きる奇跡を信じて剣を振るったんだ。」

一同
「・・・・・・・」

「でも、現実は残酷で奇跡は当然起こらず、
 1時間ほどでクレ王子は疲労困憊して倒れた。
 強さ…だけじゃあ無いんだよネ。多分。
 兵士長の覇気って言うか… 絶対的なプライド。殺気… みたいな
 そんなモンに長い間当てられてたんだからね。」

「クレ王子と再会したONEMANは、全身キズだらけのクレ王子を見て
 どんな気分だったかな・・・
 そんな、眠ったまま目を覚まさないクレを見て、
 ONEMANは、ようやく決心した。」

ONEMAN
「いや… あん時は、決心と言うような立派なモノじゃない…
 内心、逃げたいと思ってた… でも、ベッドで寝てた王子見てたら・・・
 逃げるに逃げられないっつーか…」

クレ王子が目を覚ましたのは、2日後だった。

はっとして目が覚める。

目を覚まして喜ぶメイドに急いで今の日にちを聞く。

クレ『今日は… 何日の何時ですか!?』


聞こえてくる歓声。

窓を見下ろせば、広場に人だかり。

その中心にはONEMANと兵士長。

兵士長は、殆ど無傷。 ONEMANはボロボロ…


クレは、ベッドに寝かせようとするメイドを
振り切って、駆け出した。

ONEMANの姿は、顔を含む全身を打撲し、
いわゆる、いい男が大無しって感じの顔だった。

だが、目は死んでいない。

国民だって それが漢の傷跡だって知っている。

ONEMANは、今までのどんな時より輝いていた。


何度でも立ち上がるONEMANに
今、そのONEMANを圧倒している兵士長の昔の試験を重ねて見る人間も居ただろう。

今、ONEMANの前に立ちふさがってる兵士長だって、
何度も何度も挑んでぶっ続けで戦って・・・現在の位を持った。

そして新しい挑戦者と戦っている。

昔の試験を見ていた人達は特別、感慨深かった。


クレは、人を掻き分けて広場に向かった。


劈くような、悲鳴のような そんな国民の声が木霊する。


そこには剣を地面に付き立てて辛うじて立っているボロボロのONEMANと、
無傷だが確かに片膝を付いている兵士長。

止んでいる歓声。

クレは事態が把握できない。


止まった世界の中で、
剣を地面から抜き、ONEMANは、高々と天に掲げ一言。


ONEMAN『 俺が… 兵士長 ・・・だっ!』


その瞬間、糸が切れるみたいにクレは泣きながらONEMANに抱きついた。

それを見て、状況を把握した国民達も駆け寄って
王子と新しい兵士長を胴上げ。



こうして、ONEMANは兵士長になった。・・・って感じなんだよね。」

ピカ姫
「ホント良い話ですね;;」

モノクロッド
「いやー 感動的な話ですにゃ〜」

一同
「(良い話なんだけど、こいつが言うと、何だかな…)」



たかのっち
「なんか王子がヒロインみたいだよね」


ゴシャッ!


>ピンポロパポ〜ン♪(効果音)

>たかのっちさんが退室なさいました。



真夜中の会談。終り。(ぉ

(壬正さん作)

壬「ハァ・・・クッ・・・」
足元がふらつき、目が霞んできた・・・
黄金「どうした、もう終わりか?殺すぜ。手前!」
白銀「もう、待つのは御免だな。」

壬「あっちが、二人なら、これを使うか・・・影術、影人形!」
壬の影が壬とは、異なる動きをし始めた。
黄金「影ごとき、どうしたことねェ。いくぜェッ!」


白銀「何だ!この影!身動きが取れない・・・グワッ!」
白銀は、影に、絡まれ、影に潰された・・・

壬「タイマンなら、遠慮無く行くぜ!」
・・・・・・・・・・15分後・・・・・・・・

黄金「クッ・・・こんな、小童に・・・」
白銀「あんたの、事を、認めるしかないようだな・・・」

壬「じゃ、契約を始めるぜ・・・【汝ら、黄金、白銀を、壬 澄賽の名の下に、こ
こに、契約す】じゃ、今後、頼むぜ。」

やっと、晴れて、天妖流、真の後継者となった・・・


(影炎さん作)

初カキコさせてもらいます。
これからもよろしくお願いします。

〜〜新入り〜〜
  【影炎(ヨウエン)】
職業 : 盗賊
性格 : 抜け目がない
年齢 : 15
出身地 : もう無くなった国
⇒装備
E ナイフ
  ダガー
身長 : 165
体重 : 34(軽っ!
〜〜詳細情報〜〜
今はなき国から逃げ延びてきた盗賊。
家族とははぐれたが、
剣士の幼馴染と旅をし、FTT城付近まで来た。(今の時点ではまだ来てない
やせ過ぎは亡国から逃げることで精一杯だったからと見られる。

【蛙のレカイト】
いつも影炎の肩に乗っている
カエル。なぜか人間の言葉をしゃべることができる。




「ささっ!今日も食料調達と行くか。」
「俺はもう腹ペコだケロ。」
「俺だっておんなじだ!大体お前は動かないんだから少しは我慢しろ!」
「(いつもソレを武器に使ってるような・・・。)」
「なんか言ったか?」
「いや。 なんでもないケロ。」
「そういう答えが一番あるんだよな。 レカイト君?」
「(ギクッ!)そんなこと無いって〜♪ケロ」

こうして今日も砂漠を歩いていく影炎なのであった・・・。

「どうせ行くんだ。お前の分もとってきてやるしかないか。」
「そ・・・そうだろ!俺は回復呪文できるし・・・重宝するぜ?ケロ」
「今まで攻撃当てられたこと無いよ」
「(ビクッ!)ま・・・まあいざというときに・・・ね・・・。ケロ」

〜〜〜〜ネギロス食料庫〜〜〜〜

「ここはありそうだな。」
「だな。ケロ」
「よし行くか。」
「よし。ケロ」
「・・・・・・」
「・・ケロ」
「おまえ・・・・ナイフで刺して焼いちゃうよ??」
「おいしくないよケロ」
「おいしくなくてもお前がいなかったらこれ以上美味し〜い話は無い。」
「キニスルナケロ。」
「・・・・・・・・(プツン♪)」
・・・・蹴殴刺焼突飛・・・・
「戻ってくるなっ!」
 

(ピカ姫様の側近マリモさん作)

〜風神龍の空間〜

マリモ「ハァ・・・とうとう試練かぁ・・・・」
マリモはまだヤル気になれないようだ・・・

マリモ「でも、逃げることは出来ないんだし、それに真の後継者として父さんに認
めて欲しいし・・・」
と言いながらマリモは道を歩いていった・・・

マリモ「どれくらい歩くんだろう・・・・」
あたりを見回してもそこは何もない無の空間・・・

すると、突風が吹き荒れた
マリモ「くぅっ・・・な、なんだ・・・・!??」
マリモは腕で顔を覆い、力いっぱい踏ん張って突風に耐えた。
そして、風が止みマリモの目の前にいたのは、緑色した巨大なドラゴンだった

マリモ「お、お前が・・・」

風神龍「我は、ウィンドラゴン!風神龍とも呼ばれている。主は何のためにここに
来た?」

マリモ「お、オレは、天流の試練を受けに来た!」
マリモは右手を握り締めながら答えたしかし、足は風神龍の迫力に怯え、震えてい
た。

風神龍「ほう、主は天星流の人間・・・ダンの息子か?」

マリモ「!?な、なぜ、オレが父さんの息子だってわかるんだ!」

風神龍「我は天星流の守護龍。天星の人間独特の緑のオーラが出ているのがわか
る。それに主はダンに似ている。その本当は怯えたいけども戦わなければならない
時は凄まじい戦闘力を発揮するのも・・・そして・・・」

マリモ「風神龍よ!オレはどんな試練を受ければいいんだ!?」
マリモは覚悟を決め、風神龍に問う

風神龍「主には、恐怖心に耐え、我の攻撃に耐え、本当の自分を知り、我を倒して
見せよ!」

マリモ「課題が多すぎるが、この試練突破してみせるぜ!」

 
(壬正 さん作)

〜仁の部屋〜

コン、コン

仁「開いてるよ〜。」

壬「入るぞ。すまねぇけど、傷薬と、湿布あるか?」

唐突だった・・・

仁「在るけど、どうしたのさ。」

壬「実は、カクカクシカジカで・・・」

黄金と、白銀が、後ろにしかめっ面をしてたっていた。

仁「この、人たち誰!?」

壬「こいつらの、怪我を、どうにかしようと思ってな。因みに、こいつらは、実体
が、在るけど、幽霊だ。」

白銀「コイツに、殺されかけてなァ〜」

黄金「大変だった。もう一回、死ぬところだった・・・」

壬「つー事で、早くしてくれよ」

仁「とりあえず、医務室に行って、頂戴ョ」

壬「俺は行かんからナ」

〜医務室〜

壬「教育長!こいつらの、治療頼むぜ。じゃ、俺は、帰るぜ。」

黄金&白銀「頼みます・・・」

モノクロッド「任せろにゃ」

黄金&白銀は、2度目の、死に会うかもしれない・・・

壬「モウ、シラネ。」

仁「本当に、サディスティックだね〜アンタは・・・」



(ピカ姫様の側近マリモさん作)

〜トクジの部屋〜

トクジ「さてと、オレもちゃっちゃっと試練を終わらせるか!」

ダン「トクジ君、君の場合は・・・・」
ダンはトクジが試練を受ける事を止めようとする

トクジ「でも、今、行わないと・・・・」

ダン「お前の、天冥の試練は・・・・・」

トクジ「ええ、たぶん・・・水神龍を取り込み24時間自我を保つ事だと・・・」

ダン「わかっているのか!君のお父さんもこの試練には20年かかっているんだ
ぞ!」

トクジ「ええ、親父はよく話してくれました・・・後継者となるんだったら試練を
受ける時は他の流派の者よりも倍以上の覚悟がいると」


(壬正さん作)

〜医務室前〜

ドタン!ガタン!ドパタタタタタラ!ドン!ガン!ズドン!・・・
壬「おっ!やっと、終わったか?」

黄金&白銀「殺されるところだぞ!オイ!」

壬「俺も、同じ目にあったことがあるが、死に掛けたぜ」

仁「教育長が、伸びてるヨ!」

黄金「何、麻酔銃を、連射したまでだ。命に別状は無いはず。」

白銀「嘘つくな・・・実弾だろ?火薬のにおいが、ぷんぷんする。」

壬&仁&黄金「モウ、シラネ」

白銀(取り合えず、応急処置を・・・)

仁「とりあえず、城下で、買出ししてくる。薬無いでしょ。」

〜城下〜

仁「う〜んと、これとこれと、これ下さい。」

薬剤師「1,500円になります。」

ガラララ・・・

仁「ん?君、何かいてるのさ?」

パレット「うん。あの、木を書いてる。」

ベンチに、座っていた、パレットが、応えた。

壬「おーい!こっちの、買出しも終わったぜ。帰るぞ!」

仁「今、行くよ。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

本当に、日常でした。他愛も無いことでした。

(影炎さん作)

〜〜ネギロス食料庫〜〜

「へっ!こんなぐらい三分三十三秒で終わらせて見せるぜ!」
「なぜミラ番・・・・・ケロ?」
「さぁてと、行くか。」
「ちょっと待って、さっきからおもうんだけど、レーネ忘れてないケロ?」
「ぁ。」
「って・・・どこにいるのか分からないケロ・・・」
「ここに・・・いる。」
「わっ!」
「わっ!                        ケロ?」
「心臓止まるかと思った・・・・。(というより一瞬止まった)」
「ケロ・・・・。」
「ホントおまえさ・・・。」
「大丈夫ケロ?」
「うん。そう言おうと思った。」
「大丈夫・・・。」
「(ホントかぁ・・・・?)」
「(ホントかぁ・・・・                  ケロ?)」
「まあ、そんなことはどーーでもいいから早く飯。」
「そうだケロ。」
「じゃあ影炎盗賊団出動!」
「そんなこと決めてないケロ・・・・」
「あ?なんだって?」
「だから、そんな『影炎盗賊団』なんて名前作ってないケロ。」
「いいじゃん」
「よくないケロ。」
「どうせリーダー俺だろ?」
「僕だって魔法が使えるゆーーしゅーーな隊員だケロ。」
「なんだと?じゃあおまえはここ一人で行けんのか?」
「そっちだって行けないくせに言うなケロ。」
「どっちにしてもおまえは前衛に立てないんだから、リーダーにはなれない。」
「そ・・そんなの関係ないケロ。大体影炎が前衛に立てるかどうかも怪しいところ
だケロ。」
「何だって?」
「「何だって?」とは何だって?  ケロ。」
「「「何だって?」とは何だって?  ケロ。」とは何だって?」
「どっちにしろ僕にもチーム名を決まる権利があるケロ。」
「い〜〜〜〜やないね。」

 ここで二時間ほど議論した。
 はっきり言おう。
 「そんな分けない」という言葉が約45%の文に入っていた。

「今思ったんだけどケロ、」
「前衛はレーネだよな・・・・・。」

 意見が一致したことにより、
 三分間余り沈黙続きになった。
 そしてもう一回。

「さっきから思ったんだけど、」
「レーネがいないケロ。」
「ま・・・まさかもう行った?」
 レカイト&影炎 「え゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
「もう終わった。」

・・とレーネの声が。

「お・・・俺の見せ所が・・・。」
「ぼ・・・僕の見せ所が・・・。       ケロ」

〜〜新入り〜〜
名前 : レーネ
性別 : 女
性格 : 人見知り
職業 : 剣士
年齢 : 17歳
身長 : 172cm
⇒装備
E 鉄の剣
  キルソード
  カーヴィングソード
〜〜詳しい情報〜〜
影炎の幼馴染。
詳しいことは余り知られていない。
詳しいことといえば、口数が極端に少ない。
彼女の剣技は見る者の心までもを切り刻む。
ちなみに『カーヴィングソード』は、母の形見であり、
持つものの技を倍にも、三倍にもするといわれている
『 カ ー リ ン グ ソード』ではないのでご注意を

「は〜〜〜あ」
「もう最近ついてないケロ。」
「まったく持ってその通り。」

 ・・・といいながら、
 実は満足している点が一つだけある二人だった。
 それは、予想以上に収穫が多かったこと。
 しかし、食料庫と知らずに入ったので、そう思うのも
 無理は無い。

「明日は船が出港か・・・。」
「何だケロ? あっ! ま・・・まさか・・・。ケロ」
「当たり前だ。乗ってくぞ。」
「でも所持金はたったの65ポンドしかないケロ。」
「当たり前だろ。俺らが普通に乗るわけあるか。」

 というと、バッグからなにやら布切れを出した。
 なにやら不思議な感じのする布だ。

「これはなぁ・・・・。」
「?                            ケロ」
「空飛ぶマント。」

 し〜〜〜〜〜〜〜〜ん

「では無く、」
「?                            ケロ」
「透明マント。」

 し〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん

「でも無く、」
「?                            ケロ」
「な・・・なんと」
「?                            ケロ!」
「そう。『鉄に変わる布』ってヤツ」
「そんなもの役に立つのかケロ?」
「いっておくけどどんな形にもなるぜ?」
「ふ〜〜〜〜〜ん・・・。」

「・・・じゃないケロ!どうやって船に乗るのか考えてるケロ!」
「そんなのチケット盗めばいーじゃん」
「そっか。」
「チケット・・・。」

 突然レーネがしゃべりだす。
 そしてバッグの中から紙切れを100枚超出すと、

「あるよ・・・・・・。 123枚・・・・。」
「・・・・・^^;(ぉぃ・・・・)」
「ケロ・・・・・^^;」
「124ま・・・・じゃ無くて、123枚だってよぉ!」
「コレは稼げるぞ!ケロ!」

 ・・・といって、
 売りに市場に行くことになった。
 食料庫から取ってきたチケットを。

(ピカ姫様の側近マリモさん作)

〜風神龍の空間〜

マリモ「しゃぁ!準備できたぜ!」

風神龍「よろしい!では、我が試練うけてみよ!」
すると、マリモの目の前が眩いばかりに光った

マリモ「う、うわっ!」
光がなくなると、マリモの周りには自分とさらに巨大になった風神龍がいた

マリモ「え?オレがいる!しかも・・・超戦闘モードのオレだよ!」

風神龍「そうだ!己自身と戦い本当の自分を見つけるのだ!それが主の試練の第1
歩だ!」

マリモ「・・・やるしかないんだな!」

分身「・・・・魔眼・・・・」

マリモ「!?魔眼になりやがった・・・」
マリモが分身が魔眼を開いたのに驚いていると分身は攻撃をしかけてくる

マリモ「うわっ!」

風神龍「怯むでない!」

マリモ「・・・紫電魔眼!」
マリモは紫電魔眼を開放する

分身「紫電魔眼!!」
分身も開放する

マリモ「でやぁ〜!!天星流格闘術、扇状脚!」
マリモは足を扇の形を描きながら分身を蹴る

分身「・・・・」
がしっ
分身はマリモの足を受け止めそのまま投げ飛ばす

マリモ「うわっ・・・くそ!」
投げられても態勢を上手く立て直し分身に向かって走り出す

分身「ストームスクリュー」
分身は腕に風を纏わせ向かってきたマリモをアッパーで吹き飛ばす

マリモ「ぐわっ〜・・・ん?」
マリモは引き飛ばされながらもあることに気付いた

マリモ「不用意に近づいてもダメか・・・だったら、」
マリモは地面に落ちながら両手にエネルギーを充填させた

マリモ「ハァ〜ッ!天星流奥義!ストームバスター!」
マリモが両腕を前に突き出すと充填したエネルギーが分身に向かって放たれた

ズド〜ン・・・
エネルギーは分身に当たった

マリモ「よっと!・・・やったか?」
マリモは地面に着地し分身がいた所をみる

やがて・・・・

マリモ「くっ・・まだ生きてる?」

分身「・・・・零次元圧殺・・・・」

マリモ「??・・・ヤベ!・・・うわ〜」
マリモは黒い球体に閉じ込められた

風神龍「マリモよ・・・抜け出す事が・・・できるか?お前はここまでの男か?」

(壬正さん作)

〜医務室〜
白銀「教・・・長!教育長!大丈夫か?いや〜、ウチの兄貴が何処から出したの
か、AK−47を、引っ張り出して、打ったときは、どうなるかと、思っ
た・・・」
モノクロッド「アンタは、誰だニャ?」
白銀「・・・orz・・・ヘヤノスミス【部屋の隅】に行ってくる・・・」
モノクロッド「アンタの、ほうが、大丈夫かニャ?」
そのころ、黄金は・・・
黄金「あの野郎!なんで、また、部屋から、出さねぇんだよ!」
厳重に、ドアに、お札まで、貼っていった。開くはずが無い・・・だって、アイツ
は、悪霊だから・・・

〜城下、河川敷〜

ガイ「本当に、この国は、平和だな・・・たまには、ジパングに、帰りてぇなア」

仁「居た、居た。小父さん。そろそろ、帰るよー!」

壬「親父ィ。寝てねぇで、早く来いよ!」

ガイ「今行くから、待って居れ。」(壬にも、そろそろ、故郷を、見せてやるかの
ォ)」

〜廊下〜

ガイ「仁は、先に帰って居れ。コイツに、話がある。」

仁「解ったよ」

ガイ「壬。実はな、お前は、ジパング出身なんだよ。そこでな、ジパングに、一度
帰ろうと思っている。ということで、お前も、来い。いいな」

壬「何でまた?」

ガイ「気まぐれじゃよ。だが、真面目に、行くから、覚悟しておけよ。」

壬「あア」

仁(ふ〜ん。ジパングに、いったん戻るんだ・・・私も、隠れて、ついて行こう。)

ジパングに、帰国まで後、1ヶ月・・・

( 鮮血少女 モノクロッドさん作)

「いやー しっかし大変な目にあったヨ…
 まさか撃たれるとは思ってないよネ。過激な人も居るもんだネェ〜ww」


一番過激(いや、むしろ危険)なのは、レーザーの出力最大で止血にかかる
このアホ医者なのだが…(早い話が、かすり傷を焼いて縫合した)

「ん? ありゃーウィンディア君じゃん。忙しそうデスネェ〜
 …からかえるかもw ケケケ♪
 お〜い♪ ウィンちゃ〜ん♪」


「ああ?」


あれ?


あっれー?


この人ってこんなヤクザなキャラだっけ?


暫く見ない間に、なんかイベント起こった?


あれ? あれれ?


イライラオーラ前回で睨みつけるウィンディア。

怒らせた原因を教育長は思考中。



・・・・・? 別に怒らせるような事してないよネ?


「あのさー ウィンちゃん …不機嫌な顔してどったの?
 何かなやm ひでぶっ!!!」


どこから持ち出したのか、モーニングスターが後頭部から直撃
倒れる前にウィンディアに胸ぐらを捕まれる。

「だ〜れのお陰でこんな事してるんだと思ってんですか?
  教 育 長 殿 !」


「な、何を・・・ あにゃ? この書類は、側近ちゃんのかにゃ?」


「側近のマリモ様が鍛錬だとかで、忙しいから仕事の補助をするのに
 何で私がやるんですか! アンタの方が城の内情に詳しいだろがヴォケ!」

「そ、そんなの仕事サボってるマリモ君が悪いんじゃn っごふぁ!!」


器用にモーニングスターをふるって、
弧を描くように再び教育長に直撃する鉄球。

扱いには、すっかり慣れたもんだ。


「あのね? マリモ様は、ちゃ〜んと仕事してるんですよ?
 もともと「超」が付く程、大変な仕事だから、
 ちょ〜〜〜っとだけ仕事が遅れてるだけなんですよ。
 …解るか? このウスラ駄目教師が!」

「ぅぅ… 別にちょっとなら手伝いなんかしなくたって…」


ゴシャッ


教育長が、やられる時の効果音も言ってないので
相当、効いているのだと思われる。

ちなみに鉄球の当った部分は、全て頭だったりする。


「…あのな? マリモ様の仕事は、・・・ぜ ん ぶ 重 要 な の !
 わ〜ったか?
 この進化キャンセルしたトランセル並みのパーティ貢献度人間が!」

「・・・で、私に何をしろって言うんですかぁ…」

頭を摩りながら半泣きで起き上がる。
流石に殴られすぎた様だ。

ちなみに、痛覚は普通にあります。


「言葉遣いが普通の敬語になってますよ 教育長?」


「にゃ、にゃんでもねーよチキショー! このドS!!
 仕事なんかテメーの十分の一の速さで、出来ちゃうもんネ!」

「ほほう 私の全能力の千分の一の教育長「殿」が十分の一とは
 大層な口の開きようですなぁ?」


※
ちなみに相手は、50年に一人の天才なので
教育長が口喧嘩で勝てる相手ではありません。


「バッキャロー! さっさと書類全部渡しやがれサディストめ!
 お前なんか、
 偶然落とした花瓶を姫様にクリーンヒットさせて、職を無くし
 借金まみれになり、人生に絶望して自殺を図るも成功せず
 次の日、ぐーぜんにも起動した藁しべフラグで幸せになりやがれ!」

「はいはい、わろすわろす」

「うわーん 今日中に終わらせてやるかんなー!!」


タタタタタッ


「・・・しっかし、ホントに今日中に終わらせる気かね、、、」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〔 教育長・自室 〕


目の前にキルスレスを立て掛けて
イスに座っている教育長。 いや、正確には今の教育長は、剣の方。

今、イスに座っている方は、オリジナル人格の方だ。


「・・・で、仕事が増えたワケだな?」

「そうだにゃ…」

「・・・この書類の山は、私がやるのか?」

「そうだにゃ…」

「・・・教育長とメイド長の仕事もあるんだよな?」

「そ、そうだにゃ…」

「それも今日中に?」


だんだんと、険悪な表情になるオリジナル。

「ウィンディアに大見栄、張っちゃったんだよー
 たすけてドラ○もーん」

「魔剣、城の裏に捨ててこようかな… でも、それじゃ不法投棄だし…」

「わー タンマタンマたんまぁぁーーー!!!」


結局、オリジナルは、1日で終わらせてくれたそうです。
有能でよかったよかった。(ぁ
 
(影炎さん作)

〜〜ルウド砂漠周辺〜〜
「この船に乗るのか・・・。」
「そうみたいだケロね。」
「案外綺麗そう・・・」
「ケロ。」
「じゃあ行くぞ」
「おkおk    ケロ」

 ・・・という訳でどこに行くかも調べずに
 乗ってしまう二人・・・いや。三人出あった。
 ・・・じゃなくて、二人と一匹であった・・・・。

「お〜いレーネいるかぁ〜」
「ここ」
「わわっ!」
「・・・・。」
「いつもいきなり出てきたら驚くじゃねーか」
「ごめん。 でも、 わざとじゃない」
「・・・・。」
「この船は、 FTT城の雷の架け橋南東に着くみたい。」
「まだ用件言ってないぞ。(聞きたかったことは行き先だけど)」
「ごめん。」
「わわっ!いちいち誤らなくてもいいって。聞こうとしてたの行き先だから。」
「そう。」
「(立ち直り早っ!)って今思うとFTT城に相当近いぜ。」
「・・・。」
「まあいいか。」

(壬正 さん作)

〜壬の部屋〜

壬「黄金!悪さしてねぇ・・・」

ドパタタタタタラ!

壬「うおっ!」

黄金「よくも、閉じ込めたな?折角、久しぶりの現世だ、少しぐらい、シャバの空
気吸わせろよ、全く・・・」

壬「行けばいいじゃねえか。あと、もう、行き成り撃つなよ。」

黄金「おう。まかせとけ。」

ダダダダダ・・・

仁「ちょっと、どうしたの?」

壬「いや、何でも無い」

〜城下町〜

黄金「なんだ、この国。平和すぎる!暇だ〜!」
ダダダダダダ!

町人「何?あれ、人だよな?」

町人B「つ〜か、あの、速さはありえ何だろ。」

白銀「どうしたのサ、兄貴そんなに、飛ばして。」

黄金「あァ!どこかに、遊びに行こうと思ってなァ。どうせ、壬の野郎が、いつで
も、俺たちのことを、召集できるんだ、何処に行こうがいいだろ!」

白銀「じゃ、俺も、憑いてくか・・・」
漢字が違うけれども、これOK。

どこまで、行く気か、この二人・・・

(ピカ姫様の側近マリモさん作)

分身「・・・・・・」

分身が放った零次元圧殺にかかってしまったマリモはどうなるのか・・・

風神龍「・・・・マリモ、聞こえるか?主の力はこんなものなのか?」

マリモ「くぅっ・・・うっせぇ〜!聞こえてるよ!オレの力はこんなもんじゃね
ぇ!」

マリモの身体からオーラが膨れ上がっていく

風神龍「・・・・怒りがきっかけを作るのは天星の家系特有だな・・・」
と言って風神龍は笑みを浮かべた

マリモ「うぉおおおお!!!」
マリモのオーラはどんどん膨らんで行き、分身が放った空間を砕いた

分身「・・・・グランド・・・・エッジ・・・・」
分身は怯むことなく、大剣グランドエッジを呼び出す

マリモ「・・・・天星の力、秘伝書の力、これがオレの力だぁっ!!!!」
マリモが叫ぶと同時にオーラが一気に膨れ上がった

風神龍「おお!奴め、真の後継者とはなんなのかを知ったな!」

マリモ「真の後継者とは、己を知ると言う事は・・・・絶えず自分に負けちゃいけ
なく、己を磨く事だぁ!」

分身「・・・グランドスラッシュ!」

マリモ「遅い!」
マリモは分身の攻撃を簡単にかわしてしまう

マリモ「オレも戦闘モードになってやる!ハッ!」
マリモは戦闘モードになる。しかし分身のそれとは様子が違った

風神龍「マリモよ!主は手に入れることが出来たようじゃな!」
とマリモと分身の様子を見ていた風神龍が言う。

マリモ「ハァ?何が?」

風神龍「主の今の姿じゃ!それは超戦闘モード2!」

マリモ「はぁ?なんだよどっかで聞いた事があるようなネーミングは?」
マリモはいつもの調子で突っ込みを入れる

風神龍「ネーミングはどうでもいいのじゃ!それより第1の修行は成功じゃ!」

マリモ「へ?第1の修行成功って・・・・」

風神龍「主は超戦闘モード2になれたのがその証拠じゃ!」

マリモ「このあとはどうすればいいんだよ?」

風神龍「まずは分身を倒せ!」

マリモ「うしっ!グランドエッジ!召還!」
マリモもグランドエッジを呼び出す!

マリモ「決めてやる!天星流剣術必殺奥義!星斬閥刀紅蓮衝!」

分身「・・・・グランドクラッシュ!」

2人の必殺技がぶつかり合い、周りの大地が衝撃波で抉り取られる

風神龍「勝負はあったな・・・・あとは・・・・」
風神龍はまた満面の笑みを浮かべていた

( 壬正さん作)

〜雷の架け橋周辺〜

白銀「おっ!あの、船じゃね?」

黄金「そうだ。」

白銀「俺たちも、乗って、どっか行くか?」

黄金「馬鹿言え、壬に、あの世に戻されちまう」

白銀「・・・orz・・・」

黄金「まぁ、船が来るまで、待つとしようぜ」

〜15分後〜

白銀「兄貴、船着いたみたいだぜ。」

黄金「あぁ」

白銀「なぁ、あいつ、肩に、蛙なんか、乗せてるぜ」

影炎「何だ?あいつ等、金髪と銀髪の奴。」

レカイト「ん〜。あいつ等は・・・ジパングの、大罪人【黄金白銀兄弟】

レーネ「あんな、目つきが悪くて、柄が悪くて、銃持ってるような奴には、近づき
たくない・・・」

レカイト「何で、生き返ってるんだ?白銀はまだいいとして、黄金まで。一体誰
が、何の為に・・・」

影炎「とりあえず、話しかけてみよう。あいつ等、もしかしたら、城まで、案内し
てくれるかもしれない。」

レカイト「白銀だけだよ。そんな、人がいぃ奴は。」

(ピカ姫様の側近マリモさん作)

風神龍「・・・・勝負あったな・・・・」

衝撃波で舞い上がった砂や土などの煙が収まってくると1つの影がたっていた

マリモ「・・・・・倒したぜ!風神龍、次はアンタだ!」

風神龍「その前に主に問う。主にとって戦いとはなんだ?」

マリモ「戦いとは・・・・本当は避けたい!けど・・だからって逃げていたら何も
守れない!オレは、みんなを、ヒトミを、世界を、全ての命を守りたい!その力が
天流だというなら、オレは戦う!自分のためじゃなく、みんなの為に!」

マリモの言葉に風神龍はしばらく黙っていたが、ほどなく大笑いをし始めた

風神龍「ハッハハハハ!全てを守るために戦うじゃと!」

マリモ「違うか?」

風神龍「いや、そういう考えもあるじゃろう!」

マリモ「じゃ、なんで笑う?」

風神龍「天星の家系は言う事まで同じだったもんでな!」

マリモ「はぁ?」

風神龍「主の父、ダンも試練を受けた時、主と同じ発言をした!しかも主と同じ輝
きの目でな!」

マリモ「オレが父さんと同じ・・・」

風神龍「そうじゃ、ダンは主に本当の天星流後継者になって欲しいが、主が選んだ
側近と言う仕事にも誇りを持って欲しかった・・・だからダンは主に厳しくしてい
たのだろう・・・」

マリモ「そうか・・・だから・・・・」

風神龍「少しでもいい、ダンの気持ちを理解しようとする気持ちがあるだけでい
い。親子とはそんなものだ!」

マリモ「・・・・父さん・・・・」

風神龍「マリモよ!主の試練全て合格じゃ!」

風神龍は言う事を言うと試練が合格だと言った

マリモ「え?このあとはアンタと戦うんじゃ・・・」

風神龍「今の主の力があれば我はすぐに倒せる!やらなくてもわかること!」

マリモ「え?え?」

風神龍「マリモよ、胸を見せろ!」

マリモ「え?あ、こうか?」
マリモは自分の胸を風神龍に見せた

風神龍「今から、真の天星流後継者になった印の刻印を押す!」

と言うと周りがまた眩しいほど光りだした

マリモ「う、うわぁ・・・」

光が止み、マリモが目を開くとそこは自分の部屋だった

マリモ「・・・・ん?ここはオレの部屋?」

ダン「マリモ!戻ってきたか!」

マリモ「父さん!オレ、戻ってきたんだ・・・・」

ダン「その刻印は・・・試練に合格し、真の天星流後継者として風神龍に選ばれた
と言う事だな!」

マリモ「刻印・・あ、オレの胸に父さんと同じ刻印が・・・」
マリモは鏡で自分の胸を見た。そこにはダンと同じ刻印があった

ダン「これで、天星流の秘伝書をオマエに渡す事が出来る!」
と言ってダンはマリモに秘伝書を渡した

マリモ「父さん、風神龍は・・・・」

ダン「ああ、あの方は天星流の守護龍だからな・・大丈夫だ!」

マリモ「これで・・・結婚式もできるな・・・」

ダン「そうだ、オマエも家族を持つのだからな、ちゃんとしないとダメだぞ!あ、
それと・・今トクジ君が天冥流の試練を受けている!」

マリモ「トクジが!?・・・・そうか、成功すると言いな・・・」

ダン「大丈夫だ!オマエと一緒に育った彼なら成功する!」

こうしてマリモは天星流の試練を乗り越え、真の後継者となった。




そして、それとちょうど同じ頃、竜の抜け道を俊足で走り抜ける者が1人・・・・

???1「FTT城はまだか!マリモの結婚式をぶち壊してやる!ヒトミを奪ってや
る!」

そして、それを追う2人

???2「やめろ!そんな事しても、ヒトミちゃんは喜ばないぞ!」

???3「そうだ、やめろ!同じ天流を継ぐものとして・・・素直にあいつ等の結
婚を祝福してやらないと・・・」

???1「ウルサイ!おまえ等に何がわかる!」

???2「とにかく、破壊することはやめろ!」

???3「・・・言っても無駄だな、・・・天豪流奥義、エクスバスター!」

???2「動きを止めてやる!天絃流捕縛術、糸絃縛捕(しげんばくほ)」

???1「オレを止めれる奴はいない!フレイムウィザード!」

???2「くぅっ!・・・待ちやがれ!」

???3「逃してしまった・・・」

???2「早くFTT城に行ってマリモとトクジに知らせないと!」

???3「せっかくの結婚パーティが・・・・台無しになってしまう・・・」

謎の3人がFTT城に向かう・・・



あ、1ついい忘れていましたが、???1〜3は弄らないでください

(影炎さん作)

影炎「そうか・・・。」
レカイト「絶対近づかない方がいいケロ。」
影炎「ならば。」
レーネ「・・・・・。」
レカイト「?            ケロ?」
影炎「逃走だ。」
レーネ「闘争・・・・やるの・・・?」
影炎「・・・・・。」
レカイト「・・・・・。       ケロ」
影炎「闘争じゃなくて逃走。戦うんじゃあないの。逃げるの。」
白銀「おい。まだか。殺る気はないのか?」
影炎「・・・・。」
レカイト「・・・・。   ケロ^^;」
影炎「いくぞ。行けっ!煙玉っ!」
レカイト「ワープだな。よしっ!ケロッ!」
〜〜FTT城下町〜〜
影炎「お前、此処行った事あるのか??行ったところじゃないといけないはずだ
ろ・・・。」
レカイト「当たり前にきたことあるケロ。だって今年で・・・・何歳・・だっけ?
   ケロ」
レーネ「こうしてはいられない・・・。城下町の・・・入り口じゃ・・・・気付か
れる」
影炎「おう。」
レカイト「でもあいつって死んだんじゃケロ・・・。」
影炎「死んだんじゃないんじゃねーか?。どっちにしてもコレは大ニュースだぜ」
レカイト「そ・・そうだな・・・・・ケロ」
レーネ「王宮・・・行こう。」
影炎「よし。じゃ、頼む、レカイト」
レカイト「できるか!ケロ」
影炎「・・・・・・・^^;」
一同「・・・・・。」
影炎「歩くのか・・・・・。」
レカイト「しょうがないケロ。」
一同「はぁ・・・・。」
 
(壬正さん作)

〜城下町〜

壬「黄金達、居ないな・・・何処いったんだ・・・」

仁「聞かれても、困るよ・・・あんたの、能力でどうにかならないの?」

壬「なるのはなるが、したら、何されることやら・・・」

レカイト「黄金・・・まさか、アイツが、生き返らせたんじゃないかヶロ?」

影炎「あの、目が紫の奴が?」

レカイト「多分、天流の奴だケロ」

レーネ「天流・・・もしかして、天妖流?」

レカイト「聞いてみるのが早やいケロ」

レカイトが、近づいた。

レカイト「もしかして、アンタは、天妖流の、人かケロ?」

壬「声は聞こえど、姿は、見えず・・・って、ちっさ!つーか、そうだけど。」

レカイト「じゃ、黄金白銀を、呼んでくれケロ」

壬「解った。呼んでやる。何があっても知らんからな・・・」

仁「辞めたほういいんじゃない?」

影炎「大丈夫でしょ」

キィィィン!
黄金「呼びやがったな、貴様」

白銀「おっ!何時ぞやの、ご一行か・・・」

黄金&白銀「折角、気分良かったのに、呼びやがって、覚悟しろ!」

壬&仁&影炎&レカイト&レーネ「ギャァアアアャ!」


( ピカ姫様の側近マリモさん作)

バシャァ〜・・・全身ずぶ濡れのトクジが次元の狭間から出てきた・・・

トクジ「試練クリア!よし、天冥流の秘伝書も受け取ったし、刻印も押した
し・・・」

マリモ「あ、トクジもクリアしたのか?」

トクジ「ああ!マリモも成功したようだな!」

ダン「2人とも成功だな!」
と話していると・・・

ガイ「お、マリモここにいたのか!結婚式の準備が出来たぞ!」
ガイがマリモを呼びにきた

マリモ「とうとう、結婚式か・・・」

トクジ「あとはオマエの準備だけだ!」

シン「隊長、こちらに来てください!」

マリモ「ああ、わかったよ!」

と言うとマリモはシンに連れられ結婚式の準備(着替え)をしに行った





その頃・・・・FTT城そすぐ傍では・・・・


???1「やっと、着いた・・・・まだ結婚式はやってないようだな・・・」
森の中で息を潜めながらFTT城の様子を見ている謎の人物


そして、そこから離れた場所では・・・

???2「早くマリモかトクジに伝えないと・・・」

???3「オレが先に城に行くよ!だから・・・」

???2「ああ、オレはアイツの足止めをする!」

(壬正さん作)

〜FTT城内図書室〜

壬「在ったぜ、これが、黄金の起こした反乱の内容と、白銀が暗殺されたときの、
内容だ。」

影炎「どれどれ、うわっ!何この内容・・・酷い・・・」

レカイト「黄金の反乱は、民間人5万人、黄金方の兵士
2万人、国家方の兵士8万人の、多大な戦死者を、出したんだケロ」

白銀「よォ・・・何見てるんだ?」

黄金「・・・見ちまったか・・・隠していくつもりだったのにな・・・」

白銀「戦はもう散々だ・・・」

仁「それが、正しいんだよ」

壬「よっし、じゃ、これから見張りにたってくる」

黄金&白銀「俺等も行こう・・・」

レカイト「戦い好きなのは、変わらないけど、戦争は、嫌いなんだケロ」

影炎&レーネ&仁「・・・・・・・・」

(影炎さん作)

影炎「お!?コレで白銀(達)は敵から出たんじゃない?」
レカイト「やっと自由の身になれたケロ・・・・。」
レーネ「城に行ってから言って・・・・・。」
影炎「そ・・・そうだな・・・。」
一同「また歩きかぁ・・・・。」

〜〜FTT城付近〜〜

影炎「ハァ、ゼェ、ハァ・・・。」
レカイト「もうちょっとだケロ」
影炎「はいはい!もうちょっとだね。 二キロくらい前からその台詞言ってるでし
ょ。」
レカイト「ん!?あっちから誰か来るケロ」

(ピカ姫様の側近マリモさん作)
メイド「マリモ様、結婚式の準備が全て整いました。城下においでください」

メイドがマリモの部屋に来てマリモに外に出るように促す

マリモ「わかった!さてと、ついに・・・結婚式か!」
すくっと立ち上がるマリモ。

トクジ「オマエも・・・ついに・・・家庭を持つのか!」

マリモ「そうだな・・・」

ダン「早く行け!奥さんを待たすでない!」

壬「オレたちも列席するからな!トクジ、行こうぜ!」

トクジ「ああ!先に行ってるぞ!」

マリモ「・・・・ドキドキしてきたぁ・・・・」


〜FTT城城下〜

???1「ん?城下がにぎやかになってきたな!よし、オレも行動にでるとする
か!」

ライチュウ王「皆の者!これより、FTT城側近部隊隊長マリモの結婚式を執り行
う!!」

ハピナス王妃「新郎新婦の登場でございます!皆様、拍手でお迎えください!」

王妃が紹介すると、城の専属の鼓笛隊がファンファーレや太鼓を鳴らして場を盛り
上げ、マリモとヒトミがゆっくりと神父役をしている王の前に歩いていく

???1「よし、今だ!」
ガサッ!と草木が揺れ1つの影が飛び出した

トクジ「ん!何者!!!」

???1「くそっ・・フレイムボム!」
と言って炎の玉を手当たり次第に投げる

トクジ「クッ・・・マリモ!誰かがそっちに向かったぞ!気をつけろ!」

トクジの一言で城下がざわつく・・・

ライチュウ王「兵士団、2人を守るのだ!」

ONEMAN「みんな、戦闘準備しておけ!」

このざわつきに何かを感じたマリモ

マリモ「ん?何があった・・・」

???1「ザコ兵士なんて敵じゃないぜ!」

すると、城門から城下に入ってくる2つの影

???3「トクジ〜!マリモ!シュンを止めろ〜!」

トクジ「え?シュンが!あの影はシュンか!だとすると・・・マリモ、ヒトミちゃ
んを守れ!」

マリモ「え?なんだって・・・?」
とマリモがトクジの方に振り向いた瞬間

ヒトミ「きゃぁ〜」

マリモ「え!?あ、ヒトミ!」

シュン「久しぶりだな!マリモ!ヒトミはオレが貰う!!」

マリモ「オマエはシュン!」

ヒトミ「離してよ!アタシはダーリンと結婚するんだから!」

トクジ「シュン、オマエはヒトミちゃんにフラレてるだろうが!」

???3「くそ、ヒトミちゃんが・・・・」
マリモの横に走ってきた1人の男

マリモ「あ、ヤス!どうしてオマエが?」

ヤス「オマエの結婚式に参列しにきたんだよ!そしたらシュンがヒトミを奪ってや
るって言って飛び出しやがったからついでにシュンを止めようとしたんだが・・」

???2「遅かったのか・・・・」
また1人、トクジの所に謎の人物が

トクジ「ん?・・・コウ!お前も来ていたのか!」

コウ「ああ!それよか、ヒトミちゃんを取り戻さないと!」

マリモ「シュン!オマエ、天流の掟を破るつもりか!」

シュン「うるさい!オレはヒトミを手に入れるためなら手段を選ばない!掟なんて
クソくらえだ!」
と怒鳴り散らすシュン

ヒトミ「ダーリン、助けて!」

ハピナス王妃「ああ〜なんてこと・・・新婦が奪われてしまった上に城下が大変な
事に・・・」

城下はシュンの攻撃で周辺が火事になっていた

ライチュウ王「マリモ、トクジ、お主らは奴を知っているのか?」

マリモ「ええ、奴はオレたちと同じ天流の人間・・・」

トクジ「亡びを司る天滅流の後継者・・・・シュン!」

コウ「そして、マリモの最大のライバル・・・」

ヤス「奴はヒトミちゃんがマリモを選んだ事を逆恨みしているんです」

ライチュウ王「ほう、それで・・奴は新婦を奪いに来たというのか・・・して、君
らは?」

ヤス「あ、申し送れました・・・私は天絃流の後継者ヤスと申します。マリモとト
クジ、そしてここに入りますコウやシュンの幼馴染であります」

コウ「このたびはマリモの結婚式にご招待いただき光栄でございます。ライチュウ
王、ワタクシがコウでございます。ワタクシは天豪流の後継者でございます。天豪
流、天絃流、そしてシュンの天滅流はマリモの天星流と同じ天流の流派でございま
す。」

ライチュウ王「ほう、主等2人はマリモの式を祝いに来たというのだな!」

コウ&ヤス「ハイ、そうでございます」

シュン「フン、その式は成立しない!このオレがヒトミをいただく!」

ライチュウ王「マリモよ、新婦を奪われてもいいのか?」

トクジ「マリモ、今は掟だのと言ってられない!奪い返せ!」

コウ「大長老様も万が一の場合は戦闘も仕方がないと言っておられた!」

ライチュウ王「相手が戦いを仕掛けているのだ!マリモよ、この王が許す、戦って
でも愛する者を奪い返して見せよ!」

ヤス「大長老様も王様もお許しになられているんだ!戦っちまえ!」

マリモ「・・・・・・」
黙り込んでしまうマリモ

シュン「お人よしのオマエにはこんな勇気はないのか?」

トクジ「マリモ!」

コウ「マリモ!」

ヤス「マリモ!」

ライチュウ王「マリモ!」

壬「マリモ!オレと戦った時の力見せてやれ!」

ヒトミ「ダーリン!」

シン&勇馬「隊長!」

マリモ「・・・オレは・・・」

シュン「はん!オマエには・・・」
シュッ!・・・シュンの頬を何かが掠めた・・・

シュン「マ〜リ〜モ〜!!!!!」

マリモ「シュン!!オレはヒトミを!愛する者を守るためにオマエと戦う!」

シュン「風の天星が亡びの天滅に勝てるとでも思ってるかの!!!!!」


(鮮血少女 モノクロッドさん作)

突如乗り込んできた側近のライバル(?)っぽい人物
どうやら結婚式をブチ壊す気マンマンらしい。

会場もやや混乱し始めている。


モノ「平和な結婚式だネェ〜」

ONEMAN「いや、なんか賊が侵入してるし… 全然平和じゃねぇよ」

モノ「知らないの? あれって仕込みだよ しーこーみ」

ONEMAN「マジか!? でも、どう考えたって本気でやってるよーな気が…」

モノ「んなワケねーじゃん。 なに騙されてんの?」


そう言いながらステーキを器用にナイフとフォークを使って食べている。

流石に何十年も貴族と隣合わせの生活をしてきただけはあって
らしくは無いが、マナーは覚えている。

モチロン普段は、プリンを一気飲みするような下品な食べ方。
(今は、周りに貴族が大勢なので礼儀正しくしてる。)



モノ「・・・ねぇ? 解るでしょ?」

教育長の邪な目つきのアイサインで、なんとなく言いたい事を察知。


ONEMAN「そ、そうだよな… あんな事、本気でしたら
       国家反逆罪でムリヤリ確保だって出来るしなw アッハハ♪」



モノ「そ〜なの〜 だから兵士は動かさずに ここで見てるのが一番なの〜」

ONEMAN「・・・だよなー♪ んなワケねーよなw
       ってか流石結婚式だよ♪料理にも気合が入ってるよなw」


ゼロワン「隊長… 丸め込まれてます。」

ONEMAN「(バーカ 今、兵を出したらま〜た仕事が増えんだろうが!)」

モノ「(そーそー これが結婚式の粋な演出って事にしとけば
    色々とメンドイ事もしなくていーのw 見てようよw)」

ゼロワン「し、しかし側近殿のお命が…」

ONEMAN「こーのバカちん! 今、兵を上げたら会場が混乱するだろが!」

モノ「そーそー これだけの人数が居るんだから死者だって出るかもよ〜?」


なんか理に適っているような理屈だが
それだと、一つ重大な点を見逃している。

ゼロワン「・・・つまり側近殿を見捨てる… と、言うコt」

モノ&ONEMAN「NO! 断じてノゥ!!」


ゼロワン「で、ですがこのままだと、側近殿が…」

モノ「大丈夫、いざとなったら『んちゃ砲』あるし…
   それに…」

ゼロワン「それに?」

モノ&ONEMAN「俺(私)達は、マリモを信じているからね!!」



ゼロワン「りょ… 了解…」


『信じる』って言葉・・・ 結構残酷なんですね・・・

また一つ学習したゼロワンだった。

(ピカ姫様の側近マリモ さん作)
シュン「風の天星が亡びの天滅に勝てるとでも思ってるのか!?」
そう叫ぶとシュンからはもの凄いオーラが吹き上がった

トクジ「・・・どす黒い・・・オーラだ・・・」

コウ「因縁だな・・・・」

ヤス「恨みがこもってやがる・・・・」


マリモ「たとえ、勝てなくても、ヒトミは取り返す!」

シュン「フン、弱い奴にヒトミは似合わない!」

ヒトミ「アタシは何が合ってもダーリンだけだもん!べーだ!」
ヒトミはシュンに向かって舌を出した

シュン「だぁ〜〜〜〜〜っ!!みんなオレの言う事に従え!従わない奴は容赦しな
い!」

トクジ「へんっ、おまえこそ、自分が弱いことに気付いてないんだろ!」
トクジはシュンを指差して言う

コウ「マリモやトクジにはオマエにない強さを持っている!」

ヤス「シュン、いくらオマエが亡びの天滅であっても真の強さを知っているマリ
モ・・・いや、真の力に目覚めた天星には勝てないよ!」

コウやヤスまでもが言う。

シュン「フン、天流の試練だったらオレもコウ、ヤスだってクリアしている!」
自慢げに高々と言うシュン

トクジ「天星流の人間の試練は他の試練とは格が違うのに・・・」

コウ「ああ、大長老さまは昔からマリモとトクジは天流の中で1,2を争う秀才、
努力を惜しまず切磋琢磨しているとおっしゃっていた。」

ヤス「それに、このまま聖闘士ランクにいけば、コスモレンジャーとしても認めて
も良いだろうともおっしゃっていた。」

トクジ「え!?オレとマリモが?」
と3人が話していると・・・

シュン「テメ〜ラ!ウルサイんだよ!消えろ!天滅流奥義!亡びのささやき!」

その瞬間、青白い霊体が3人の傍による・・

トクジ「う・・・く、苦しい・・・」

コウ「あのヤロウ・・・オレ達を苦しめながら・・・・」

ヤス「・・・・天・・・絃・・・・く、力が入らない・・・」

シュン「フハハハ!苦しめ!逆らう奴は消えろ!」

次の瞬間、風が吹き霊体が消えた

トクジ&コウ&ヤス「アァ・・ハァハァ・・・」

シュン「な、なにぃ・・・・!こぉ〜のぉ〜!」

マリモ「オマエの相手はオレなんだろう!トクジたちに手を出すんじゃねぇ!」
マリモからも緑のオーラが吹き上がる

シュン「どこまでも・・・ムカツク奴だ!もういい、ヒトミはいらねぇ!しかしオ
マエにも返さない!」

ライチュウ王「ど、どうするつもりだ!」

シュン「こうするのさ!」
すると、シュンはヒトミを上空へと投げた

シュン「こい!デスサイズ!」

マリモ「や、やめろぉ〜〜〜〜!」

白銀「花嫁をお守りするんだ!」

黄金「オウ!」

シュン・マリモ・黄金・白銀の4人が一斉にジャンプ・・・・

ザシュ・・ガシッ・・・


・・・・・・・・スタッ・・・・・・


・・・・・・・城下は時が止まったかのように静まり返った・・・・・・・・・


あたりには血が飛び散り・・・・白銀・黄金・ヒトミが倒れていた・・・

マリモ「あ・・・アァ・・・そ、そんなぁ・・・・」

シュン「ヒャァ〜ハハハ!オマエはヒトミを守れなかった!一緒に助けようとした
奴もな!」

シュンの高笑いが響き渡る

壬「!!!黄金、白銀!」

マリモ「・・・・クソォ!・・・・」

シュン「悔しいか!でも奴はこのオレが始末してやった!」
シュンはマリモを見下している

そのときコウはあることに気付きトクジに耳打ちをする
コウ「トクジ、あの3人・・・微かだが息がある!今のうちにこっちに移動させよ
う!」

トクジ「ほ、本当か!よし、ヤス手伝え!」

ヤス「オウ!」

トクジ&ヤス「天流移動術!瞬身自在術!」

トクジとヤスは一瞬で黄金・白銀・ヒトミを自分たちの所に移動させた

コウ「オレたちの能力をフルパワーで使えば・・・・もしかしたら・・・・」

ヤス「可能性は低いのかよ!」

トクジ「今はそれにかけるしかない!」

コウ「やるぞ!」

トクジ&ヤス「おう!!!!」


〜一方マリモの方は・・・・〜

シュン「ハハハハ!泣け!わめけ!」

ライチュウ王「おのれぇ〜!」

壬「マリモ、どけ!今度はオレが!!」

と壬がシュンと戦おうとするがマリモがそれを留める!

壬「オイなにするんだよ!」

マリモ「2人ともさがって!・・・・・・オレ、ここからは一切手加減しないか
ら・・・王様、城下が壊滅するかもしれませんが・・・お許しください・・・」

ライチュウ王「マ、マリモ?お主・・・なにをするつもりじゃ?」

壬「オ、オイ!まさか!!!?」


マリモ「きやがれ!シュン!!テメェだけは絶対に許さない!!!!」

(たかのっちさん作)

たかのっち
「何かスゲェ事になってきたねー、閣下強いなー。」

ONEMAN
「ちょ、、、何時から此処に居た!? つーか、呑気だな。
 あ、このイタリア料理美味いぞ、食べてみたらどうだ?」

たかのっち
「あー、じゃ頂きまーす。」

モノクロッド
「何かさー、ティーチャーが城下壊滅とか言ってるねー。」

呑気。呑気。。呑気。。。 FTT城三馬鹿トリオとでも言われそうだ。

たかのっち
「ねー、高射砲って無い?あの侵入者、鬱陶しいから撃墜しちゃ駄目だよねー?」

ONEMAN
「後々面倒だからなー、遣らない方が良いんじゃないか?
 側近も頑張ってるしな。」

モノクロッド
「兵士長、ティアちゃん、今の内だよ。客が皆戦いを見てる。
 何をするか判るね? 今の内に食べまくるよ・・・www」

ONEMAN&たかのっち
「うはwwwおkwww」

戦いなんて気にしない、三馬鹿トリオでしたー。(ぁ

 
( 黒逝さん作)

黒逝
「何気に凄い事ンなってね?」

ONEMAN
「ちょ、、、何時から此処に居た!? つーか、呑気だな。
 あ、このイタリア料理美味いぞ、食べてみたらどうだ?・・・アレ?デジャヴ?」

黒逝
「マジ?いただきまーす」

モノクロッド
「何かさー、ティーチャーが城下壊滅とか言ってるねー。・・・アレ?デジャヴ?」

呑気。呑気。呑気。。FTT城三馬鹿トリオとでも言われそうだ。・・・アレ?デジャヴ?

黒逝
「高射砲・・・だっけ?それって強いん?塚、私がこの祭りダメにしようと思ってたのに・・・
 ムカツクから殺して来てもいいでしょーか?」


ONEMAN
「後々面倒だからなー、遣らない方が良いんじゃないか?
 側近も頑張ってるしな。・・・アレ?デジャヴ?」

モノクロッド
「兵士長、ティアちゃん、今の内だよ。客が皆戦いを見てる。
 何をするか判るね? 今の内に食べまくるよ・・・www ・・・アレ?デジャヴ?」

ONEMAN&黒逝
「うはwwwおkwww」

ONEMAN
「・・・アレ?デジャヴ?」

戦いなんて気にしない、三馬鹿トリオでしたー。(ぁ
・・・アレ?デジャ・・・っていやいやいやいや、さすがにコレはおかしい。うん、おかしい。
FTT城始まって以来こんなことは無かった。デジャヴの嵐じゃん、コレェェェェェ!!!


黒逝
「モノタソ、一男さん、そしてビリ子。俺・・・行って来ます!」

ベリ子
「ちょwwww 何ビリ子ってwwwww」

ONEMAN
「行くって・・・あっちにか?


黒逝
「だって私ィー、殺し屋に復帰するつもりだったC」



>>>
ビミョーなトコで切りますが、ビリ子アリガトウ。
デジャヴwwwww
 
(壬正さん作)

〜FTT城、屋上〜

仁「壬から、狙撃で、マリモさんの援護を頼まれたのはいいけど、誤爆したりしな
いかな・・・」
そうも、いいながら、弾を込めた。
ガイ「どうじゃ、行けるか?」
仁「余裕です。」
ズドン!
カーン!
シュン「何だ!?どこから、きやがった。」
マリモ(壬の奴、仁に、狙撃を頼んでたとは・・・)
壬(マリモにあんな事はさせない・・・影人形・・・圧殺)(紫電魔眼)
シュン「なんだ、影が・・・貴様かァ!」
マリモ「辞めろって言っただろ!」
壬「影も、強けりゃ、実体を持つのサ。いまだ撃て!」
仁(・・・)
ズドン!
影槌から放たれた、銃弾は、シュンを貫いた。
壬「流石だ。仁」
シュン「やったな、貴様・・・覚悟しろ!」
壬「いつから、死ぬ覚悟なんて出来てるサ。殺って見やがれ!」
シュンが、鎌を振り上げる。次の瞬間、壬の肩から、鮮血が吹き上げた。
ドサ・・・!壬が、倒れた。
マリモ「やっぱり、やるしかないな・・・アレを・・・」
仁「えっ?壬が、死んだ・・・黄金も、白銀も?嘘でしょ・・・」
ガイ「済まんな、わしがとめてれば良かったものを・・・済まない・・・」


〜あの世の入り口〜

壬「う〜ん、此処は何処だ?」

黄金「よォ、久しぶり。」

白銀「なんだ、お前も、死にかけてるんのか?情けないな〜」

壬「死に掛け?あっちの世界?」

白銀「その通り。俺らは、2度目の世界だぜぇ〜」

黄金「まァ!俺は、現世に戻るけどな。」

白銀「戻ったら、一暴れするしかねぇぜ。」

黄金&白銀「つーことで、俺らは戻るけど、お前はどうする?」

壬「うーん俺は・・・」

???「ちょっと、待て!」

壬「誰だ?」

???「ハァハァ、ちょっと、聞け!黄金、白銀、某を覚えて居るか?」

白銀「う〜ん、もしかして、黒金?」

黒金「そうだ、黒金だ!時に、この御仁は?」

壬「俺?」

黄金「俺らを、現世に呼び出した張本人だ。」

黒金「ならば、話は早い!某も、連れて行ってはくれぬか?あのよでは、暇なの
だ。」

壬「別にいいけど、真面目に」

黒金「真面目に真面目に」

壬「じゃ、ついて来い!」

黄金「俺は、行くけども、お前は来るか?壬?お前の、彼女が待ってるぜ?」

壬「何を言うか!?勿論、行くよ。」

白銀「やっぱり、仁のことが気にかかって・・・」

壬「しつこい!」

現世に戻る、4人であった。


(影炎さん作)
影炎「あ。ホントだ。」
レーネ「・・・。」
???「・・・・貴方・・・・・・レーネ様!?」
影炎「ハァ?」
レーネ「・・・・・。」
???「今までどこに居たんです??」
レーネ「ここ。」
???「・・・・・・・」

暫く沈黙が続く。

???「そっちの方には自己紹介していませんでしたね・・。」
レーネ「セネ・・・・・・。」
セネ「レーネ様が軍に入った時に補佐を勤めさせていただいておりました、セネと
申します。」
影炎「ふ〜ん・・・でそっちの男の人は?」
セネ「いませんよ!?一人探してたんですから。」
影炎「いや。いるって。」
セネ「ひょっとしてレイアのことですか?」
影炎「名前わかるわけねぇだろ・・。」
セネ「レイアは、私が召喚したソルジャーです。」
レカイト「でも今は姿を消しているみたいケロ。」
セネ「その通り。召喚したしもべは、私が命令するまで姿を隠します。」
レカイト「つまり・・・。影炎の目が発達している・・・というか特殊な能力があ
る・・・という意味だケロ。」
影炎「・・・でも右目だけでは見えないぞ?」
レカイト「影炎の左目は影炎の家計が代々受け継いできた【轟鋼眼】という眼何だ
ケロ。」
 
(ピカ姫様の側近マリモさん作)

マリモ「ウォオオオオオオオオッ!・・・・・」
マリモの包むオーラの色が金色になり大きさも巨大なものになった

コウ「オ、オイ!マリモの力が!」

ヤス「ヤベ!アイツ・・・封印を・・・・」

トクジ「マリモ・・・封印を解いて能力を暴走させるつもりか・・・しかも、超戦
闘モード2にもなってやがる・・・」

ライチュウ王「トクジ、マリモはどうしたんじゃ!?城下を壊滅させてしまうくら
いの力を解放するとか・・・言っておったが・・・・」

コウ「王様、アイツは天流の能力者の中でも特殊で・・・・感情が高ぶったり血を
見ると能力が暴走して大暴れするんです・・・」

トクジ「そして、オレとマリモがここに勤めるようになる前にアイツは1度だけ能
力が暴走し・・・国を1つ滅亡させているんです・・・・それを後になって気付い
たマリモはそんなことは2度としたくないと言って、能力が暴走する前に感情を抑
える目的で、多重人格のような多数のモードに切り替わることにしていたんです
が・・・」

ライチュウ王「今回ばかりは・・・暴走しないと勝てない相手・・・・・」

ヤス「はい、シュンは天流の中でも基本戦闘力がトップクラスの天滅流の人
間・・・いくらマリモでも普通の状態では勝てません・・・」

コウ「しかし、今のマリモは本当の強さの意味を知っています。あんな状態になら
なくても・・・・」

壬「・・・・うっううう・・・・」
黄金&白銀&黒金「う・・・つっ・・・」
息を吹き返す4人

コウ「フゥ・・・何とか間に合った・・・」

トクジ「よかった・・・あとはヒトミちゃんだ!」

ヤス「待ってくれ!彼女は傷が深くて・・・・」




マリモ「絶対に!オマエだけは、許さない!!!」

シュン「オレもオマエが邪魔だ!」

マリモ「天星流、必殺奥義!風塵旋風!」

シュン「天滅流、必殺奥義!滅刹旋空!」
2つの奥義がぶつかり合い、大きな衝撃波が城下を襲う

マリモ「天星流、格闘術!波状空漸!」

(影炎 さん作)

影炎「へ〜そーなのか。」
レカイト「まあ損はないんだし、早く行こうケロ。」
セネ「どこに行くんです?」
レーネ「FTT城・・・・・。」
セネ「なら私が案内しますわ。」
影炎「お・・・おう」
レカイト「でもまた歩きだケロ」

 〜〜FTT城〜〜

一同「やっとついたぁ〜〜〜」
FTT兵1「コラ!貴様らここで何をしている!」
FTT兵2「はっ!そのお方はセネ様!ささっ!どうぞどうぞお入りください」
レカイト「?          ケロ」
影炎「?」
セネ「私は、情報を集めるために、FTT城兵士に志願したのよ。」
影炎「でも武器とか持ちそうにないけどな・・・。」
セネ「そう。だから、兵にはなれなかったけど、闇と理の魔法研究の部員になった
の。」
レカイト「って事は魔法使えるんだケロ?」
影炎「レイラを出してる時点で立派な魔道師だろうが。」
レカイト「そうだったケロ。」
影炎「で、どうするんだ。」
レカイト「ん?何もしないケロ。」

    し〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん

影炎「帰るのか・・・。」
レーネ「そう・・・・みたい」

(鮮血少女 モノクロッドさん作)

モノ「あーあ… 城下が…」

ONEMAN「なんか大変な事になってきたなー」

たかのっち「んー へいしちょー どーすんの?」

ONEMAN「どうすっかな〜」

かぐら「おー 珍しくへーしちょさん悩んでんじゃんw」


辺りは凄惨なありさま
これは、怪我人の数人どころじゃない騒ぎ

街があんな様子だし死者だって当然、何十人も居ると思われる。


モノ「こりゃー流石にやり過ぎだよねぇ… あーあー
   復興に金使うぞこりゃー 貴重な国民も死にまくっちゃったかネ…
   大変だわー」

ONEMAN「大変だよなー」


だが、全然そんな素振りがない
自体は深刻で、周りは、混乱した人々が逃げ惑い大変な事になっているのだが、
ここだけは普通に食事をしている。

ゼロワン「町は、ほおって置いても宜しいので…?」


冷静だが、困惑した様子のゼロワン。

このテーブルで困惑した様子の人間は彼女だけでは無く もう一人居る。
たかのっちの護衛の断空だ。

二人は、ワリと普通の感覚の持ち主なので、
この大惨事を見て何も思わないワケが無い。


断空「なぜです! なぜ、国民の救助に向かわないのですか!?」


たかのっち「行ったら巻き込まれるでしょ?」

モノ「救いに行って巻き込まれたら、それこそ意味無いにょ
   それよりも座っていなさいな」


ONEMAN「そーそー 決着付くまで黙って見とけ
       このメロンうめ〜ぞ〜♪」

かぐら「誰だー! 生ハムメロン出したのはー! 喧嘩売ってんのかゴルァア!」


と、緊張感のカケラも無し。
国民の安否を気にする様子も皆無だ。


断空「あ、貴方達と言う人は!! それでも人間ですか!」




かぐら「幽霊だし」

モノ「多分、人間ですにょ」

たかのっち「ギリギリ人間だよ〜ん」

ONEMAN「ホモ・サピエンスだよ〜♪」


断空「もういいです! 私一人でも助けに行きます!」

たかのっち「待てっ! 行くなっ!!」


たかのっちの静止も振り切り、走り去って行く断空。

たかのっちは、キョトンとした表情でため息を付きながら
席に再び着いた。


たかのっち「はぁ〜 これだから新米の副長さんは困るんだよねぇ…
      熱血は、扱いにくいったら…」

モノ「それにしちゃー 必死に止めてたじゃんよw 地が出たね〜?」

たかのっち「!? ・・・そんな事ありまっせーん」


一瞬、苦虫を噛み潰したような表情をしてから
コーヒーをすすって平常を取り繕ってみせる参謀。周りはニヤニヤしている。


そんな中、兵士長がイスから腰を上げて口を開いた。

ONEMAN「あー… どうする?お前等? 行くか?」



モノ「私は、別に構わないにょ 流れ弾に当って死ぬほどマヌケじゃ無いし〜w」

かぐら「アタシもいーよー いざとなったら参謀バリアーがあるC」

たかのっち「うっ ・・・ま、まぁ 盾は嫌だけど… 断空ちゃんが心配だしね
      行ってもいーよ」


ONEMAN「・・・決まりだな… あっ、おーい火村! こっち来い!」

火村「なんでしょうか?兵士長。 民の救助ですか?」

ONEMAN「いや… あのはた迷惑な決闘とやらが終わったら、
       巻き込まれてない兵士を総動員して、国民の救助に当ってくれ
       いいか? 終わるまで絶対に動くなよ?」

火村「? はぁ… 解りました。」


ONEMAN「それじゃー お前等いくz… おぅえ!?」


テーブルに座っている人物は一人も居ない。
っと言うか、皆 遠くのほうに居る。


かぐら「へいしちょさん とりぃ〜なー 早くくればー?」


ONEMAN「早っ!?」
 
(壬正さん作)

壬「、、、生きれたのか?」
コウ「あなたは、運がいい。鎌でザックリ切られて、左腕が、落ちてしまったけれ
ども、生きているだけ、運がいい。」
壬「ハァ!?腕なんか、落ちてねぇ・・・え!?」
トクジ「壬、お前、コレじゃ、兵役引退だな・・・」
壬「ふざけんな!義手になってもやってやらァ!」
ガイ「さて、ところで、マリモ君は、誰がどうやって、抑えるかね?」
黄金&白銀&黒金「俺達がやろう。一度は死んだ身だからな」
ガイ「では、頼むぞ。」
壬「なら、シュンのほうは、俺達が抑えるか・・・」
ヤス「馬鹿言え!そんな、体で、出来るか!?」
ガイ「お前は、休んでろ・・・」
トクジ「死ぬ覚悟で、行くとするよ」
コウ「絶対、動くなよ」

壬「・・・クソッ!」
仁「壬・・・生きてたんだ・・・」
壬「あァ、まァ、な。ボロボロになっちまったけどな。」
仁「生きてるだけで、いいよ。」

ガイ(ジパングには帰れないか・・・)

FTT城は今日もにぎやか9に続く

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