FTT城は今日もにぎやか7(日常編)

(たかのっちさん作)
〜FTT城 城下町の百円均一店〜

料理器具コーナーの前に立っている男、、、たかのっち。
料理器具といえば聞こえは良いが、正直な所、包丁売り場である。

たかのっち
「んー、この包丁はちょっと大き過ぎるかな?
 こっちは、、、丁度良いな、切れ味良さそうだし。買った♪」

ここは包丁売り場、包丁売り場だ。そんな所で物々言っているコイツは、
傍から見れば、確実に変質者だろう。

店員
「有難う御座いましたーーー。」

たかのっち
「そういや、魔剣忘れたな、、、ま、良いk、、、!?」

自動ドアの開いた先には、持ち主の身長を越す程の大きさの鎌を
持っている女の子、、、そう、黒逝 かぐら。

かぐタン
「見ーつけた、、、w」

(オイオイ、目が笑ってねーよ、、、今日こそ確実に殺られる、、、
 魔剣ねーし、、、まさかコレか?この果物ナイフで戦えってか?)

戦った所で、ユーレーに勝てるかどうかは置いておいて。

たかのっち
「かぐタン、、、?もしかして未だ私が戦争の引き金なんて、思って無いよね?」

かぐタン
「引き金は引き金であって引き金なのですから、無駄な足掻きは止めなさいw」

(ちょ、、、それ大佐、てか、かぐタン知ってたっけ?)

たかのっち
「止めて、頼むかr、、ギャアァァァ・・・!?」


※たかのっちVS黒逝 かぐら  の戦いは既に決定事項の様ですよ?(ぇ

(鮮血少女 モノクロッドさん作)

―FTT・城下町の百円均一店 前―

何故この対峙?
そんな感じのVS風景。 ただ今、午前11時で御座います。

もうすぐお昼ー♪


そして、人生最大のピンチかもしれない
FTTの参謀殿。

「(やべーよー ってか、鎌は使わないよね・・・?
  使わないはず! 使うなよ使うなよー こっちは包丁なんだs)」

「久々に振るっとかないと感覚が鈍るからね〜」

ブンブンブンブン・・・


まぁ♪ 凄い旋風 風がこっちまで来るわぁ〜♪

・・・・やべぇぇぇええええーーーー!!!!!!

「あ、あ、あああのね かぐタン?
 別に私は、戦争を起こすとかそこらの事は、これーっぽっちも…」

「戦争を引き起こそうとする困ったさんは、
 王様が許しても、このかぐらさんは、許さないぜィ… 悪即斬ぁぁーーん!」

悪即斬ってよーするに悪事を調べるのがメンドクセーから
テキトーに切っとけばいんじゃね? みたいな考え方っしょ?

あーあー 来るぅぅぅうううーーーー!!!


切りかかる大鎌。
ぶっちゃけリーチ的に、どうやって防ぐのか分からない。


ガキィィン!!


あれ? 生きてるぞ?

・・・ん・・・・・・・・・?


薄っすら目を空けるとそこには兵装を着た女性が…
たかのっちの護衛兼、補佐役の断空・剣だ。

「隊長! 無事ですか!?」

「だ、断空ちゃん! 着てくれたのかい?! ヨッシャー助かったぁー!」

「あン…? 誰だいお前は?」

かぐらは、所見の様子。
大体、彼女は兵士なんぞに興味は無い。

「私は、たかのっち参謀閣下の護衛兼補佐約の断空・剣…
 隊長が何をしたのかは知りませんが
 いきなり切りかかるなんて何を考えてるんですか!!K察呼びますよ!」

まぁ 正論。


「あー アンタもういいよ。
 雰囲気ぶち壊しー ちょっとは空気読んだら?」

「な、何をおかしな事を…」

「いいかィ? この世界には、「くーき」ってのがあんの!・・・解る?
 「くーき」を蔑ろにすると窒息しちゃうんだ 知ってたかィ?」

「何を仰っているのか意味が解りませんが、何と無く把握しました。」

「じゃあアタシは帰るよ。
 おらーサンボー! てめー月夜ばかりと思うなよー」

「だから誤解だっつーの!!」

魔剣だけは忘れず携帯しとこうと思った
参謀サンだった。

(黒逝 かぐらさん作)

「隊長右に避けて!!!」
「は?」


 断空の一言で右に避けた、隊長ことたかのっち。
 これ、鼓膜破けんじゃね?レベルの激音が自分の左スレスレから聞こえる。

「・・・・・・」

 あまりの不意打ちに、たかのっちは声を失った。
 左スレスレの地面のコンクリートは粉々に砕け散り、軽い地割れまで起きている。
 もし断空がいなかったら・・・いなかったら、これのちょっと前に黒逝に斬られて真
っ二つだった。


「K察怖くて殺し屋なんて出来ますか」
「アンタはさっきの・・・!!」


 たかのっちとしては、構える断空ちゃんも、鎌を振り下ろしたかぐタンも、怯える
小さい子も、すでに通報しようとしている店長も、もうどうでもいい。ただ、自分の
命についてを心配するのみ。
 断空ちゃんは今にも切りかかりそうだし。


「か、かぐタン!チョコあげるから許して!!」
「チョコ・・・?」


 黒逝の表情が変わり、殺気が消える。


「マジで!?」
「はい」
「おー、アリガト。やっぱ参観日ともなると食ってる物も違うねェ」
「参謀長ね」
「参観日サンと剣サン、じゃねー」
「ケンじゃなくてツルギです!」


 かくしてたかのっちの命は守られた。



【終われ】




おまけ:

店長「あそこですッ!大きな刃物を振り回していた現場は!」
K察「お前らァァァァ!署に来てもらうぞ!」
たか「マジかよ」
断空「ち、違いますッ!私たちは性質の悪いユーレイに・・・」
K察「ユーレイ・・・・・?薬物調査も受けてぇのか!?」
たか「断空ちゃん・・・」
断空「隊長・・・」

「「逃げろォォォォォォォォォォォ!!!!!!」

店長「ちょ、待って!せめてえぐれたコンクリートの修理代ぐらい・・・」





>>>
チョコレートは最強ってことで(何
この後たまたま通りかかった兵士長サンと参観日サンが同じ服だったので、
兵士長サンがコンクリートの修理費を出した、と言う後日談(ぁ

( 鮮血少女 モノクロッド さん作)

ゼロワン
「…で、いきなり捕まった・・・っと、
 大層な理由ですね。
 ・・・まさか、貴方の事を本当に報告書に提出する日が来るなんて…
 呆れて物も言えません。 少しは反省なさったらどうです?」

ONEMAN
「だぁーーっもう! 俺は知らねーっつーの!!」




何が何だか分からないまま修理代を払ってK察に捕まった兵士長。

王様にこの事は、当然バレて…



「国の威信に関わる事だ… 表ざたにはしてはならんだろう…
 だが、処罰は与えねばならない… 1週間部屋で謹慎して居たまえ!」

「は、は〜い…」



な、理由で部屋で謹慎中。

正に踏んだり蹴ったり。


ONEMAN
「・・・はぁ…」

ゼロワン
「お茶を持ってきます。それと謹慎中の貴方の仕事は、
 なぜか参謀殿が快く引き受けてくれましたので、参謀殿にお任せします。」

たかのっちにも罪悪感はあった・・・ っと言うか、
断空が睨んだのでしぶしぶ引き受けた… っと言った方が正しい。


ONEMAN
「はーぁ… つまんねー 仕事無くなるのはいーけど
 ツマンねーっつーの! 教育長いねーのー? 久々にゲームしてーよー」

ゼロワン
「教育長は・・・『肩こったから今日は寝るにゃ〜♪』と、
 体調不良で、今日は休暇を取られています。」


教育長のセリフの部分だけ絶妙に上手い声マネをするゼロワン
その後、いつもの無表情な顔で淡々と喋る。

ONEMAN
「・・・・あのサボリ魔め…」

ゼロワン
「兵士長も噂が立っていますよ。
 『休む為にわざと謹慎食らったんじゃないか?』とか…」

ONEMAN
「ま、マジかよ!!! っだークソ!!
 最悪じゃねぇか! 変な誤解すんなっつーの!! あーもう ヤダー
 なー ゼロワン〜 外出すっから皆に黙っててよぉ〜 ねーねー」

ゼロワン
「き、きしょく悪いので甘えないで下さい!」

ONEMAN
「(´・ω・`) ぇー」

ゼロワン
「そんな顔をしても駄目です。」


それよりも「気色悪い」に結構傷つく
案外、ナイーブな兵士長。


ONEMAN
「っつーかさぁ… お前って何で部屋にいんの?
 お前は仕事あるんだろー?」

ゼロワン
「王様から【直々のご命令を賜りまして!】貴方の見張りです。」

ONEMAN
「・・・・・・・・・・・そ、そうすか…」


城から逃げれない兵士長だった。(ぁ


(たかのっちさん作)
〜たかのっち参謀長 自室〜

たかのっち
「あーーー、、、面倒臭いよォ〜〜〜、、、」

・・・・ギロリ。
断空 剣の冷たく、何処か殺気立った視線が浴びせられる。

断空
「隊長!元々彼方の責任なんですから、これ位は当然でしょう!!!」

たかのっち
「判った判った、、、、、、、、、、、、、ハァ、、、。」

―――本当この国は平和だよな、、、戦乱が在ったとは到底思えない、、、

―――戦乱なんざ、皆知らない方が懸命だよなー、今はこんな平和国家だし。

―――つか、初代王もよく私なんか雇ったな、、、裏切るかも知れないってのに。

断空
「コラ、ちゃんと真面目に遣って下さい!!!」

たかのっち
「あー、はいはい。遣ってますよー。」

―――建国時は、教育長も、皆真面目だったよなー、、、

―――私の親、友達は目の前で消えたんだもんな、私も仕事が生甲斐だったけか?

たかのっち
「って、、ちょ、、、w 何で今はこんな駄目人間なのさ、、、www」

断空
「・・・?どうしたんですか、隊長?」

たかのっち
「あーーー?何、ちょっと黄昏てみただけだおーーー(・ω・`)」

断空
「隊長、精神科にでも逝きたいんですね?」

たかのっち
「は!?いやいや、正常ですッ!真面目にやります!!さー仕事仕事〜♪」

断空
「全く、、、」

 断空ちゃんから逃げられない、たかのっちだった。(ぁ

(壬正さん作)

〜城下町にて〜
「あぁ〜、やべぇ〜金がねぇ〜。どっかに落ちてねぇかな〜。」
折角、稼ぎに、稼いだ金を落としてしまった、アホが、一人。
「壬 澄賽」だ。彼は、必死こいて、稼いだのに落としてしまった。
金を。ふと、壁に貼ってあるポスターをみていると、「兵士募集!」
という、ポスターが眼に入った。とりあえず、城に行こうと、彼は、
思った。
〜城にて〜

城に入ると、一般の兵士たちが、見回りをしていた。
「どこに、兵士長が居ますかい。教えてくれYO!」

・・・・・・シーン・・・・・

、、、やべぇ・・・滑った・・・

しかし、親切な、兵士が教えてくれた。
「多分そこにいるかと」
「あっ、そうすか?ども」
そこに、奇妙に蠢く影が一つあったという・・・

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【人物詳細】「NEWキャラクター!」

名前 【壬 澄賽】

血液型 【O型】
職業 【フリーター】
性格 【かなり、ブラック。】
年齢 【十代の後半・・・自称】
趣味 【格闘、音楽鑑賞、音楽系】
武器 【刀と博打】
得意な攻撃法 【打撃、間接技、暗殺術】
身長 【169cm】
体重 【51kg】

〜詳細〜
フリーターだったが、収入がしょぼい為、兵士になって、金を稼ごうとしている。
兵士になった後も、博打の才能を開花し、ちょっと、お偉いさんに・・・
 現在、刀を使った、戦闘法を研究中・・・多少無鉄砲
(無事入隊後の話・・・)

〜城にて〜

ぶっちゃけた、話、兵士長じゃなかった。
参謀長だ。副官にどやされながら。
澄賽「すんません〜。そこのお偉いさん。入隊したいんですが、いいでしょう
か?」

たかのっち参謀長官「勝手に、してくれ、いろいろと、忙しいからさぁ〜」

断空 剣「はやくして、下さいよ!」

壬 澄賽「は・・・はぁ・・・」
忙しいんだろうなぁ〜と思い、それ以降は、話しかけなかった。
受付に行き、兵士として5年間の、契約を交わしてきた。

〜翌日〜

早速、少しの金で、鉤爪篭手と、身の丈ほどある、鉄刀を鍛冶場で造ってもらっ
た。【出世払いでw】
壬「やべぇ・・・見張りに遅れる!初日で、くびって言われたら、凹むぜ」
ぎりぎり、セーフ。
兵士長「最初から、急に得物を持って、見張りに入ってきた、兵士も居るようだ
が、諸君!警備を怠るな!」
壬 「お、俺・・・?
それから、小1時間・・・
壬「くそぉー、面倒臭いな・・・」
別の兵士たちが、俺のことを見て、怖気づいていた・・・
壬「どうした、皆?」
後ろに巨大な影が一つ、小さめな、ワイバーンだった・・・
壬「ヤバイ!」
がむしゃらに、鉄刀を振り回し、切って、切って切りまくった。
そして、鉤爪を、突き出した瞬間、刃が折れ、自らの右目に突き刺さった。
ワイバーンは、逃げていた。
そして、その後、即医務室に運ばれた。彼は安心した。一瞬・・・
恐るべき、マッドドクターの存在を知らずに・・・【壬=壬 澄賽】


(たかのっちさん作)

モノクロッド
「はいはい、呼ばれて出てきてジャジャジャジャーーーン♪
 奇跡の医者!!!モノクローーーーーッド!!!!!」

医務室では絶対に会いたくない女ダントツのNo1。
運ばれてきたのが兵士長やマリモ閣下、参謀長やらかぐタンだったら、
どんな手を使ってでも逃げ出す。逃げ出さないと、確実に逝く。

壬 澄賽
「お、、、お願いします、、、、」

モノクロッド
「ん?君は新人君かニャ?だいじょーぶ、絶対に直すニャ!!!」

壬 澄賽
「(テンションやけに高いけど、、、医務室の人だ、絶対に大丈夫だろ、、、
  あぁ、、、、何か意識が遠のく、、、、、)」

看護師
「教育長!?貴女、、、此処は私にお任せ下さい!!!」

―――何か声が聞こえるな、、、教育長?この人教育長だったんだ、、、

―――ちょっと待て!俺、死ねんじゃね?あぁ、次起きたら天国だったりして。

その後、ドアが開く音がしたが既に壬 澄賽は気を失っている為分からなかった。

ONEMAN
「教育長!コイツは重症だし新人なんだ!!俺や側近なら兎も角、
 新人には真面目に手当てさせろ!!!」

モノクロッド
「みーーーーーーーー、、、、、」

その後、壬 澄賽はちゃんと手当てをされ、復活して様だ。

(壬正【澄賽 さん作)

〜兵士詰所にて〜
壬「怪我してからは、雨の日になると、傷が痛むなぁ〜」
その日は、雨だった。
兵士「新入兵が来るらしいぜ」
壬も、どんな奴が来るか、見に行った。
見覚えのある奴の顔が一つ。幼馴染の「仁」という奴だ。
壬「お!仁、久しぶりだなぁ」
仁「あぁ、そうだなぁ?」
疑問系だった・・・
壬「何で、疑問系なんだよ?」
仁「いや、なんとなく・・・」
モノクロッド「青春してるかい、君たちぃー!ちなみ、澄賽の居場所を知らんか?
君たちぃー!」
壬「たのむ、匿ってくれ・・・俺は、奴が怖い・・・」
仁「澄賽なら、そこにいるけど、どうかしましたか?」
モノクロッド「定期的に、治療を行いますんで、医務室まで、連行して来て下さ
い。」
壬「仁!てめぇ、この野郎!」
仁「まぁ、頑張ってくれよ〜」
事切れるかも知れないが、挫けるな、壬!

〜〜〜〜〜〜〜〜新規参入キャラクター〜〜〜〜〜〜
名前【仁 蝶犀】
性格【かなり、ブラック。澄賽を上回る】
職業【兵士】
出身地【FTT国の最東端の町】
年齢【澄賽と、同年齢】
趣味【無し】
武器【狙撃銃、投げナイフ】
身長【165cm】
体重【49s】
〜詳細〜
壬の、幼馴染。本人は、壬に、とんでもない隠し事をしている。
因みに、壬と、漢字は、違うが、読み方はおなじ【じん ちょうさい】
名前にコンプレックスがある。

(壬正さん作)

壬「くそぉ、死んだほうがましだっての・・・」
どうやら、壬は、医務室で、酷い目に合わされたらしい。
そこに、今日の元凶、もう一人のジンが、現れた
仁「酷い目にあったみたいだね。その疲れようからして、拷問にでもあったのか
い?」
、、、返事が無い、、、
壬「・・・・・・」
休憩中に、気絶したようだ。
たかのっち「そこの、人間凶器、一体新入りに何をした?」
仁「いや、なんか、気絶したみたいです・・・」
たかのっち「ならいい。医務室に運んどけw」
壬「断る!」
復帰したようだ。しかし、城に、住み込みで働いている為、自室に戻っている、途
中で、倒れた。
断空「死にましたか?」
仁から、返事が返ってきた。
仁「多分、逝っちまいましたよ。城の裏庭にでも、埋めてきます。」
仁は、壬の事を担ぎ、どこかに消えた。
たかのっち「そういえば、あいつ性別どっちだ?」
断空「あぁ、あの、文章ですか。仁の履歴書には、【女】って、書いてましたけ
ど・・・」
たかのっち「マジ!」
意外な事が、判明した。だが、壬は、このことを知らなかった。なんと、壬は、ず
っと男だと思って、接してきたのである。
たかのっち「あいつ、女だとしたら、怪力だよなぁ・・・」
最強の、女兵士現る!
〜〜「二人の新兵」終〜〜

追記〜おまけ〜

壬「どぁ、なんで、俺のことをお前が背負ってるんだよ」
仁「あんたが、気絶したから、私が運んでるんだよ。」
、、、、?
壬「私って・・・ちょっと、待て。お前もしかして、女?」
仁「そうだけども、どうした?」
壬「マジ!」
隠し事が判明した、日だった・・・
仁「気づけよ・・・」

(鮮血少女 モノクロッドさん作)

モノ
「あー いい遊び相手だったわぁ〜♪
 さてさて… あー暇だねぇ… どっかいこうか…」

仕事しろよ 仕事! ・・・っと言うのは、
全く無視。

本当に困った教育長だ。

モノ
「そう言えば城下に面白い遊技場があったはずだよね…
 何でも、王族が一般から兵を雇う時に使う場所だとか…
 ちょっとかぐタンでも誘って行ってみるかネ・・・」


―闘技場―

戦争をしないFTTでは、兵士の立場は普通の国と比べて低い。
活躍の場が存在しない為、勲章を貰える事も殆ど無く
目だった英雄的活躍をしなければ、昇進も無い

少数精鋭ならまだしも、少数ふぬけだと見ちゃいらんないので
兵士の錬度を上げる為に闘技場を設けている。

もちろん一番の理由は、国の経済の為だが…

ちなみに、ここで活躍し、王族の目に適えば
兵士のポストに付ける事もある。

もっとも闘技場主催者が相手として召還する幻影戦士に勝てる人間は
非情に少ないのだが・・・



モノクロッド
「おー 何かスゲー熱気… 人死にの無い剣ってのは気楽に楽しめるからねぇ〜
 ・・・・そう言えば、お城のお偉いさんとかも偶に覗きに来るらしいね…」

黒逝
「・・・それって きょーいくちょさんじゃねーの?」

モノクロッド
「・・・で、誰に賭ける?」

黒逝
「んー っつっても
 私ぁー全然知らねーよ?」

モノクロッド
「・・・私も初めて来たんだけど・・・」



・・・・・・・・2人で沈黙…


モノクロッド
「さーて… 帰るか…」

黒逝
「・・・・そぅだね…」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

日常偏で、戦闘シーンを書きたい気分の人は、どうぞここで(ぁ

(壬正さん作)

たかのっち「それでは、諸君!死ぬ気になって訓練に励め!」

〜兵士訓練所にて〜
兵士「訓練といっても、別に、どっかの国が攻めてくるわけじゃないのにな。」
確かに、兵士たちの言うことも、もっともであり、兵士たちの、甘さが見える。
しかし、なんでまた、訓練をしているかというと、年に一度行われる、闘技場で
の、武術大会があるためだ。ルールは簡単。二人一組で、無制限一本勝負を行うこ
と。また、相手が、ギブアップ、ダウンし10カウント以内に起きなければ、相手
の失格ということに成る。ただ、それだけ。
壬「なんでも、ありかぁ〜。顔面一発で、一撃でぶった押してしまっても良い訳
か。」
しかし、何処を見ても、パートナーが、まったく居ない。
壬「まいったな〜。ほとんどは、へたればかりだし、あいつも、居ねぇし。」
〜〜〜その頃、仁 蝶犀は〜〜〜
城下町で、買出し中・・・

再び、FTT城

壬「まぁ、いいか・・・仁が来るまで、待つか・・・」

〜FTT城〜
澄賽「おい!仁!来週、闘技大会が有るだろ?」

蝶犀「あぁ、私のところにも、手紙が来た。」

澄賽「そこでだ、タッグを組むぜぇ〜」

蝶犀「お前みたいな奴と組んだら、私の体力が、もたないよ」

澄賽「いいから、やるぞ。さて、修行場に行くか・・・」

蝶犀「殺す気かぁ〜」
ということで、澄賽、蝶犀にタッグが、成立!
〜「弐神」〜結成!

〜「兵士長室にて」〜

たかのっち「この、大会は、兵士長の意地にかけて、出場して、優勝するしかない
なぁ〜」

断空 剣「私は、決して、大会には出ませんよ・・・」

たかのっち「じゃ、誰を選べと・・・」

断空剣&たかのっち「そうだ!」

たかのっち「あの、マッドドクターを俺の、パートナーとして、使うとし
よう」 

「〜医務室にて〜」

モノクロッド「何?また、あの、ジンの、男のほうを、虐めろと。面白そうだねぇ
〜」

たかのっち「つーことで、頼むぞ。」

モノクロッド「合点承知!」

〜「最強の長」〜結成。




予選まであと、1週間と3日・・・

( たかのっちさん作)

たかのっち
「あー、、、でもさ、教官ーーーーー。」

モノクロッド
「どーしたんだいティアちゃん♪」

たかのっち
「魔剣、、、、使う訳にはいかないよね、、、?」

モノクロッド
「当然だにゃーーーー。」

たかのっち
「人死にの無い剣とか言ってたよな?剣で切りつけても死なないなら、、、
 『化学兵器』の使用はどうかなぁ・・・???」

モノクロッド
「シラネー。」

断空
「でも、隊長は御強いんですよね?」

たかのっち
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・^^;
 断空ちゃん、私の地位が参謀長だと知っているのかな?」

断空
「はい、、、、知っていますが?」

たかのっち
「参謀はねー、、、頭脳派なの!!!判る?頭脳派!!!
 乱戦時にこそ力を発揮出来るの!!!」

断空
「あー、、、要するに、接近戦は苦手、、、、、と?」

たかのっち
「・・・・・・・・・・・・・lllllorzlllll・・・・・・・・・」

断空
「ちょ、、、そんなに落ち込まないで下さい隊長ーーーー!!!」

一体どうなる、『最弱の長』チーム。(ぇ

>壬正さん
えーと、一応私の地位は、さんぼーですよーw 因みに自分称は私。(ぁ
兵士長なんて勿体無い、ONEMAN兵士長と並べると思ったら大間違いですよ!(ぁ


(鮮血少女 モノクロッドさん作)

たかのっち
「んじゃー頼りにしてるよっ 教官♪」

モノ
「あのね… 私と違って、参謀でも「兵士」だったアータは兎も角として
 今の私は、戦闘勘も何にも…」

たかのっち
「でも教官って、不老の他に不死身じゃん?」

モノ
「あのさー ちゃ〜んとルール見たのかにゃ?
 私は気絶はするでしょ! ウィニに殴られてしょっちゅう伸びてんじゃん
 確か、テンカウントで起き上がらないとダメなんでしょ?」


しょっちゅう伸びてるって・・・
そりゃアータが、仕事しないからでしょうに… まぁ自分が言えた事じゃないかw



結論を言うとどっちも不真面目。


モノ
「んー まぁ戦闘はお前に任せるからネ〜 頭脳派ちゃん頑張れよ〜〜♪
 私は足手まといにしかならないからぁ〜 ゲラゲラww
 ・・・・っつーかそれよりも、兵士長はどうしたのさ?」

たかのっち
「(きょ、教官… 足手まとい宣言って… 堕ちるトコまで堕ちたな…)
 ONEMAN兵士長なら忙しいってさ まぁ多分出ないんじゃない?」


それを聞くと安心した様子で振り返る教育長。

なにやら玄関の方に向かっているが・・・


モノ
「んじゃー暇だしぃー 買い物にでも行くかぁ〜♪」

たかのっち
「あ、あのねー教官! 暇なんならトレーニングとかすればいーじゃんよ!
 一応、参謀としての名誉みたいのも私にゃかかってるんだからさ!
 1回戦で負け・・・ っとかマジで勘弁してよ!」


確かに参謀が1回戦で負けたら、兵士にナメられる。

参謀なので一般兵士よりは戦闘訓練していないが
それでも、せめて3回戦くらいまでは行きたい所。

モノ
「・・・・まぁ 奥の手あるし… ネ。」

たかのっち
「ま、まさか抜剣覚醒する気じゃ…」

モノ
「あるあr・・・ねーよwwwwww
 そんなの使わなくても強くなる方法ならあるの! 教官ナメんなw」


一瞬、暗い顔をしたので、もしやっ!…と、思ったが

真剣等の武器は出した瞬間、反則負けだからそれは無いし、

教育長は秘密を知られるのを極端に嫌がっているので
魔剣を使う事は100%無い。

じゃあ強くなる方法って何・・・?

たかのっち
「・・・まー 今回は、信じるけどさー…
 いざと言う時は、頼むからね…! じゃー私はもートレーニングに行くよー」


そう言うとたかのっちは、修練所の方に歩って行った。

それを送り見て教育長はポケットから何かを取り出した。

モノ
「・・・精神崩壊を直すお菓子… っか…」


以前、ランプが教育長の体を心配して渡されたお菓子…
形は、アメのような小さい物…

それを教育長は、恨めしそうに見ると再びポケットに入れた。


モノ
「って言うか精神崩壊した後じゃあ自分じゃ食えなくね?」(ぁ

(黒逝 かぐらさん作)

たかのっち
「あ、かぐタン!」


「応援に来て下さっムググ」

かぐら
「ちょ、そー言う戦い系ならユーレイの私にお任せでしょ?忘れてんじゃねーよ志村剣」


 颯爽と現れたは、黒逝かぐら。隣に不遠かぐらと菱松かぐらを従えた黒逝かぐら。
 同じ顔がいくつもあって、はっきり言って気色悪い。


モノクロッド
「うわwwwwかぐタンがいっぱいいるしwwww」

かぐら
「霊界から持ってきた。こいつ等使って私も参加するんで、よーろしくぅ」

 
 3人同時にしゃべる。見事に声が重なる。ウザイ。



「でも、刃物の使用は・・・」

かぐら
「なーに言ってやがる。私と私がどんな攻撃受けても死なない、倒れない、気絶しないっ
 て所を見たら、皆怖くなって精神崩壊起こして自滅するがオチ。」

かぐら
「それに私、鎌だけが武器じゃないC〜。人は心にバズーカを持っています」

かぐら
「つーかこの子誰?めっさ私の好みなんですが。志村剣ちゃん?」


「だんくう つるぎ です!!ケンじゃありません!」

かぐら
「だってよー、かぐら。変な名前で呼んじゃダメじゃん」

かぐら
「え?ソレってニックネームって奴でしょ?仲良い証じゃん」

かぐら
「だーまーれー。さっき菱松と黒逝と不遠の、誰が喋った?」

かぐら
「つーか、私誰?」

かぐら
「アンタ誰?」

かぐら
「ここは何処?え?あ?アリ?」



モノクロッド
「素直に苗字にすればいいのにニャー♪」






>>>
先生!
触れるユーレイの出場は禁止されているのでしょーか?

って事で、存在自体が反則な女の子三人組(全員同じ奴ね)の登場デス。
でもまあ、受付で「職業はユーレイです」「殺し屋です」「ニートです」と
答えて「フザけんな!」と怒鳴られた奴等なんで、出場権はあるそうです、はい。

(鮮血少女 モノクロッドさん作)

意気揚々と士気が高まりつつあるかぐら達

それを見ながらニヤニヤしながら口を開く教育長。

モノ
「ってかね かぐタン・・・
 それ以前の問題があるんですよ・・・」

黒逝
「んー? 何ぃー?」

モノ
「2人1組だから3人じゃ無理ぽ」

>ルールは簡単。二人一組で、無制限一本勝負を行うこと。
>また、相手が、ギブアップ、ダウンし10カウント以内に起きなければ、
>相手の失格ということに成る。ただ、それだけ。



>ただ、それだけ


>ただ、それだけ


モノクロッド
「説明書嫁」(ぁ

黒逝
「な、マジでぇぇーーーー せっかく3人連れて来たのに!!」

不遠
「どーすんの? 誰が帰る?」


「ジャンケンポン ジャンk… って同じ脳みそだから
 勝負付くわけネェェーーー!!!」


「あ、あの!」

菱松
「ん? 何よ?」


「アミダくじを作ってみましたが、どうですか!?」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?



・・・・・・・あー なるほど


状況を判断してせっせとアミダを作っていた断空ちゃん
やっぱり えー娘じゃわ・・・


そんな和みムードを作りつつ・・・


アミダ開始!!


黒逝&菱松&不遠
「「「 うーっし!! じゃあアタシは右端!! 」」」




・・・・・・・・ハァッ!?(ぁ



己を賭けた戦い勃発。かぐらVSかぐらVSかぐら



>結果

黒逝
「さっすが一番、人生を歩んでるだけあったぁぁーーーーー
 ・・・で、何しようとしてたっけ?」



にゃー(ぁ

(黒逝 かぐらさん作)

かぐら
「「「んじゃ、死ねや」」」

モノクロッド
「ちょwwww」


かぐら
「いや、さすがに殺すんはいかんやろ。平和的に解決せん?」

かぐら
「いーや、私は死んでも殺し屋ですから」

かぐら
「その死んだ姿が平和的って言ってんだから、平和的に解決しましょーか」

かぐら
「えー?そんなら黒逝殺して笠書呼ばね?で、2チームで」

かぐら
「笠書ィ?私、アイツ好かんし」

かぐら
「えー、黒逝って苗字気に入ってるんですが」

かぐら
「「私が黒逝殺すから」」

かぐら
「ちょ、待って。待てって、オイィィィィィィ!!!」




      しばらくお待ちください




かぐら
「ちゃらー、笠書です。よろしくねー」

かぐら
「死にたくなかったなー」

かぐら
「って事でものた・・・・アリ?」

かぐら
「いねぇじゃん」

かぐら
「・・・道シラネ」

かぐら
「ケンちゃぁぁぁぁぁん!!!!」

かぐら
「私知ってるけど、教えてやろっか?」

かぐら
「コレだから笠書嫌いっちゃけど!!」

かぐら
「いいじゃん、別に」



>>>
すんません、かぐら多杉でわけ分かりません。


上から

黒逝・菱松・不遠
モノタソ
菱松
不遠
黒逝
不遠
菱松
黒逝
菱松・不遠
黒逝

笠書
黒逝
不遠
菱松
黒逝
不遠
笠書
菱松
黒逝

(壬正さん作)

〜修行場。by山〜
壬「お〜い。まだかぁ?」

仁「無理だよ。あんたみたいにさぁ、体力馬鹿じゃ無いし。」

壬「それじゃあ、今からそっち行くから、待ってろ。」
崖を軽やかに、飛び越えてきた。
壬「いまから、お前を、背負って、修行場まで行くからな。」
仁「ちょっ!待て!コラ!」
やはり、崖を飛び越えていく。
恐るべき体力馬鹿。

〜修行場〜
壬「ついたぜぇ〜」

仁「早すぎるだろ、幾らなんでもさぁ」

壬「つーことで、武装を、ちゃんとしておけ。これから、ワイバーンを、倒しに、
行ってさぁ、動体視力を高める。いいな?」
仁「死んでも、知らないよ。」
そういいながら、仁は愛銃の「銃剣 獄焔乃影槌」を構えた。
さらに、壬は、「鉄刀 竜泉」と、「手甲 魔眼」を、装備した。

〜修行場 2日目〜
壬「よーし、いくかぁ。」
早速、二人は、崖を登り始めた。
登りきった。そこは、飛龍の「翠紅龍」という、飛龍の巣だった。
仁「凄いねぇ〜、ここ、始めて見るよ。」
壬「こいつ、俺の眼を潰した奴だ。」
仁「えっ?」
壬「いいか、今から切り込む。俺は前衛、お前は後衛で頼むぜぇ〜」
二人とも、戦闘位置についた。

壬・仁「行くぜぇ〜・行きますよ。」

壬が、切り込む。仁が撃つ。
壬が、吹っ飛ばされた。
壬「ウッ!」
壬が、口から血を吐き出した。
壬「死ねぇ〜なぁ〜。このくらいじゃ〜さぁ」

仁「壬!これ以上は、厳しいよ。こっちも、銃弾が切れたし、あんたは、そんな血
塗れだし、逃げようよ。」
壬「ざけんなぁ!逃げるかよ。お前に俺の魔眼をやる、それで、戦え!魔眼に、精
神のっとられるなよ!」
仁「わかったよ、じゃ、やろうか、壬」
壬「いくぜぇ」
・・・・・・・半時後・・・・

壬「勝ったなぁ〜」
仁「そうだね、じゃ、帰ろうか。城に、大会まで、二日前だし、」

チーム、「弐神」大会で、勝つことが出来るか?

(ピカ姫様の側近マリモさん作)

ここは、FTT城内にある側近部隊の部屋。

隊員A「隊長、どうしたんですか?写真なんか見て・・・」
マリモ「あ、ああ・・・」
側近部隊の隊長であるマリモは自分の机の前で写真を見てため息をついていた・・
シン「隊長、誰の写真なんですか?」
マリモ「う、うわぁ〜!・・・」
シン「なに、おどろいてるんですか?」
隊員A「副隊長が隊長の後ろから話しかけたからじゃ・・・」
シン「あっ!・・・スミマセン、隊長!」orz
マリモ「まったくぅ〜」
マリモは少しムスっとしてしまった。(表情は少し子どもっぽい・・・)

モノ「こにゃにゃちは〜!」
大声をあげて教育長がいきよいよく入ってきた!
隊員A「教育長!?」
マリモ「モノ殿!入ってくる時はノックくらいしてください!」
モノ「だってぇ〜・・・扉は開いていたにゃ!」
シン「ですが・・それでもノックくらいしていただかないと・・・」
マリモ「ふぅ・・それで、なんのようですか?」
マリモは1つ息を吹き、モノに用件を聞いた。
モノ「大したようはないけど、マリモ君が写真をみてため息をついてるって姫様か
ら聞いたのにゃ」
シン「写真ってこれの事じゃないですかね・・・・」
シンはマリモの手から写真を奪い、モノや隊員達に見せ始めた。
マリモ「えっ?あ!みるなぁ〜!」(パニック)
マリモが慌て始める・・・
モノ「見るなと言われたら余計に見たくなるのにゃ!」
シン「オレ達にだって見せてくれない写真なんですから気になってたんです」
隊員B「隊長の写真ですかぁ〜」
隊員C「誰が写ってるんだ」
モノや隊員たちがマリモの写真を見るとそこには女性が写っていた。
シン「女性の写真だ!」
モノ「カワイイ人にゃ」
隊員A「誰だろう?」
隊員B「家族かな?」
隊員C「バカ!隊長がそんなの見てため息つくかよ!」
隊員B「じゃぁ、誰なんだよ!」
隊員C「彼女だと思うぜ!」
シン「隊長!彼女がいたなんて初耳ですよ!」
モノ「私も初耳にゃ!」
マリモ「誰だって良いだろう!」
モノ「顔が赤いにゃ!」
シン「隊長・・・」
マリモ「もう、いいだろう!」
マリモは写真を奪いとって自分の部屋へと走っていた・・・
シン「・・・やっぱり彼女なのかなぁ〜」
モノ「やりすぎちゃたかにゃ〜」

〜マリモの部屋〜
マリモ「ハァ・・あいつら、モノ殿と一緒になってオレをからかうんだから・・・
オレに彼女がいるってバレてしまったなぁ・・・」
モノ「フムフム・・・あの写真の女性はやっぱり彼女かぁ・・・」
モノが部屋の入り口で聞き耳を立てていた・・
マリモ「どうしようかなぁ・・・こっちに呼び寄せようかなぁ・・・」
モノ「・・・?どういうことにゃ??」
マリモ「婚約も考えないとなぁ・・・」
モノ「にゃにぃ!マリモ君が婚約ぅ!」(あまりの事に大声)
マリモ「モノ殿!なに盗み聞きしてるんですか!」
モノ「お、落ち着くにゃ!」
しかし、いつもならモードチェンジして殴りかかってくるマリモなのに今日は違っ
た・・
モノ「あ・・れ?殴らないのかにゃ?」
マリモ「殴れませんよ・・・そのかわり、この事はバラさないでくださいね」
モノ「え?」
マリモ「オレ、近々・・婚約して結婚しようと思ってるんです・・・」
モノ「めでたいことなのになんでヒミツなの?」
マリモ「まだ、決定した事じゃないからです!」
モノ「わかったにゃ・・・」

モノはそう言って部屋を後にしたが・・・結局バレる事になったのは言うまでもな
かった・・・

今回の話はフィクションです(念のため・・・)

(鮮血少女 モノクロッドさん作)

―FTT城・兵士長自室―

ONEMAN
「で・・・ 側近殿の色恋沙汰を報告しに来た・・・ っと」

モノクロッド
「いやー まさか、あのお堅いマリモ君に相手が居たなんて知らなかったヨww
 あー 半年分笑ったネ〜♪」

ONEMAN
「あー 面白い情報を伝えてくれた事には感謝するが…
 オマエさー 自分の事は必要以上に隠そうとするクセに
 他の人のヤツはバラす・・・って、そりゃー無いと思うぞ?」


そこは痛いトコロだったようで
笑いながらもしかめっ面をする教育長。

そんな事を考えもせず、暴露に楽しんでいたようだ。

ONEMAN
「・・・いつかバチが当るんじゃねぇか?
 教育長って昔は真面目だったんだろ?
 最近の教育長は、仕事もロクにしてねぇじゃねぇか
 親父達、元老の奴等もお前を庇うのに必死らしいぜ? ちったぁ仕事しろよ。」

モノクロッド
「あ゙ー! もうっ! うっせーうっせー!
 ワタクシにだって真面目になる方法くらいあるんだからネ!」


そう言うとポケットから、あめ玉を取り出す。

ランプが以前、教育長に渡したモノだ。


モノクロッド
「こいつさえ食べれば私は真面目になーるーの!」

ONEMAN
「・・・ふーん… 食えば?」

モノクロッド
「う… そ、それは・・・」


流石に「はい、そーですね」と食えるもんでもない
食べた瞬間、自分の体が自分の物では無くなってしまう。

流石に100年以上もこの体を使っていれば、愛着も沸いて来る。

モノクロッド
「なんつーか… これ食べると、私のオリジナルの人格が蘇ると思うんだよね…
 だから食べたくないなー・・・ なんて… ・・・スマン!」

ONEMAN
「・・・ったくよー 食う気がねーなら、最初っからそんな事言うなよなー!
 兎に角! 元老の奴らの為にもちゃんと仕事しろよ!
 俺だって、オヤジの面目立たせる為に、メンドクセー仕事をやってんだからさ」

モノクロッド
「うぅ・・・ 解りましたよぉ… はー…」


マリモの色恋沙汰を話のサカナに盛り上がろうと思っていたが
これでは説教ばかりで、楽しめそうにも無い。

兵士長の意見もかなり筋が通っているので

教育長は、立ち上がろうとした所・・・


バキッ

モノクロッド
「うぉあ っと!!」


教育長の腰掛けていたイスの足が折れた。
そのショックで勢いよく仰向けにすっ転ぶ ・・・かなり痛そうだ。



ヒュゥゥゥーーー


・・・ポト



モノクロッド
「・・・ってて… ついてねーな… ん? ん? 何か喉に…」

ONEMAN
「ま、待て! それを飲むな!!」

モノクロッド
「…んっく… あ? 何言っt・・・ あ・・・」


ドサッ


あめ玉を飲み込んだ教育長は、その場にへたり込んだ。

顔色は真っ青

目を閉じたまま微動だにしない。


ONEMAN
「お、おい! 大丈夫か!!
 ・・・・そうだ! とりあえず消化する前に吐き出させれば!」


それを閃くと、抱き起こして背中を叩いたり
お腹を押すが、中々吐き出さない。


モノクロッド
「つっ…!  頭…痛い・・・」

ONEMAN
「気が付いたか!? っだーくそ! こんな時にゼロワンは居ねーし…!
 ・・・とにかく医務室に行った方が…
 とにかく気をしっかり持てよ!教育長!!」

モノクロッド(?)
「・・・・きょ、教育長だと・・・?
 …お前は・・・何を言っている・・・?」



右手で頭を抑えながら、抱き抱えた「彼女」は確かにそう言った。

2日後。


ONEMAN
「・・・大丈夫か? ・・・えーと… 紅葉… だったよな?」

オリジナル
「今まで通り【教育長】あるいは、【モノクロッド】で、構わない。
 ・・・大体の話は、キルスレスから聞いた。
 あいつ強がってたけど… 内心、悔しそうだったな。」


穏やかに語るモノクロッド(オリジナル)
魔剣と違い、凛としたタイプの人間だ。

中身が違うだけでこうも違うものなのだろうか?



オリジナル
「お前には世話になった。礼を言う。
 ONEMAN・・・・ と、言ったか… 有り難う。」

ONEMAN
「あ、ああ… まぁ お前は状況を把握する事だけ考えとけよ
 お前は教育長なんだし…」


教育長は、病気で意識が無い・・・ っと、言う事に表面上は、なっている。
あの場は、2人だけだったので教育長が気を失ったフリをすれば
他の人間を欺くのは容易だ。

本人の状況把握のためにも、数日は必要だ。


オリジナル
「フ、フフ… 気が付けば、王族の教師だとは…」

モノクロッド
≪うっせーうっせー こんなん朝飯前だっつーの!
 へっへーんですよーだ!≫

っと、

横に立て掛けてあったキルスレスが、いきなり喋る。

・・・どうやって喋っているのかは解らないが…


キルスレスの声は今までと変わらない。
どうやらマスターと同じ声になるらしい・・・

ONEMAN
「・・・そろそろ仕事もした方がいいぞ…
 お前がキルスレスって読んでる奴は、不真面目だったから
 城中、仮病で休んでるって思ってんだ。
 何もしなくていいから、形だけでも仕事しとけ!」

オリジナル
「了解した。 …それと、不自然だとは思うが、キルスレスは持ち運ばせてもらう。
 今まで私の体が世話になった分、コイツとは共に生きようと思う。
 ・・・では、私は姫の授業に出てこよう。」

モノクロッド
≪あーそうそう兵士長さーん!
 ゆっくりしてってもいーけど、出る時はちゃんと鍵かけろよー!≫


そう言うと「教育長」は、キルスレスを鞘に移し
部屋から出ていった。


ONEMAN
「・・・・正体バレねぇのかな… まぁ そんな事思う奴なんて
 居るワケねーか…
 教育ty… じゃなくて、キルスレスだって付いてるし…」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


モノクロッド
≪ふーん 城の構造は覚えたんだ?≫

オリジナル
「ああ、帝国時代は敵国の城砦陥落には、いち早く敵城の構造を
 把握しなければならない。 正式な地図も頂いたし・・・
 こう言うのは得意分野だ。・・・まぁ この国は平和国家のようだが…」


端から見れば独り言にしか見えない会話。
まぁ 周りには誰も居ないワケだが、


フロート
「あ、教育長さん。」


・・・どうやら居たようである。


オリジナル
「ん? 貴方はd…」

モノクロッド
≪あー フロートちゃ〜ん♪
 今日の摘み食い用のオヤツ用意しといてくれたかにゃ〜?≫

フロート
「はいは〜い♪ 今日はアップルパイですよ〜♪
 楽しみにしてて下さいね〜♪」

モノクロッド
≪ッシャァァァーーー!!! 全部食ってやるにゃぁぁーー!!≫


声が同じなので、
まさか後ろの剣が喋っているとは思わない料理長。

それだけ言うと、忙しいからか料理長は、走り去っていった。


オリジナル
「・・・なぁ キルスレス…
 お前って、摘み食いなんかしてるのか? ってかさ… 「にゃー」って何?」

モノクロッド
≪摘み食いは腹が減ったらするもんにゃぁぁーーー!!
 「にゃー」は、ニャーですのにゃぁぁーーー!!
 それと、摘み食いの時は体を貸すにゃ!! これだけは譲れねぇーー!≫

オリジナル
「・・・・・お前って… 性格変わったな…」

モノクロッド
≪フフン♪ 偉いだろ?≫


それから彼女と魔剣は、普通に授業に勤しんだそうです。(ぁ

(たかのっち さん作)

〜FTT城 廊下〜
たかのっち
「教官〜、調子はどうよ〜〜〜?」

オリジナル
「ん?彼方はd…彼方はまさか、、、」

モノクロッド
<<ありゃ、、、ティアちゃん来ちゃったよー。ォィ、、、>>

たかのっち
「ん、、、?何、教官珍しー。キルスレスじゃん、どーしたのさ?」

オリジナル
「この人って、あのー、何処かの大国に追われた人だよな?キルスレス?
  正気の頃、一戦交えた気がする、いや別人か?性格が違い過ぎる、、、」

モノクロッド
<<同一人物、たかのっちちゃんだにゃー。現在はFTTの参謀長だにゃ。>>

たかのっち
「何か怪しいなー、オィ?何か隠していないかなー?」

ONEMAN
「ちょ、、、、、たかのっち!!!」

たかのっち
「うおぁ!?ONEMANさん、どーしたんですかー?」

ONEMAN
「急に仕事が入ってな、この前の件で溜まってたんだよ、手伝ってくれるよな?」

たかのっち
「はーい、、、じゃーねー、紅葉ちゃんw 後、教官www」

オリジナル&モノクロッド&ONEMAN
「は・・・・!?」

たかのっち
「だってさー、26行前〜21行前の会話よく聞こえてるしwww」

オリジナル&モノクロッド
「あ、、、、、」

たかのっち
「でもさー、キルスレス状態の教官が喋ると気持ち悪いねー。」

モノクロッド
「・・・・・フフフ♪・・・・・・・・」


その後、たかのっちがどうなったのか、同じ場所に居合わせた
オリジナルとONEMANしか知らない、知らない方が良い。(ぇ


(壬正さん作)
〜闘技場〜
今日の闘技場は、妙な熱気に包まれている。
司会「さぁ!始まりました、年に一度、FTT国主催の、武闘大会!まず、第1回
戦の第一試合は、「弐神」VS「龍乃顎」

壬「なんだ、あいつら、おかしな武器持ってるなぁ・・・
ちょっと、待てよ、あれ、真剣だぜ・・・」
仁「ん?本当だ。」
仁&壬「・・・・・・・・・・・・・やべェ、死ぬ」
壬「レフェリー!あいつ等の武器見てみろ、あれは真剣だぜ!」
レフェリー「・・・・・・」
周りの、声援の為聞こえていないようだ・・・

レフェリー「第一回戦始め!」
壬「おい、仁、一気に、けりつけるぜ!」
壬「魔眼よ、行け!」
仁「大いなる咆哮を、轟かせろ、影槌!」
ドン!
早かった、圧勝だった。
レフェリー「チーム【弐神】一回戦突破」
壬「最後まで気づかないって、アホだろ、あのレフェリー・・・」

そして、次々と、試合が始まっていった。
たかのっち「やっぱり、私も出るわけだ・・・orz」

壬「参謀!武器、貸しに来ました。仁、影槌。」

仁「参謀、くれぐれも、扱い方を間違えないで下さい。」

たかのっち「へ?武器を、貸すって、その、影槌を?」

仁「はい、そうですね。あと、扱い方ですけども、5発撃つ度に、リロードして下
さい、あと、トリガーは、ハンドグリップを、必ずつけた、状態で発砲してくださ
いよ。ちなみに、影槌の重さは、30キログラムほど、あります。反動も、半端じゃ
ないですので、注意して下さい。」

壬「俺からは、投げナイフを、60本ほど。大事に使ってくれよ。」

たかのっち「・・・影槌、重っ!」

司会「さぁ、第1回戦の最終戦は、「最強の長」VS「異端者」です」

レフェリー「始め!」

たかのっち「どうすれば、いいんだよ。とりあえず、撃つか?」
チュドーン!
レフェリー「?何が起こった?」
たかのっち「あわわ、死んだりしてないよな?つーか、偽弾だよなぁ・・・」
レフェリー「ダウン!1、2、3、4、5・・・・・勝者「最強の長」

壬「おい、あの弾さぁ、撤鋼榴弾だよなぁ?」
仁「あ、玉入れ替えるの忘れてた・・・・」
仁&壬「まぁ、いいか」

半端じゃない威力の、弾だった・・・圧勝!

壬「はぁ?大会中止!?ふざけんなよ!」
司会「ですが、警備隊の、方々から、爆弾が見つかったとの、連絡が入ったんで
す!」
どうやら、闘技場のどこかに、爆弾が仕掛けられたらしい、はっきりいって、テロ
だ。
たかのっち「とりあえず、爆弾を探せ!犠牲者をだしたいのか?私は、増援を頼ん
でくる。」
司会「えぇ〜皆さん、騒がずに聞いて下さい。とう、競技場に、爆弾が仕掛けられ
ています。すみやかの、非難して下さい。」
人々が、パニック状態になり、逃げだした。怪我人も出てしまった。
断空 剣「なんで、こんな、連絡をしたんだ!こうなることは、解っている、筈な
のに。」
仁「教育長、怪我人を、運んできます。今日くらい、ちゃんと、手当てして下さい
よ!」
モノクロッド「まかせなさい」
この人も、いつと無く真面目だった。
壬「怪我人を運ぶぞ、仁!」
仁「うん」
1時間後・・・
爆弾は、発見された・・・不発だった。
この、事件は、全国で知られた。
怪我人150人内「重傷者30人」
壬「大会を、台無しにしやがって、犯人がわかったら、絞めてやる。」
仁「あんたが言うと、現実味があるから、止めてくれ」
壬「断る」
〜〜〜大会終了〜〜〜

(ピカ姫様の側近マリモさん作)

側近のマリモが自分の部屋に行ってしまった後、側近部隊の部屋では・・・

シン「ハァ、隊長ったら逃げ出しちゃったよ・・・・」
隊員A「あれじゃぁ、あの写真は彼女ですって言ってるようなもんだよ」
隊員B「え?やっぱり彼女だったんですか!?」(ビックリ)
隊員C「アホ!彼女じゃなかったら、隊長は教えてくれるよ!」
???「へぇ〜!マリモには彼女がいたんだねぇ〜・・・・」
 部屋の扉にもたれかかっていた人物が話しに加わってきた・・・
シン「あ!トクジ隊長に勇馬副隊長!」
トクジ「マリモもいい年だから、そろそろだとは思っていたが・・・」
勇馬「マリモ隊長に彼女がいただなんてオレは初耳です・・・」
シン「そう言えば、トクジ隊長はマリモ隊長と幼馴染だそうですね?」
トクジ「あ、ああ!アイツとは子どもの頃から一緒に育ったからなぁ!でも、彼女
が居ただなんて・・・あんまり言ってくれなかったなぁ〜オレ達は隠し事なんてし
ない仲だったのに〜」
勇馬「隊長、マリモ隊長も悩んでるんですよ・・きっと・・・・」
隊員A「マリモ隊長は写真を見ては、ため息ばっかりついていました。」
トクジ「あ、あいつが・・・・ため息かぁ・・・」

           〜マリモの部屋〜
マリモ「ハァ〜・・モノ殿に言ってしまった・・・口止めしたけど・・・・」
トクジ「あの人に言ってしまったのかよ!なら確実に言いふらされるな!」
マリモ「う、うわぁ〜!」
マリモはトクジにイキナリ後ろから話しかけられた為に驚いてイスから落ちてしま
った・・
トクジ「フッハハ・・・オマエの驚いた時の表情はいつ見てもおもしろいな!」
マリモ「オレはおもちゃか!」
トクジ「その必死な所もおもろい!」
マリモ「くぅ・・・」
トクジ「それよりな、モノ教育長に言うってことは・・・他の人々に知られるって
ことと一緒だろ!」
マリモ「あ!・・・」(後悔・・・・)
トクジ「と〜こ〜ろ〜で〜!オマエの彼女は誰だ〜?」
マリモ「え?・・・・」(モジモジ・・・)
トクジ「オレ達の仲で隠し事はなしだろ!」
マリモ「・・・・本当に誰にも言うなよ!」
トクジ「ああ!絶対に言わない!」
マリモ「・・・こ、この人だよ!!」
トクジ「はいけ〜ん!・・・・・・!!!!オイ!コイツは???」
マリモ「そ、そうだよ!アイツだよ!」

トクジ「ま、まさか、マリモが・・・・あ、あの・・・ヒトミと!?」
マリモ「う、うん・・・・」(真っ赤)
トクジ「おまえ!いつから付き合ってたんだ?」
マリモ「オレ達が・・・ここにスカウトを受ける3ヶ月前から・・・」
トクジ「えっ!そんな時からぁ?ハァ〜彼女も・・・よくマリモと付き合うように
なったなぁ〜」
マリモ「どういう意味じゃ!」
トクジ「まっ、それで、婚約して、結婚するんだろ!?」
マリモ「う・・うん・・・」(さらに真っ赤)

モノ「・・・・やっぱり、側近ちゃんは・・・色恋沙汰に夢中なのかぁ・・・いい
ねぇ〜もし、結婚したらどうするんだろうねぇ〜」
2人は部屋の外から聞き耳を立てているモノには気付かなかった・・・

(壬正 さん作)
壬「教育長・・・何してるんすか?」
小声で、尋ねた。
モノクロッド「!?あぁ・・・まぁ、いろいろと・・・」
明らかざまに、教育長の様子がおかしい。
壬「うそ臭いなぁ〜」
モノクロッド「!?!いや、ぜんぜん隠し事なんてこれっぽっちもしてないニャ
〜」
やはり、怪しい・・・
壬「まぁ、いいか。」

〜壬の部屋〜
壬「なぁ、教育長、怪しいよな?」
仁「うん、そうだね〜」
壬は、影槌を取った。
壬「透視をあわせてっと、スコープもあわせると・・・」
仁「何、してるの?」
壬「気にすんな」
壬は、スコープの位置を変えて、側近の部屋を、透視した。

壬「おい、あの、側近のお偉いさんがさぁ〜顔真っ赤だぜ。」
仁「恋沙汰!?」
壬「多分、そうだ。」

また、人の秘密を知った、二人だった・・・

(ピカ姫様の側近マリモさん作)

この日は雨が土砂降りで、雷が鳴り響いていた・・・
ここはFTT城の敷地の中でも少し離れた場所にある建物。

JAM「OZMAよぉ〜、また研究かよぉ?」
OZMA「そうだ、この研究を完成させて、我々が天才集団であることを認めてもらう
のだ!」(ヤル気満々)
JAM「でもよぉ〜、いっつも、そのヤル気が空回りしてるじゃないですか?」
???「たいちょうぉ〜。」
2人がなにやら話していると1人の少女が入ってきた・・・

OZMA「あのなぁ、KAT!そのヤル気のない言い方はやめろといってるだろぉ!」
KAT「えぇ〜?でもぉ〜」
JAM「いくら、オレ達がFTT城有数の天才集団、『リアクター』ですが・・・」
OZMA「あんずるな!この研究が成功すれば、兵士団の武器が強化できる!」
JAM・KAT「・・・・・・・」

OZMA「な、なんだ!その微妙な間は?」
KAT「だってぇ〜・・・この国は平和国家だからぁ〜」
JAM「武器強化は必要ないかと・・・・」

(たかのっちさん作)

OZMA
「・・・!!! そうだ!アイツだよ、たかのっち中隊長!」

KAT&JAM
「・・・・・・・・ハァ?・・・・・・・」

OZMA
「あの人は、確か戦乱時代から生きている筈だ!武器関係は好きな筈!!!
 アイツを利用するんだ。何、我々の頭脳を持ってすれば、造作も無い!!!」

たかのっち
「だぁ〜れをその良ろしい頭脳で利用するんですかぁ???
 ハッハッハ。正直、兵器開発には興味が無いんでねぇ、、、残念。
 君達さ、『零式艦上戦闘機』って知ってる?知らなかったら話にならないねー。
 それは、旧日本軍が第二次世界大戦中に・・・・・・・・・・」

JAM
「(ちょ、、、この人いきなり出てきて何なんだ?色々な意味で怖いよ、、、
   何だよ、旧日本軍って、、、、、コイツ、ヤベェよ、、、、、、)」

KAT
「(この人って唯の危ない人じゃーないのぉーーー?)」

たかのっち
「んじゃ、帰るけどさー、この私を利用なんて無理な話だから、
 天才でも何でも諦めなーーー♪ じゃーねーwww」

OZMA&KAT&JAM
「ウ、、、、、ウゼェーーーーーー・・・・・・・。」


まぁ、その後この話を聞いていたのか黒逝にたかのっちは追い回されたそうです。

( ピカ姫様の側近マリモさん作)

マリモ「う・・ん?」
バシュッ・・・どこから取り出したのか、マリモはクナイを壁に向けて投げた。
トクジ「お、おいっ!急にどうした!?」
マリモ「・・・・人の気配を感じた!誰かがこの話を盗み聞きしてる!」(目でトクジに
合図をする)
モノ「うっわ〜・・・バレたかにゃ〜」
トクジ(マリモの合図をみて)「・・・・・気のせいだろ!」
モノ「ほっ。よかったにゃ〜。側近ちゃんも大したことないにゃ〜。」
しかし、そんなモノの後ろに人影が・・・

マリモ「モ〜ノ〜ど〜の〜!!」
モノ「ヒッ!どうしたにゃ?」
トクジ「教育長!人の話を盗み聞きしてましたね!?」
モノ「な、なんと事にゃ?私は今ここを来た所にゃ!」(あわてて、シラをきる)
マリモ「ほう、そうですか、じゃぁどうしてONEMAN兵士長がオレの色恋沙汰を知っ
てるのでしょうか?」
モノ「それは〜・・・きっと、兵士長がどこかで聞いていたんだよ!私のせいでは
ない!」
トクジ「そうですか、・・・・」

モノ「フゥ・・・この2人はやっぱり気付いてないみたいにゃ。」
マリモ「あっれ〜、このモニターにモノ殿が写ってる!」(わざとらしい)
トクジ「本当だ!この時間は今さっきの映像だ!」
モノ「ハァ?どういうことにゃ?」
そこにはモノが2人の話を盗み聞きしている映像が写っていた・・・
モノ「こ、これは?」
マリモ「モノ殿、あそこを見てください。」
マリモが指差した所には監視カメラがあった
モノ「こ、これは・・・に、逃げるか勝ちにゃ!」
マリモ「あ、待て!モノ殿!!!!」
トクジ「落ち着け!マリモ!」

(壬正さん作)

モノクロッド「捕まって、たまるかにゃ〜」

マリモ「モノ殿〜!待て!」

バタバタバタ・・・

壬「うっせぇ〜なぁ〜!オイ!廊下ぐらい静かに歩・・」

仁「ん?あれ?恋沙汰の側近サン!」

モノクロッド「!?何で、それを知ってるかにゃ?」

マリモ「モノ殿ォ、この、人たちにも、教えましたね?」

仁&壬「教育長からは、一切、聞いてませんよ。」

マリモ「何で、じゃあ、君たちは知ってるんだね?」

壬「うん・・・まぁ・・・うん」

モノクロッド「壬たちも、逃げるにゃ!」

壬&仁「はぁ?」

マリモ「待て〜!」

モノクロッド&壬&仁「あわわ、ヤバイ!」

壬「逃げろ〜!」

また、対象が増えた・・・

(ピカ姫様の側近マリモさん作)

仁&壬&モノ「逃げろ〜!」
バタバタ・・・
マリモ(激裏モード)「マァテッ!コルァ!」(いつの間にかモードチェンジしてい
る)
バタバタバタ・・・(激走・・・)
すると、モノたち3人の前にトクジが表れた!
モノ「チャンスにゃ!彼はマリモ君の幼馴染だから落ちつかせてくれる!」
バタバタバタ・・・
トクジ「・・・・いでよ、焔丸!」
仁&壬&モノ「えぇ〜??」
トクジ「フレイムスラッシュ!!」(焔丸を使った時の技。モチロン手加減してい
る)
モノ「わぎゃ〜!な、なにするにゃ!」
仁「マリモさんの恋沙汰を知ってしまっただけで・・・こんな目にあうなん
て・・」
壬「も、もしかして・・知られたくない事でしたか?」
トクジ「・・・・アクアストリーム!」(天流の技。水属性。これも手加減してい
る)
壬&仁&モノ「うわぁ!つ、冷たい!!」

トクジ「アイツ(マリモ)は、まだこの事をどうするか迷ってるんだ!あんた等がマ
リモをおちょくるとアイツが追い詰められてしまうんだ!」
マリモ「ト、トクジ・・・」
トクジ「!マリモ、この3人にはオレがキツク言っておくよ!」
マリモ「あ、ああ!」
マリモは落ち着いたのか・・・部屋へと戻っていった・・・

モノ「・・・トクジ君はマリモ君の事気にならないのかにゃ?」
トクジ「・・・モチロン気になる!」
仁「なら、どうして・・・」
壬「俺達をこんな目にあわせるんだよ!」
トクジ「・・・・それは、あんたらに知られると、城の者全員に知られるから
だ!」
壬&仁&モノ「・・・・・・・」(言い返しが出来ない)
トクジ「これは、まだ極秘なんでな!あいつも幼馴染であるオレにさえもなかなか
相談してくれなかったんだ!」
モノ「でも、気になるにゃ!」
トクジ「だったら、・・・・あっ!」
モノ「ど、どうしたにゃ!?」
トクジの後ろに忍び寄る影・・・

マリモ「ト〜ク〜ジ〜!お・ま・え〜!」
トクジ「や、やるっていうのか?」
マリモ「やってやろうじゃんか!」
仁「け、ケンカはよくないよ」
マリモ&トクジ「ケンカじゃない!」
マリモ「これは、オレたちの・・・男と男の勝負だ!」
トクジ「そう、これまで100勝100敗の五分・・・これで1歩リードしてや
る!」
壬「ケンカじゃないなら・・・やめろよ!」
マリモ&トクジ「うるさいっ!」
マリモ「トルネードスピン!」
トクジ「アクアストリーム!」
壬に対して2人の技がヒット!
壬「な〜じぇ〜〜〜〜〜」(お空の彼方へ飛んでいく)
トクジ「さぁ、おっぱじめるぜ!」
マリモ「覚悟しろよ!」
モノ「お!勝負か!よし、ファイト!」
仁「教育長、煽ったらダメぇ!」
マリモ「こいっ!グランドエェ〜ッジッ!」
トクジ「いでよ、雷丸・焔丸!」
2人はお互いに自分の武器である剣を呼び出した!(どっから出てくるんだと言う
突っ込みは受け付けない)

マリモ「グランドスラッシュ!」
トクジ「ふん、サンダーボルト!フレイムスラッシュ!」
マリモ「なんの、ウィンドスプリーム!」
トクジ「アクアトルネード!」
・・・・・・30分経過・・・・・・・
マリモ「ハァ・・ハァ・・・」
トクジ「こ、今回は・・・ひ、引き分けかぁ・・・」
モノ「引き分けぇ〜?」
仁「あんた、楽しんでただろ!?」
トクジ「また、強くなったな!」
マリモ「おまえこそ!」
2人の絆はさらに強くなった。
マリモ「これで、100勝100敗100引き分けだな!」
トクジ「ああ!そうだな!まぁ、この成績だからこそ、今の俺たちがあるんだよ
な!」
2人は側近部隊の部屋があるほうへ歩いていった・・・・
モノ「・・・・・・この無残に壊れた廊下はどうするんだにゃ・・・・・・」
仁「・・・・・さぁ?どうするんでしょうね・・・・・・」


(壬正さん作)

〜FTT城外〜

壬「くぁ〜。死ぬかと、思った。にしても、恋沙汰発覚で、あんなに、躍起になる
か?フツー、じゃ、ねぇぜ。にしても、強いなぁ〜。アイツ・・・」
バタン!
仁「お帰り〜。壬。」
どうやら、仁が、城門で、待っていたようだ。
壬「どうも。」
〜FTT城内〜
壬「マリモは、いるかぁ〜!」
廊下で、壬が、怒鳴った。
仁「どうしたのサ?しかも、あの人は、一応、側近だよ?」
壬「お偉いさんだからって、容赦は、しないぜェ〜あの時、魔眼を使えばよかった
なぁ〜。」
どうやら、「リベンジ」を、企んでる様だ。
マリモ「なんだ〜?一体誰が・・・」
壬「よう、側近のお偉いさん!よくも、魔術で、ふっ飛ばしやがったな?」
マリモ「あぁ〜、あのことか、一応、謝るよ。」
壬「謝れなんて、一言も言っていない。リベンジを、申し込む!」
マリモ「ハァ?」
壬「翌日の、12時ちょうど、闘技場にて待つ!」

〜翌日、闘技場〜

壬「待ってたぜェ〜。じゃあ、ちゃちゃっと、終わらせようぜェ〜」
マリモ(軽く、あしらってやるか〜)
仁「始め!」
壬「目覚めなァ〜、魔眼。」
壬の、目つきが変わった・・・
マリモ「トルネードスピン!」
壬「残念。もう、少し、早くないと、俺には、当たらないぜェ〜」
マリモ(一筋縄じゃ、いかない様だね・・・)
3時間後・・・
壬「まだまだ、活けるぜェ〜」
マリモ(マズイ!ばてて来た・・・)
トクジ「いい加減、二人とも、辞めろよ!」
壬「うっせェ〜なァ〜」
仁「本当に、やめないさい!壬!」
壬「・・・・・・仕方ないな。そんなに、頼まれたら、辞めるしかないなァ〜お偉
いさん!手ェ貸すぜ。」
マリモ「すまない・・・」
〜FTT城内〜
壬(仁の、頼みとなれば、辞めるしかねえよな〜)

壬は、仁に頭が上がらないようだ・・・

( 鮮血少女 モノクロッドさん作)

【FTT城・教育長自室】


オリジナル
「・・・で、こうなったワケか」

モノクロッド
「はいはい〜♪ そうでーすw」


側近とトクジの喧嘩でしっかりトバッチリを食らっている教育長。
オリジナルからしてみれば、目が覚めたら服がボロボロ…

モノクロッドの時は、戦いの経験も無く心身ともに貧弱なので
一瞬、強盗か何かに襲われたのかとも思っていた。


オリジナル
「・・・私の体なのだから大事に使え!
 私は疲れてるから、もう眠る。」


・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・3分後

モノクロッド
「もう寝たかな・・・?」

オリジナル
「・・・・Zzzz…」

オリジナルが寝ているのを確認すると


・・・・憑依。


光とか煙とかその他もろもろの派手なエフェクトが教育長を包みこんで憑依完了。
はっきり言って、こんなエフェクト出さなくても
人格の入れ替えは簡単なのだが、教育長は面白いのでやっている(ぉ

モノクロッド
「あー OKOKw
 さ〜て、行っくか〜w」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「あ〜 あんな所で邪魔さえ入んなきゃ
 俺が絶対、勝ってたのにな〜」

モノクロッド
「や〜ぁ♪ 壬ちゃ〜ん♪」


「げっ!! 教育長!?
 な、なんの用すか・・・・?」

目の前に居るのは、ほぼ究極のトラブルメーカー

また、無理難題や変な命令をされるんじゃないかと
冷や汗が出てくる。


モノクロッド
「実は、マリモ君が風邪をひいたらしくてね」


「は、はぁ… それで?」



・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




・・・・・?

・・・・・・・・!?



「ま、まさか…」

モノクロッド
「前回、君がぶっ飛ばされたお返しに
 ちょ〜〜〜〜〜〜っとしたイタズラしちゃおうかと思ってネ〜♪」

無邪気で笑ったような仕草
だが、かなり陰険なオーラっつーかなんつーかを
壬は、体の5感全てで感じていた。


こ、こいつは今まで嘗てねぇ ヤベェ臭いがするぜ!!(コロコロコミック風)



だが、ちょっと間をおいて冷静に考える。


「・・・ちょっとした? ですか?」

モノクロッド
「うむ。そうだよ」


「命令ですよね?」

モノクロッド
「私は使用人全体のトップに立つ人物だけどぉ〜
 兵士にたいしてまで、指揮権無いんだよネ〜♪
 断るなら別の人に頼むから無理じいはしないんだけどにゃー」


「イノシシの如く、前向きに検討しましょう!!」

モノクロッド
「ッシャー さっすが壬ちゃんだにゃぁぁぁーーーーー!!!」


前向き過ぎる陰険さをかもしだす2人
ここまで来ると、近くをあるっていた使用人も知らん振り以外に
巻き込まれない方法は無い


教育長の恐るべき作戦が始動しようとしていた・・・!!

次回へ続く!(ぁ

(ピカ姫様の側近マリモさん作)

〜側近部隊の部屋〜
マリモ「イテテテッ・・・・」
トクジ「アホッ!ムチャしすぎなんだよ!」
マリモ「あの、壬ってヤロウ・・・やってくれるじゃんか!」
トクジ「ああ、でも・・・」
マリモ「ああ、あの魔眼ってやつコピーしたぜ!」
トクジ「オレもコピーした。」

〜壬の部屋〜
仁「おまえ、やりすぎなんだよ!」
壬「うるさいっ!・・・でも、あいつは思ったより・・・」
仁「おまえなぁ〜あの側近は手加減してたぜ!」
壬「ハァ?どういうことだ!」
仁「あいつ等は天流とか言う能力者の家系らしい・・・」
壬「てんりゅうぅ?なんだそれ?」
仁「詳しくはわからんが・・・戦えば戦うほど強くなる流派らしい・・・」
壬「フン、おもしろい!もう1度戦って・・・ボコボコにしてやる!」

〜格闘場〜
マリモ「なんだよっ!急に呼び出しやがって!」
壬「うるさい!さっきはよくも手加減しやがったな!」
マリモ「・・・バレてたか・・・・」
壬「本気で戦えよっ!」
シュッ!何かがマリモの頬をかすった・・・
マリモ「つっ!・・・・・」
マリモは頬に手を触れるとそこには血がついていた・・・
マリモ「・・・・・血!!!!!!!」
みるみるマリモの様子が変わり始める・・・・
トクジ「や、ヤバイ!」
仁「えっ?何がヤバイの?」
トクジ「アイツは自分の血、もしくは守るべき者の血を見ると超好戦的な戦闘モー
ドにチェンジする・・・」
仁「・・・・で、何がヤバイの?」
トクジ「アホ!アイツの戦闘モードはオレでも手足が出ないほどの強さなんだよ!
そして・・・あの状態で超最終究極奥義なんか使ったら・・・・・FTT城は崩壊す
る・・・」
仁「!!!!」(呆然)
トクジ「アイツは昔1度だけ使ってしまい、とある国を一瞬で滅亡させてしまった
ので、それ以来・・・必要最小限の能力以外は封印していたのに・・・・」

マリモ(戦闘モード)「・・・・」
壬「いくぜ!目覚めなァ〜魔眼!」
マリモ(戦闘モード)「・・・・・魔眼」
壬「へっ?な、なぜだ!」
仁「お、オイ!なんで、マリモさんまで魔眼が・・・・」
トクジ「ん?ああ、オレ達天流の能力者は1度でも戦った相手の能力は完全にコピ
ーして自分の能力にすることが出来るんだよ!モチロン、オレもコピーした。」
壬「ど、どうせ・・・モノマネだろ!いくぜ!」
壬がマリモにめがけて攻撃をくりだす
マリモ(戦闘モード)「・・・・・当たらない・・・・」
壬「は?当たったはず・・・なぜ?」
マリモ(戦闘モード)「・・・・奥義・・・・零次元圧殺・・・・」
その瞬間・・・壬の周りは無の空間に包まれた・・・
仁「な、なんだ!壬が黒い球体に閉じ込められやがった!」(外からはそう見える)
トクジ「・・・・・奥義をつかいやがったな・・・・」
壬「な、なんだ!ここは・・・!?か、体が・・・」
マリモ(戦闘モード)「・・・消えろ!」
マリモは目を閉じ、何かを呟き始めた・・・
マリモ(戦闘モード)「風が舞い、炎引き上げ、水踊る・・大地は裂け雷轟く・・」
仁「アイツ、何か唱えてるぜ!」
トクジ「ん?ヤバイ!マリモ、やめろ!!!!」
トクジが格闘場に乱入し、マリモを羽交い絞めにする。
マリモ(戦闘モード)「・・・・・邪魔だ・・・・」
マリモはトクジを投げ飛ばす・・・
ドサッ・・・
トクジ「クッ、しゃ〜ないか!・・・許せよ、マリモ!奥義、スプラッシュホール
ド!」
マリモは水の牢獄『スプラッシュホールド』に閉じ込められた。
マリモ(戦闘モード)「な、なにしやがる!トクジ!!」
トクジ「頭を冷やしやがれ!おまえ、壬を殺すつもりか!?」
マリモ(戦闘モード)「はっ!・・・・・」
トクジの一喝でマリモの状態が徐々に元に戻っていった。それと同時に壬にかけて
いた技も解除された。

仁「壬!」
仁は倒れこんでいる壬の所に駆け込んでいった・・・
壬「ハァ・・・ハァ・・・」
仁「壬・・・おまえ・・・」
トクジ「・・・すまなかった・・・マリモも悪気があって・・・」
仁「ああ、わかってる、この戦いを仕掛けたのは壬だからな・・・」
マリモ「・・・・もしかして、やりすぎたかなぁ・・・」
トクジ「バカヤロウ!やりすぎだ!もう少しで殺す所だったぞ!」
マリモ「・・・・ハイ・・・スミマセン・・・」
仁「・・・・・・」(2人をみてきょとんとしている)
トクジ「ワルイ、こいつ・・戦闘モードになってるときの記憶が殆んど残ってない
んだ!」
仁「・・・つまり、別人格?」
トクジ「ま、まぁ・・そんなもんだな・・・」
仁「・・・とにかく、オレは壬をつれて部屋に戻る・・・」
マリモ「1人で大丈夫か?」
仁「ああ!オレ1人で連れて行ける。」
仁は壬をつれて部屋に戻っていった・・・
トクジ「おまえなぁ〜・・・・」
マリモ「わ、わかったよぉ・・・手加減するよ・・・」
マリモは部屋に戻ってからトクジにお説教をくらいましたとさ・・・

(鮮血少女 モノクロッド さん作)

【FTT城・厨房】


「で、なぜ料理場に?」

モノクロッド
「マリモ君の優雅なデザートタイムin午後の紅茶に
 こ〜んなモンを出してみようかと…」


袋から何かを摘んで、壬の目の前にだす。
それは・・・


「うっ!! そ、そいつぁ一体!?」


出されたのは給食でよく出る牛乳パック。

何やら強烈な臭いが・・・


モノクロッド
「FTT中学校にて、雷牙君がお腹いっぱいで、
 とてもじゃないけど飲めなかった牛乳を机の中に入れといたら
 こーなっちゃった♪」


「凄まじい説明口調ですけど まさかそれって… 何日目?」

モノクロッド
「1週間のほど良い期間が
 濃厚な味と、ほど良いうま味成分を引き出しております。
 まさに、『天然のヨーグルト』!!!」


「ほ、ほほぅ これはこれは絶品ですなぁ♪」

モノクロッド
「こ、これをプププッ 側近殿にプククク…w
 お、おだ、お出ししようかと… 思っておりまプププ… アーッハッハッハ♪」


「で、でもプププ こんなに臭かったらプププ…w
 す、直にバレるんじゃ・・・? ックックックックwwwww」

モノクロッド
「ふ、ふふふ♪ そんなんジャパネット通販で買った、この
 ヨーグルトの香りの消臭リキを、2〜3滴垂らせば、なんとかなるなる♪
 さぁ! 行こうか!!」


【FTT城・側近自室】

マリモ
「うわー こりゃー美味しそうな匂いのヨーグルトですね〜
 高級品ですか?」

モノクロッド
「そりゃーもー こーきゅー品とかそー言うレベルじゃないんだよネ
 ジャパネットの通販で買ったヨーグルトですよ
 人さじ、2千円の高級品なのさ!
 まーこの前のお詫びって事で食っちゃらハピハピハイチューさんですよ〜♪」


この人は、よくもまぁ… こんなペラペラとでっち上げるなぁ…

・・・あ、食った。


パクッ


モグモグモグ・・・




マリモ
「うん! こいつは美味しいですね〜♪
 この風味と濃厚な味、そしてマッタリとした味わい…」


ΩΩ< ナ、ナンダッテーーーー!!!

マリモ
「ん? どうかなさいましたか?」



「っかしいな… そんなハズは…」

と、言って壬も食べて…

モノクロッド
「ま、まて早まるなぁぁーーーー!!!」


・・・・!?


「・・・・あー 側近殿! ワタクシめは用事を思い出しました!
 急ぎの用ゆえ、失礼させて頂きます。 では…!」


てくてくてく…


バタン。


ドギュンッ!!(ロケットダッシュ


モノクロッド
「案の定だったな… だから待てと言ったのに…」

マリモ
「ほほう… それはどう言う事ですかな? 是非、k w s k !」





   にゃー




この後、壬は教育長に従うのは危険と言うコトを認知し、
人間として、いやFTT城の人間として一歩前進したらしい。



ちなみに教育長は、全然こりてなかったりする。

( たかのっち さん作)

〜FTT城 廊下〜

ダダダダダダダダ…………!!!!!!!!!!(物凄いロケットダッシュ

たかのっち
「其処の君ィー、そんなに急いで何処へ行k、、、」

ダダダダダダダダ…………バタッ!!!


「オェェェェェ…………。」

たかのっち
「煤i ̄□ ̄;) 私を無視して、倒れて、そして吐いた!? …大丈夫か?」


「えぇ、、、大丈夫ですよ、無反動砲直撃よりも遥かに大きいダメージなんて 
 大した事は、、、ウゲェェェ………。畜生、、、教育長め、、、」

たかのっち
「大丈夫、その苦しみを教官にも味わって貰うという選択が有りますよ?」


「味わって貰いたいです、、、、、」

たかのっち
「よっしゃw 任せなさい♪  、、、作戦を説明するよ、、、w
 先ず、教育長の部屋に潜入する、そして、、、口を抉じ開けて、
 君を苦しめた物をドボン!!!!! そして野望は達成される。」

壬は、たかのっちの目論みも知らず、唯その『野望』の達成に励む訳だが、、、


〜FTT城 教育長自室〜

、、、、、、カチャ、、、、、、、、

オリジナル
「Zzzzzzz・・・・・・・。」

そう、寝ているのはオリジナル。オリジナルである。
まぁ、壬は知らない訳だが、、、

オリジナル
「……!? ………誰だッ!?」


「ひぃッッッ!!!!!!」

【此処からは都合の為音声のみでお楽しみ下さい】

ズドッ! ガゴッッ!! ズドドドド………ッッッ!!!  ・・・・・・・・・・

〜FTT城 廊下〜

たかのっち
「やってるやってるwww アッハッハ♪ 愉快愉快www」

その手には望遠鏡が握られている。そう、此処から望遠鏡で様子を見ているのだ。


この後、壬は参謀長にも従うのは危険と言うコトを認知し、
人間として真に残念だが、三日間人間不信に陥ったらしい。



さんぼーさんは全く懲りていなかったりする。

(壬正 さん作)

【親父襲来!】
???「すまない、壬 澄賽というものに、逢いに来たのだが、通してく
れ・・・」
兵士「どうぞ」
〜壬の部屋〜
マリモ「入るぞ〜おい!壬、親父さんが来てるぜ!」
壬「何!親父が?」
仁「!!」
壬「なんで、来る訳!つーことで、俺は、逃げる!」
ドン!
壬「お、お、お、親父・・・じゃぁな!」
親父「待て、そう逃げるな!」
仁「壬の、親父さんだ。久しぶりです」
壬「おい、そういうときだけ、猫かぶるな!」
親父「ちょっと、来い!」
壬「た〜す〜け〜て〜!」
マリモ「知るか・・・」

〜闘技場〜
壬「またか・・・なんで、こんなとこに、こないといけないんだ。」
親父「いいか、これから、魔眼の、強化系を教える!」
壬「!!あ、あれを?」
親父「そうだ、魔制を、無くして、完全に、開放する訓練をする。まず、魔眼を、
開け」
壬「おう。それで?」
親父「それを、24時間、ぶっ続けで、使え!」
壬「ハァ?」
親父「じゃ、さらば」
・・・・・・
壬「まァ、マリもにも、勝ちたいし、それでいいか・・・」

〜FTT城、壬の部屋〜

マリモ「何、魔眼を、開放してるんだ!」
壬「強くなりたいからだ・・・マリモ、誰も入れないような、部屋はないか・・・
迷惑かけたくないんでな・・・」
マリモ「あるぜ。連れて行ってやる。」

〜地下独房〜
マリモ「此処しかないが、いいか?」
壬「あァ、いいぜ、絶対、誰も、入れるなよ」



親父「24時間、耐えられるか・・・それとも・・・」

(ピカ姫様の側近マリモさん作)

つかつか・・・
マリモが壬を地価独房に案内して、自室に戻ろうとした時、マリモは城の廊下で壬
の親父さんに会った。

親父「あ、君は・・・たしか・・・」
マリモ「あ、ワタクシは、FTT城側近部隊隊長、マリモでございます。」
親父「そうか、君は壬を地下に案内してた・・・」
マリモ「え、どうして知ってるのですか?」
親父「わはははっ!それはワシ等一族の能力じゃよ!」
親父さんは大きな声で笑っている。

マリモ「壬殿の一族の能力ですか・・・(壬殿は強くなるために魔眼を開放しっぱ
なしで地下独房に・・・一体どんな修行だ・・・)」
とマリモが少し考えていると
親父「時にマリモくん!」
マリモ「は、はい!?」(ビックリ)
親父「お主は、ワシら一族ではないのに・・どうして魔眼が使える?」
マリモ「は、はは・・・」(笑ってごまかす)
親父「まさかとは思うが・・・お主、天流の家系の者か?」
マリモ「・・・・わかりますか・・・・?」
親父「まぁな・・・」
マリモ「そうですか・・・。確かにワタクシは天星流、風の能力者の家系の者で
す。」
親父「やはりな・・・・」(何かしらの確信)
マリモ「やはりなと言いますと・・・?」
親父「ワシ等の家系も天流何じゃよ!」(爆弾発言?)
マリモ「へ・・・・えええ!」(驚きすぎ)
トクジ「なに、大きな声だしてるんだよ!」
マリモの大きな声に気付きトクジがやって来た。
親父「ほう、彼は天冥の水使いじゃな!」
親父さんはトクジを見るなりトクジの能力を言い当てた!
トクジ「ちょ、ちょっと!なんだよ、このおっさん!どうしてオレが天冥の水使い
だってわかるんだよ!」(イキナリなので大慌て)
マリモ「トクジ!この人は壬の親父さんだ!そして壬の一族も天流能力者らし
い。」
トクジ「は・・ハァ?壬の一族が・・・天流?」
親父「そうじゃ!」(キッパリ)
トクジ「し、しかし〜壬には俺たち天流後継者特有のオーラは感じられなかっ
た・・・」
トクジは壬が自分たちと同じ天流の能力者の一族である事に疑問があるようだ
親父「そりゃ、そうだ!アイツはまだ完全に我が流派、天妖流、霊の能力者と認め
られておらんからな!」
マリモ「そ、そうなんですか?」
親父「そうじゃ、そして・・・今、壬が行っている最終試練をクリアして初めてワ
シの後継者・・壬が天妖流、霊の能力者として認められるのだ!!」
マリモ「ト、トクジ・・・天妖流って言ったら・・・」
トクジ「ああ、天妖流の属性は「魔」。魔を従え悪を討つ。毒を持って毒を制す
る、つまり・・魔を倒すには魔の力を使うって言う戦闘スタイルの流派だ!」
親父「あと・・君らは、20代と聞いているが・・・お主たちは自分の流派の能力者と
して認められているのかな?」
と親父さんは2人に質問をしてきた。
マリモ「モチロンです。ワタクシとトクジは幼馴染で偶然にも同じ年齢で2人とも
能力者の家系と言うことを知ったので子どもの頃から能力者としての修行を遊びの
代わりとして育ってきました。」
トクジ「証拠もありますよ!ほら!」
そういうと、2人は後継者としての証である指輪を親父さんに見せた。
親父「ほう、確かに・・・お主たちは後継者として認められた人間じゃな!」
親父さんの心の中で何かが変わったようだった。
親父「では、お主たちにも、魔眼の強化を伝授しよう!」
トクジ&マリモ「え、ええ〜っ!」
2人は親父さんの発言に驚いたようだ。
親父「お主らは壬の魔眼をコピーしたのだろう・・・?」
マリモ「は・・はい・・・」
親父「実は魔眼は天妖流の能力の1つなんだよ!」
トクジ「は・・はぁ・・・」
親父「お主らも知ってるだろう!同じ天流の能力は別の天流能力者も修行や戦えば
コピーも強化も可能だと言う事を!」
マリモ「は・・はい!」
親父「魔眼を強化するかね?」
マリモ&トクジ「・・・ハイ!強化します!」
こうしてマリモとトクジも魔眼の強化をすることとなった

(黒逝 かぐらさん作)

>>時間軸ズレてますが
>>軸的にはベリ子の投稿後になります。。

>>>


「畜生・・・教育長と参謀長め・・・」

かぐら
「どーしたん?顔色悪いけど」


「実は・・かくかくしかじか」


かぐら
「スマソ、かくかくしかじかじゃ分からんから、ログ読んでくる!」


「(何なんだ・・・?コイツは・・・)」


 小説において「ログを読んで来る」とはメチャクチャな奴だが、そこは「だってユーレ
イなんだもん!」と言うCuteな台詞で勘弁して下さい。
 マイクロパソコンでログを確認した黒逝は、冷ややかに笑みながら言った。


かぐら
「じゃあさ、ベリ子に同じ思いしてもらおっか」


 一瞬「デジャヴ!?」と思う壬であったが、そこは持ち栄えのポジティブシンキング
(残りMPは2)で乗り越える。
 が、忘れていた。壬は只今人間不信の真っ最中〜。



「もう人を信じられない・・・」

かぐら
「安心しなされ。私、人間じゃないC。善良な悪霊よォ!ユーレイさ!」


「じゃあ・・・どう言う策で!?」



 コイツ、メッチャ美味しいポジション持ってるな。イジメたろ。
 ドMなかぐらに宿る本の少しのS心がそうさせたと言いますか。口端だけで笑んだ黒逝
の目は冷たく見開かれており、これぞAKURYO!!!
 それに気付かない壬はZENRYO!!


かぐら
「作戦ねェ。ベリ子の部屋がこの廊下の突き当たりから三番目の部屋なんですよね。
 今は真夜中。奇襲戦法って奴ですよ。壬サン強いから、頭脳派のベリ子をねじ伏せて
 あんな事やこんなこ・・・じゃ無ェ、痛めつけるぐらい簡単やろ?それで逝け」


「はい!ユーレイさんありがとうございました!!!」


 ビシッと敬礼する壬。・・・スンマセン、いや、ホントに。マジでスンマセン。あらゆる事にスンマセン。

 勿論黒逝は壬をイジメる気ニクマンマンな訳で、最後の「それで逝け」に至っては字が違う。
いや、本人的にこれであっているそうですが。
 ソレもそのはず、突き当たりから三番目は「断空 剣」の部屋だ。奇襲を仕掛け様もん
なら、彼女の透き通った日本刀が壬を襲う。すっかりイジられキャラに仕立て上げられて
いる壬であるが、話はここでは終わらない。




かぐら
「さーて、今頃ボコボコに・・・アリ?」


 息を殺して(塚、元から息してないC)ドアの隙間から中を覗く。が、そこにはボコボ
コにやられた壬では無く、いきいきと、それはもう、人が変わったかの様にイキイキと断
空と会話する壬がいた。


かぐら
「えー、うっそーん」


 かと思いきや、二人は同時に立ち上がり部屋を出た。黒逝は見事にドアにぶつかるが、
今の二人は気付きやしない。ドアで打った鼻が痛い黒逝を余所に、隣の四番目の部屋・・・
 参謀長室に二人は向かった。



      * * *



断空
「隊長・・・覚悟!!」


 そこには思わず我目を疑うような光景が広がっていた。
 アレだけベリ子を慕っていた断空はベリ子を殴り、壬はその様を傍観する。サディステ
ィックに笑みながら(この時黒逝のM心に火がついたのは、まあ、内緒だ)。
 ベリ子は半分寝惚けつつも抵抗。そしてその抵抗は壬の打撃によって無効化。


断空
「いっつも私に雑用押し付けて!たまには自分でやれよ!!!!」



 半ドアを開け様子を伺っていた黒逝はスクリと立ち上がった。



かぐら
「とりあえずお墓は・・・あの牛乳のストローにしますか」





>>>
スンマセンスンマセンスンマセン。

(壬正 さん作)

ガン!ガン!・・・
壬「きついなァ〜。精神安定薬も無ェ。あと、1時間って、ところか・・・」

〜闘技場〜
親父「これより、魔眼を強化する。壬の様な、修行法ではないが、これより、始め
る。」
マリモ&トクジ「やりますか・・・」
親父「取り合えず、魔眼を開放しろ。」
マリモ&トクジ「あぁ」
親父「それでだ、壬の奴が、出てきたら、早速、戦いを引っ掛けろ。」
マリモ「えっ!何故?」
親父「魔眼を完全に開放したものと、魔眼を持つもので、戦う事で、魔眼が完全
に、開く。そうでなければ、もっとも、苦難な、道を自ら選ぶこと。だ」

(鮮血少女 モノクロッドさん作)

オリジナル
「・・・・おい…! お前はあの壬とか言う兵士に何をしたんだ?」

モノクロッド
「んー 力貸してあげただけで恨まれる覚えは―・・・あー待った待ったァ!!」

部屋に飾ってあった装飾用の剣を手にとった辺りで
ようやく焦るモノクロッド。

オリジナル
「・・・正直に言え
 嘘を言った瞬間、このノコギリを1回ずつ引いて行くから。」

モノクロッド
「まんま拷問じゃねーか!!」

ガリガリガリガリ…(ノコギリを引いた音。

モノクロッド
「えー まずですねー・・・」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

モノクロッド
「――・・って事だからー それが原因で私を恨んだんじゃ無いかなーって…
 思っちゃったりして…」

オリジナル
「そうか、それは酷い事をしたな…
 寝起きで私も切りかかってしまったし… 謝罪に行った方がいいか…」

モノクロッド
「えー メンドクセーじゃーん」


ガリガリガリガリガリガリガリガリ…


モノクロッド
「じゃあ早く行きましょう!時間が惜しいですハイ!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〔 兵士・宿舎 〕


「・・・な、何の用すか…!!」

オリジナル
「前回の事、申し訳ない事をした。
 そう思い、謝罪に来た。」


「そ、そう・・・ ですか。(何か様子が何時もと違うな…
 まぁ どうぞ上がって下さい…」


教育長(オリジナル)は、辺りを物珍しそうにキョロキョロしながら
中に入った。

てっきり(イメージ的に)汚い部屋だと思っていたがそうでもなく
綺麗に片付いている。


「壬。客人は誰d・・・ きょ、教育長殿!」

オリジナル
「少しの間、邪魔させて貰う。」


「(ホントどうしたんだこの人は… まさか罠!?)」


まぁ そう思うのも無理は無い。

オリジナル
「これは詫びの品として、霊魂街名物の一護大福だ。
 ちなみに中身は一護だけに苺らしいぞ。」


「これはこれはご丁寧に、有難う御座います。
 ・・・で、教育長殿。 詫びと言うのは?」

オリジナル
「うむ… 私が仕事疲れでイスにもたれて眠っていたところ…
 壬殿が、部屋に入ってきてな…
 不出来ながら武術経験のあった私は、驚き、
 とっさに壬殿に切りかかってしまったワケだ。」


「(な、何かいつもと全然違うぞ… はっ! まさか俺を陥れようと!)
 ・・・・そうはいくか!!」

と、壬は、いきり立つが
教育長はキョトンと壬を見上げている。

オリジナル
「どうした? 腹痛でも起こしたか?」


・・・・なんだか自分の方が悪い気がしてくる。

恥かしくなったのか急いで壬は、着席した。


「あ、いえ… なんでも…」

オリジナル
「これから壬殿になにか不満事、相談事があれば尋ねてくれ。
 出来るだけ贔屓するようにしよう。 …では、私は失礼する。」


バタン


「・・・噂と違って良い人じゃないか。
 普通は、自分より位の低い人物の元になんか謝罪に来ないぞ?」


「お、お前は騙されてる! アレは普段の教育長じゃねぇ!!」


「いや、騙されて無い。
 目をみれば、その人物がどの様な人格か解るものだ。」


「・・・・・そ、そうか…?」

あまりに自身たっぷりなのでツッコむ所が無い。


ちなみにその後の教育長を見て壬の人間不信が加速したのは言うまでも無い。

(壬正 さん作)

〜地下独房〜
仁「じ〜ん、入るよー!」
壬「・・・」
仁「壬?どうしたのサ?」
壬「・・・魔眼に、乗っ取られたみたいだ・・・体が、いうことを聞かな
い・・・」
仁「わかった、親父さんを、呼んでくるヨ!」
壬「頼むぜェ・・・」
〜闘技場〜
仁「親父さん!壬が、動かないんだ!ちょっと、来て頂戴!」
親父「!?な、何?今、行く!マリモ、トクジ!お前らも来い!」
マリモ&トクジ「わかった!」
〜地下独房〜
壬「・・・すまねェ」
親父「いいか、聞けよ、これから、対処法を教える・・・いったん、、魔眼に、身
を任せろ。それだけでいい。」
マリモ「でもだ、親父さん、壬から、聞いたんだが、精神崩壊を起こすって、聞い
たぜ?」
親父「毒を持って、毒を制すじゃよ、トクジが、言っただろうが・・・」
壬「おう、わかった・・・」

30分後・・・

壬「これで、いいのか?」

親父「これで、晴れてお前は、天妖流の後継者だ。ということで、ワシは帰る。」

マリモ&トクジ「ちょっと、親父さん!俺たちは、どうするんだよ!」

親父「御主らの、器ならば、勝手に出来るじゃろうて。あと、強化した魔眼の名前
は、【紫電魔眼】じゃよ。それじゃあ、さらば!」

仁「そういえば、壬?影槌の、改造を頼みたいんだけど、誰に頼めば、いいかな
ァ?」

壬「さァ、な・・・」

マリモ「リアクターに、頼めばどうだ?」

トクジ「それがいい」

仁「どうも、側近サン達」

影槌が、帰ってくるかどうかは、何にも、考えていなかったようだ・・・


(ピカ姫様の側近マリモさん作)

マリモ「・・・行っちまったよ、お前の親父さん・・・」

壬「・・・うん・・・スマン・・・」

トクジ「とにかく・・これで、お前は天妖流、霊の能力者として認められたん
だ!」

壬「・・・オレが・・・お前らと同じ流派の人間だったなんて・・・」
そう言うと壬は親父さんから受け継いだ指輪を見つめていた

壬「ところで、影近だが・・・」

マリモ「ん?リアクターに行くか?」

仁「そうだ!早く行こうじゃないか!」

トクジ「ちょっといいか!」
トクジが話しに割ってきた

マリモ「どうした?」

トクジ「なぁ、壬!オレ達の魔眼はどうすれば紫電魔眼になるんだ?」
トクジは壬に自分たちの魔眼がどうすれば強化されて紫電魔眼になるのかを聞いた

仁「おい、壬!側近さん達まで魔眼の強化をするのかよ!」

壬「どうやら・・オレの流派は2人の流派と同じ流派の流れを組むものらしい・・
そして、同じ流派の能力は共有できるそうだ!」

仁「でも・・闘技場で・・・トクジさんはコピーとか・・・」

トクジ「その時は、壬がオレたちと同じ流派だとは思わなかったからなぁ」

マリモ「しかし、同じ流派だとわかった以上・・オレたちも魔眼の修行をしなくて
はならない!」

壬「だったら、オレは天星と天冥の流派の修行をしなくちゃならないのか・・」

壬が少し考えていると・・・トクジが何かを思い出した。
トクジ「あ!そうだ!!天流で共通する重要な事を言い忘れた!」

壬「え?なに?」

マリモ「オイ、トクジ!あれは・・・ここじゃ別に・・・」

トクジ「そうかもしれないけど、一応言った方がいいだろう!」

仁&壬「え?何を言った方がいいんですか?」

マリモ「そ、それは・・・」
マリモは少し言おうか迷っていた・・

トクジ「えっとな、天流には、闘士・超闘士・聖闘士の3階級があるんだ」

マリモ「別に・・どれが偉いってわけじゃないけど・・戦闘力で区別されてるん
だ・・ちなみにオレもトクジも超闘士だ!そして、能力者と認められたばかりの者
は最初は闘士として能力者からは認知される。」

トクジ「うん!壬にも天流能力者特有のオーラが出てきた!」

マリモ「だな!紫のオーラが出てる!」

仁「え?オレには見えない・・・」(少し悔しい)

トクジ「スマン・・このオーラは天流の能力者しか見えないんだよ!」

壬「だからかぁ!マリモには緑、トクジは青のオーラがでてるんだ!」

仁「へぇ〜・・・」

壬「それとだな、お前等の紫電魔眼だな・・・もう完成してるよ!」

マリモ&トクジ「ええ〜!なにぃ〜〜!!」
2人は凄く驚いてしまった

壬「さすが、超闘士ランクと言うべきなのかな・・・その辺は能力者として認めら
れたばかりのオレにはわからないけど・・・」

トクジ「さてと、リアクター部隊の所に行くとするかな!」

壬「よし、頼むよ!」

こうして、マリモ・トクジ・壬・仁の4人はリアクター部隊の所に向かった・・・



(壬正 さん作)

〜リアクターの、建物〜

壬「どこだ!リアクターってよォ〜。ここの庭は、広すぎるぜ全く・・・」
マリモ「そう、贅沢を言うな。」
トクジ「そういえば、影槌って、魔銃なのかい?」
仁「えぇ、多分そうだと思います。影近にいたっては、呪の品ですから。」
壬「あァ、思い出す。初めて影槌に打たれたとき。死ぬかと思った・・・」
仁「影近に、乗り移られて、大変だったときもあるし。」
そうこう、意味の無い会話をしていると、リアクターの建物に着いた。

〜建物前〜

仁「あとは、道順覚えたから、3人とも、先に帰って、いいよ。」
壬「おうよ!」
カツカツカツ・・・
マリモ「影槌って、名前の、天流系の、武器があったような気が・・・」
トクジ「影槌・・・聞いたことは、あるなァ〜」
壬「まさか!あいつの家は、俺の家の向かいで、血筋がどうだとか、言ってなかっ
たぜ?」
マリモ&トクジ「つーか、お前は、何処出身だ・・・」
壬「東端の町」
マリモ「あの、治安が最悪に悪いところか・・・」
トクジ「確かに、そんな、街で、生きていく為には、そういう、性格に、ならざる
終えないな・・・」
壬「俺は、性格破綻者か?」
トクジ&マリモ「精神破綻者だ・・・」
壬「・・・orz」

その後、壬は、3日3晩、凹んだらしい。【疑心暗鬼】再び・・・

(ピカ姫様の側近マリモさん作)

その頃、FTT城側近部隊の部屋では〜

シン「隊長、マリモ隊長!」
しかし、マリモの姿はない・・・
勇馬「あ、シン!マリモ隊長はあの時から戻ってきてないぜ!」
シン「じゃぁ、トクジ隊長も戻ってきてないのか?」
勇馬「ああ、そうなんだ!だからオレが王子の資料を片付けているのだが・・・」
隊員A「副隊長、どうかされたんですか?」
隊員がシンの表情を見て聞いてきた。
シン「ああ!隊長にお客様がお見えになっているのだが・・・」
勇馬「ここで待っていてもらえば?」
シン「そうするか!じゃ、ここでお待ちになってもらえますか?」
??「ハイ!ありがとうございます!」
すると、部屋の中に入ってきたのは美しくどこかで見たことがあるような女性だっ
た。

勇馬「オイ!シン!」
シン「ん?なんだ!」
勇馬「もしかしたら、あの女性は・・・」
シン「うん、たぶんマリモ隊長の彼女だ・・・」
隊員A「隊長は彼女を呼んだのでしょうか?」
隊員B「でも、隊長はどうするか迷っていたような気が・・・」
シン「じゃぁ、あの人が自らここに来たって事か?」
勇馬「かもしれないな!」
シン「でもぉ・・・」
勇馬「どうした?」
シン「マリモ隊長もトクジ隊長もジパング出身者だろ・・・」
勇馬「でも、あの方もジパング出身とは限らないだろ・・・」
隊員A「でも・・もし、ジパング出身だとしたら・・・」
隊員B「かなり、長旅をしてきたと言う事か・・・」
隊員C「聞いてみるか・・・?」
そう言うと、隊員Cは女性が座っている所へ行った

隊員C「あ、あのぉ〜・・・・」
???「ハイ?」
隊員C「大変失礼なんですが・・・ご出身はどちらでしょうか?」
???「ハァ・・ジパングの西の地方ですが・・・・」
隊員C「あ、そうですか!わかりました・・・失礼します」
出身を聞くと隊員はそそくさとシンたちの所に戻った。
隊員C「オイ!やっぱりあの方はジパングの方だ!それに隊長たちと一緒の西の地
方の方だ!」
シン「やっぱり・・・」
とひそひそと話していると・・・
???「あのぉ〜・・・」
シン&勇馬&隊員たち「ハ、ハイィ!」(ビックリ)
???「あのぉ〜マリモはいつになったら戻ってきますか?」
シン&勇馬&隊員たち「やっぱり〜・・・・」

さてさてこの女性は誰なのだろう・・・・

(ピカ姫様の側近マリモさん作)
リアクターがある建物から出てきたマリモたちに誰かが走ってきた・・・
隊員A「ハァ、ハァ、・・・た、隊長!」
トクジ「オイ、どうした?息なんか切らせて・・・」
隊員A「マリモ隊長、探しましたよ!」
マリモ「何か急用か?」
隊員A「お客様がいらしております!」
マリモ「客?誰なんだ?」
隊員A「あ、あの・・・女性のお客様ですよ・・・」
マリモ「え?まさか・・・・」
トクジ「オイ、もしかして・・・」
マリモは顔が少し引きつっていた・・・
壬「オイオイ、顔が引きつっているぞ!」

トクジ「オイ、その客は今どこにいる?」
隊員A「えっ、部隊室にいますが・・・・」
トクジ「とにかく、戻るぞ!」
マリモ「あ、ああ!」
そう言うとマリモとトクジは隊員を連れて部隊室へ走っていった
壬「オイ、待ってくれよう!」


〜側近部隊の部屋〜
バタッ!と勢いよく扉を開ける
マリモ「客って誰だ!」
トクジ「お茶はいれたか?」
???「あ!ダーリン!!!」
といって女性はマリモに向かって走って行き抱きついた
マリモ「!!!!!!!」
トクジ「・・・・・・・」
壬「ハァハァ・・・やっと着いた・・・えっ!」
シン「・・・・・・・」
勇馬「た、隊長・・・」
隊員たち「・・・・・・」
ちなみに全員、女性の行動にビックリして声が出ない。しかも顔が真っ赤・・・
マリモ「ひ、ひ、ヒ・・ヒトミィィィィ〜〜〜!!!!」(超大声)
この超大声は城の者ほぼ全員に聞かれ噂はさらに広まったそうです・・・


噂の彼女登場で顔が真っ赤のマリモ・・・

ヒトミ「やっと、逢えたぁ〜!ダーリン!」
マリモ「・・・」
ヒトミ「ヤダ、顔が赤いよぉ?」
マリモ「・・・・」
彼女登場(つか急に抱きついてこられたので)まだドキドキしているマリモ
そんなマリモをみて・・
シン「ダーリンだってよ・・・」
勇馬「隊長って・・・」
トクジ「オイオイ・・・アイツをからかうなよ!」
しかし、部屋の外ではモノ教育長・ONEMAN兵士長・さらにはピカ姫・クレ王子まで
もが壁に耳をあてて盗み聞きしていた・・・

ヒトミ「ねぇ、何か喋ってよぉ!」(少し不機嫌・・・)
マリモ「・・・か、髪切った?」(ドキドキしてて上手く話せない・・・)
ヒトミ「え?うん、切ったよ!似合ってるでしょ!」
マリモ「うん、似合ってるよ!」
呆れてしまったのかトクジが話しに入ってきた
トクジ「ヒトミちゃん、久しぶり!コイツ、君が抱きついたもんだからドキドキし
ているんだよ!」
ヒトミ「あ、トクジ君!久しぶり!元気だった?」
トクジ「ああ!オレもアイツも!それより・・・あいつの顔見てご覧よ!」
マリモの顔を見ると、もう頭から煙が出てきそうなくらい真っ赤だった
ヒトミ「ダーリンったら・・・もう・・・照れてるのね!カワイイ^^」
トクジ「コイツの部屋で2人っきりで話したら?ほら、案内してやれよ!」
トクジは真っ赤になってモジモジしているマリモを見て怒鳴る・・・
マリモ「う、うん・・・こ、こっちだよ!」
ヒトミ「あ、待ってよぉ!」
ガチャ・・・マリモが扉を開けるのと同時に外で聞いていたモノたちは一斉に逃げ
て行った
そして・・マリモは彼女を連れて自室に向かった

トクジ「ハァ・・・やっと行ったかぁ・・・さてと・・・オイ!外でこそこそ聞い
ていた方々!!」
とトクジは廊下で怒鳴る(ちなみに運良くマリモには聞こえなかった)
モノ「・・・バレてかにゃ〜・・・」
ONEMAN「おもしろいのに・・・」
ピカ姫「あの、マリモが結婚するのぉ〜?」
クレ「あれじゃ、押しかけだな・・・」

トクジ「教育長に兵士長!それに、姫様に王子まで・・・・」
外で聞いていたメンバーにトクジは頭を抱えてしまった・・・

〜マリモ自室〜
ヒトミ「ここがダーリンの部屋?結構片付いてるんだね・・・」
ヒトミは部屋を見渡すとそう言ってソファーに座った・・・
マリモ「・・・何か出すよ!お茶がいい?コーヒーがいい?」
マリモはまだドキドキしている
ヒトミ「え?紅茶がいいなぁ!」
マリモ「うん、ミルク?レモン?それともストレート?」
ヒトミ「すぐ出来るものでいいよ。」
マリモ「・・・ミルクティーになるよ?」
マリモは少しづつだがリラックスしてきた・・・
ヒトミ「アタシも手伝うわ!」
と言うとヒトミは立ち上がる

マリモ「うん、だったらカップを取ってくれる?」
ヒトミ「あ!これね!・・・キャ・・・」
カップを取ろうとしたヒトミはバランスを崩してしまい・・・
マリモ「あ!危ない!」
マリモはヒトミを助けようとする・・・

・・・・・ドシンッ・・・・・・・
マリモ「・・・・・・!!!!」
ヒトミ「・・・・・・!!!!」
2人の間に微妙な空気が流れる
マリモ「ゴ、ゴメン・・・」
ヒトミ「え、いいの・・・気にしないで・・・」
マリモ(ど、どうしよう・・・偶然とはいえ・・・キ、キスしちゃった・・・)
ヒトミ(ダーリンとキスしちゃった・・・ヤ、ヤダ、顔が赤くなってる〜)

壬「うっわぁ〜あの2人キスしちゃったよぉ〜」
トクジ「2人とも、どうしたらいいかわからないみたいだな・・・」
シン「隊長、やっちゃえ!行くとこまで行け!」
勇馬「バカ!なに言ってるんだよ!」
ピカ姫「ねぇ、行く所までって何?」
クレ王子「ピカは知らなくていいことだよ!」
やっぱりマリモの事が気になって、野次馬と化したメンバー・・・

ヒトミ「・・・・ねぇ、・・・・・」
マリモ「・・・な、なに?・・・・」
ヒトミ「アタシがね・・・ここに来た理由はね・・・?」
マリモ「う、うん・・・なに?」
野次馬たち「・・・・気になる・・・・なんだろう・・・」


さてと、今回はRPGスレのマネをさせてもらおうかな・・・(パクルの?)

1:お嫁にきました!
2:別に彼氏が出来たので別れて・・・

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